イカゲームはnetflixで配信されていた韓国版「カイジ」ともいわれるデスゲーム。
黒幕は終始ゲームをコントロールし続けていたフロントマンの仮面男と見られていましたが、黒幕の正体は意外な人物でした。
イカゲーム黒幕は誰かネタバレ
イカゲームではフロントマンが終始、ゲームのカギを握る中心人物として描かれてきました。
黒幕の正体はフロントマンでは?という思わせる要素がイカゲームではあちこちにちりばめられていましたが、フロントマンの正体は潜入捜査をしていた警察官・ジュノの兄イノでした。
ちなみに、イノを演じていたのはイ・ビョンホン。
警察官・ジュノの目的は、2015年にイカゲームに参加し優勝したイノを見つけることで、イカゲームの最終回ではフロントマンとなったイノがジュノが警察官であることに気づき銃を打つシーンもありました。
イカゲームの真の黒幕、フロントマンを陰で操っていたのは誰なのかというと、最終回で明らかにされました。
ゲーム終了から1年後、ギフンは『カンブ』という差出人から『12月24日午後11時30分スカイビル7階』と書かれたカードを受け取ります。
ギフンは受け取った名刺に示されていた場所に向かうとそこにいたのがなんと、一緒にゲーム参加していた001のおじいさん・イルナム!
何もない部屋の一角にベッドに医療器具をつけて横たわる1番のおじいさんオ・イルナムは窓から見える浮浪者を指さし、「あのままほっとけば寒さで死ぬ。あんたならどうする?」とギフンに問う。
ゲームの主催者はなんと自らゲームに参加していた001のおじいさん・イルナムでした。
イカゲームの黒幕・イルナムおじいさんなぜ途中脱落?
イカゲームの黒幕は001のイルナムおじいさんさんでした。
だるまさんが転んだや型抜きなどで失敗してもおそらくは撃たれなかったでしょうし、現にビー玉で負けても撃たれることはありませんでした。
イルナムはズルをして勝とうとしたギフンを責めることなく、自ら最後のビー玉を差し出し脱落しています。
あの時は銃声と「1番落脱」とだけアナウンスされ、イルナムおじいさんが打たれるシーンは伏せられていました。
ゲーム参加者もゲーム終了してから全員が退避していたため、イルナムおじいさんが本当に打たれたかどうかを確認している人もいませんでしたね。
綱引きは負けた時点で転落死が確定しますが、よくよく見るとみんなの手についている手錠のようなもの、実はイルナムおじいさんだけ鍵がかかってないなど、ちゃっかりした伏線もあります。
唯一、乱闘シーンは殺される可能性も十分ありましたが、フロントマンたちは殺し合いを止めるわけでもなく傍観していました。
イルナムおじいさんがベッドの上から「お願いだ、やめてくれ。怖くてたまらないんだ。やめてくれ」と叫んだことでフロントマンは態度を翻して制圧に乗り出しています。
イルナムに危険が及ぶかもしくはイルナムから合図のようなものがあれば乱闘を止めることにしていたんじゃないでしょうか。
イルナムが他の参加者にホストと気づかれずに姿を消すことができるタイミングを考えても、実はビー玉が最後のチャンスでもありました。
イルナムおじいさんとしては、頭に腫瘍もあり先も長くないから見るより参加するほうが楽しいという理由でゲームに参加したのではないでしょうか。
例え途中で脱落しても、もしかしたらそれはそれで本望だったのかもしれません。
実際にイルナムおじいさんは最後に、
ギフンを助けたのはギフンと一緒に遊ぶのが楽しかった
あんなに楽しかったのは本当に久しぶりの事だった
と口にして息を引き取っています。