水族館部がすごい!愛媛の長浜高校が深イイ話の激レア部活

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
0未分類

水族館部は愛媛県立長浜高等学校にある日本で唯一の水族館にまつわる部活動。

くらげ予防クリーム「ジェリーズガード フェイス&ボディクリーム」にまつわる研究で様々なしょうも獲得した水族館部についてまとめています。

スポンサーリンク

水族館部とは?

愛媛県立長浜高等学校の水族館部は日本初の高校内水族館。

教室や廊下など至る所に水槽があり校内全体が水族館といった感じで部員ひとりひとりに担当の水槽があり、掃除やエサやりなどの体調管理を行っています。

肱川や伊予灘、沖縄などの海の生き物150種2,000点を飼育展示されていて、月に1回の開放日には長浜高校水族館部の生徒が無料で水槽で展示された生き物を解説してくれるほか、
家族で楽しめる「タッチプール」や「魚釣りゲーム」、「アクセサリー作り」などのイベントも開催されています。

水族館部が創設されるきっかけとなったのは1935年に四国初の水族館として誕生した「長浜水族館」が1986年に老朽化のために街の水族館が閉館したこと。

顧問の重松先生と生徒が立ち上がり1999年に日本初の高校内水族館「長高水族館」を創部しました。

■水族館部の高校生によるおもてなし水族館
住所:長浜高等学校(〒799-3401 愛媛県大洲市長浜甲480-1)
電話番号:0893-52-1251(愛媛県立長浜高等学校内 長高水族館)
営業日:毎月第3土曜日
営業時間 :11:00~15:00
料金(入館料):無料
駐車場:あり/50台
駐車場代:無料

愛媛県立長浜高等学校の水族館部は「長浜高校水族館部!」というタイトルで漫画家・書籍化もされています。

■内容
愛媛県立長浜高校にある水族館部。校内にある水族館の一般公開日には、生徒自らが魚の解説をして大人気! 研究では世界で4位になるなど素晴らしい成果をあげています。しかし相手は生き物。繁殖がうまくいかなかったり、魚が死んでしまったり、次々困難に直面。テレビにも取り上げられた部員たちのアツい日々を「若おかみは小学生!」の令丈ヒロ子氏が取材、事実をもとに小説に!

水族館部のクラゲ予防クリームがすごい!

愛媛県立長浜高等学校の水族館部の研究班では代々、カクレクマノミがハタゴイソギンチャクに刺されない理由を研究テーマとしていました。

研究を続ける中でカクレクマノミの体表の粘液に含まれるマグネシウムが影響していることを突き止めます。

先輩たちが使っていた「チーム・ニモ」の名前を後輩が受け継ぎ、クラゲを使って実験を繰り返し、塩化マグネシウムや塩化カルシウムの最適な配分比などを探ります。

そして海水中のマグネシウム濃度が一定以上まで高くなるとハタゴイソギンチャクが毒針を発射しないことが判明。

同じ刺胞動物のクラゲにも同様の性質があることを発見するとその成果を元にクラゲ予防クリームを開発し、
静岡市の化粧品会社「エイビイエス」と共同で2019年4月末に「ジェリーズガード フェイス&ボディクリーム」として販売開始しています(※法令上の関係で、クラゲ予防の効果は明記せず)

販売による収益の一部は、部員らが地域に公開している「長高水族館」の運営などにもあてられていて、
商品化のプランは、全国の高校生が起業のアイデアを競う「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で準グランプリに選ばれていました。

研究に取り組んでいた「チーム・ニモ」は、日本学生科学賞最高賞である「内閣総理大臣賞」に輝き、日本代表として「intelISEF 2015(国際科学技術フェア)」に出場。

動物科学部門でグランドアワード4等を受賞し、さらに翌年2016年に「つくばサイエンスエッジ」で国内ベスト3にあたる「未来指向賞」を受賞。

他にも日本代表として「Global Link Singapore 2016」に出場し、見事特別賞も受賞しています。

水族館部のある長浜高校の授業もすごい!

長浜高校では、世界中でここでしか受けられない3つの授業が行われています。

マリンアクアリウム1
マリンアクアリウム2
理科研究

■マリンアクアリウム1
一年生全員が学ぶ授業で、1人1つ水槽を担当し、海の生き物を飼育しながら豊富な自然観を学ぶ

■マリンアクアリウム2
3年生の希望者が学ぶ授業で、海の生き物の繁殖をテーマに、課題研究を行う

■理科研究
3年生がさらにレベルの高い研究に挑戦する

水族館部とは別のレア部活

愛媛県立長浜高等学校の水族館部も非常に珍しい部活動ですが全国にはほかにも、北海道の上士幌高校には熱気球部があります。

静岡県の藤枝順心中学校・高等学校には日本で唯一のアルプホルン部があり、
静岡県立伊豆総合高校には、原動機研究部があります。

原動機研究部はカブカップ日本GPの出場をめぐって一時は廃部の危機に瀕したものの、世論の後押しもあって活動は現在も継続。

次はレーシングカーの整備を経験し、実際のレースに出場することを目標として活動しています。

タイトルとURLをコピーしました