フィギュアスケートで数々の最年少記録更新をやってのけている
カナダのステファンゴゴレフという選手が第二の羽生結弦になるのでは?と話題になっています。
しかも年齢は2019年8月時点でまだ14歳!
おそらくは東京オリンピック2020の次の冬のオリンピックには出場してくるとみられ、
そうなると羽生結弦の最大のライバルとなってくるんじゃないでしょうか?
ゴゴレフのプロフィール(身長,年齢)は?インスタは?
- 名前:ステファン・ゴゴレフ(Stephen Gogolev)
- 国籍:カナダ(ロシア?)
- 出身地 ロシア・エカテリンブルク(2014年頃カナダへ移住)
- 生年月日:2004年12月22日
- 年齢:14歳
- 身長:154cm
- 体重:40kg
- コーチ:ラファエル・アルトゥニアン(ロシア)
- 所属クラブ:トロント・クリケットクラブ(カナダ)?
ステファンゴゴレフの出生地に関してはカナダとも言われていますが、
2010年の6歳からロシアのエカテリンブルクでスケートを始めたという情報もあります。
その後、10歳の時にカナダへ渡っているので、
もしかしたらカナダとロシアの二重国籍なのかもしれません。
ちなみに「エカテリンブルク」といえば、同じくフィギュアスケートの
ユリア・リプニツカヤや、マキシム・コフトゥンの出身地でもあり、
フィギュアスケートが盛んな地域なのかもしれませんね。
カナダでは、羽生結弦選手と同じブライアンオーサーコーチに指導を受け、めきめきと上達。
10歳にしてすでに3A(トリプルアクセル)と4S(4回転トウループ)を跳べるようになり、
出場した全ての試合でSP(ショートプログラム)、FS(フリー)、総合で1位を総なめ。
年齢的には国際的にノービスA2枠となる12歳(2017年)になると、
カナダ国内大会には全てジュニア枠ではなくて繰上りシニア枠で出場するようになり、
パーソナルベスト・スコアは、はやくも総合得点220点台に到達。
13歳(2018年)のジュニア1年目に行われたジュニア・グランプリ・シリーズ
(JGPスロバキア、JGPカナダ)では
- 4Lz(4回転ルッツ)
- 4S(4回転サルコウ)
- 4T(4回転トゥループ)
を成功させています。
世界ジュニアフィギュアスケート選手権2019(クロアチア/ザグレブ)では、
総合233.58点とFS154.76点でパーソナルベスト・スコアを更新して優勝。
13歳(ジュニア1年目)での優勝は、
羽生結弦選手がそれまで維持していた最年少優勝記録も更新するという
ダブル快挙となりました。(ジュニア2年目14歳、2008年12月)
この大会の日本勢はというと初出場だった17歳の島田高志郎(木下グループ)が
フリーで4回転トーループを成功させると140.41点をマークし、合計214.38点で3位入賞を果たしています。
ゴゴレフの最年少記録一覧
憧れの選手は羽生結弦選手とも答えるステファンゴゴレフ君は、
実は「トロント・クリケットクラブ」で羽生結弦選手とはチームメイトといった間柄。
羽生結弦選手のゴゴレフに関してヘルシンキGPの後の記者会見で、
わざわざ、
クリケットクラブにはスティーブン・ゴゴレフという若い選手がいて、
その子はすでに四回転ジャンプをほぼ全種類、跳べている。
とても未来のある子なので楽しみにしている
と答えています。
羽生結弦選手からも認められるステファンゴゴレフのこれまでの最年少記録を一覧で紹介すると、
- 13歳 四回転ルッツ(quad Lutz)ジャンプ成功
- 13歳 四回転サルコウ(quad Salchow)ジャンプ成功
- 13歳 四回転トゥーループ(quad Toe loop)ジャンプ成功
- 13歳 2018-19ジュニアグランプリ優勝
- 13歳 ジュニア世界最高得点(総合233.58点、FS154.76点)
4回転ルッツは前記録保持者(ダニエル・グラスル)の最年少記録を2年近く縮め
ジュニア世界最高得点では羽生結弦選手の記録を1年近くも縮めています。
また、ジュニアグランプリ決勝でのタイトル獲得は
カナダ人男性初の快挙となっています。
ゴゴレフのコーチはラファことラファエル・アルトゥニアン
ステファンゴゴレフは、
- リー・バーケル(Lee Barkell)
- ブライアン・オーサー(Brian Orser)
といったコーチに師事していたものの、
2019年にラファことラファエル・アルトゥニアンコーチに移籍したようです。
そして所属クラブもトロント・クリケットクラブから
違うクラブに移籍したのでは?と思われますが、正確な情報が見当たらなかったので、
詳しい情報が入り次第、ブログに追記したいと思います。
ラファエル・アルトゥニアンは、ロシアのフィギュアスケートコーチで、
- 浅田真央・浅田舞姉妹
- 本田真凜
- ネイサン・チェン
といった選手を指導してきた実績があります。
特に浅田真央さんに関しては、
世界選手権や四大陸選手権で金メダル・銀メダルを連発していた時期に指導していて、
2006-2007シーズンのNHK杯で総合得点199.52点のISU歴代最高得点を叩き出して優勝ときも、
コーチはラファエル・アルトゥニアンでした。