イカゲームの最後では、ゲームの勝者となったギフンに対して、フロントマンが電話越しに「飛行機に乗れ」と指示するという終わり方でした。
イカゲームの最後でギフンに飛行機に乗れって?ラストをネタバレ
イカゲームの最後の最後のシーンだけを振り返ってみましょう(ネタバレ注意)
イカゲームでは、生活に困窮した人々による賞金456億ウォンをかけた命懸けのデスゲームでギフンが勝者となりました。
黒幕の正体も判明し、彼の最後を見届けることになったギフンはその後、髪の毛を赤色に染めると養護施設にいたセビョクの弟、チョルを引き取ります。
そしてサンウの母親に賞金の入ったスーツケースと共に預けると、自身はアメリカに住む娘ガヨンに会いに行くために仁川空港第1ターミナル駅に向かいます。
ギフンは電話をしながら(誰?)、駅のホームを歩いていましたが、その時、反対側のホームで2人組のサラリーマン風の男がめんこをしている様子に気づきます。
片方はギフンにあのデスゲームの招待状を渡した営業マン(コンユ)だと気づいたギフンは、直ぐに反対のホームへ向かうも既に営業マンの姿は見当たりません。
ギフンは営業マンとメンコをやっていた男を説教し、デスゲームの招待カードを奪うと電話をかけようとしますがギフンの乗る飛行機の最終の搭乗アナウンスが流れます。
乗り遅れないために急ぐギフンでしたが、タラップまであと少しで飛行機の中というところで足を止め、奪った名刺の番号に電話を掛けます。
名前と生年月日を伝え、電話の向こう側にいる人間に次のようなセリフを言います。
よく聞け
俺は馬じゃない。人間だ
だから知りたい
お前らの正体
そんなにも残虐な理由が聞きたいんだ。
ギフンが電話をかけたのは、ゲーム主催者たちが何故ここまで残虐な行いをするのか、その真意を知るためでした。
電話の向こうのフロントマンはこう告げます。
「456番、そのまま飛行機に乗れ。それがあなたのためだ」
飛行機に搭乗する間際だったギフンですが、来た道を戻っていくところでイカゲームは最後となりました。
まず、ギフンが営業マン(コンユ)の姿を目撃したのは、ゲーム主宰側が意図していたものではなく単なる偶然だったと思われます。
もちろんゲームの勝者となったギフンのことを完全に野放しにするというのも考えにくいものがあり、あえてギフンに見つかるような芝居をさせて、カードを奪わせたという伏線も考えられなくはありません。
ただフロントマンからは「飛行機に乗れ。それがあなたのためだ」と言われています。
推測するに、フロントマンはギフンが再びゲームに参加するのではないか?と危惧したのではないでしょうか。
そうだとすれば、ゲーム主催者側の代弁者(スポークスマン)を務めるフロントマンが、ギフンをゲームに再挑戦させようとたくらんでいることを知らないはずがありません。
ギフンがデスゲームの招待カードを再び手に入れることになったのは全くの偶然、手違い。シーズン2があるとすれば、ギフンはゲーム主催者側の人間を表舞台に引きずり出して、断罪させるようなストーリーになるのかもしれません。