呪術廻戦の宿儺のフーガとは意味は?
語源・由来はローマ神話のフーガ?それとも作曲技法のこと?
宿儺のフーガとは?呪術廻戦
宿儺が五条と戦っててフーガを使わなかったのはフーガは解、捌などと同様に五条の無下限を突破できないからです。
なので、フーガが五条に有効になる場面は
①五条の領域展開後の術式が使用困難なとき
②領域展延で五条の無下限を中和しているとき
この2つの場合しかありません。
この内、まず①は五条と宿儺の領域は同じタイミングで崩壊しているので、五条が術式を使えない間は宿儺も術式を使えませんでした。領域展開後は術式が焼き切れるので。
②は展延と生得術式は併用できないので、展延を使いながらフーガというのはそもそもできません。
なお、摩虎羅戦で宿儺は摩虎羅の能力を理解した後、何故フーガではなく領域展開をしたのかというと、初見の技でHP0まで持ってく必要があるので、領域展開である程度削ってからフーガでトドメの方が確実だったのではないでしょうか。
宿儺のフーガの意味は?元ネタ・由来は?呪術廻戦
この「開(フーガ)」というのは、もともと芥見下々先生が描いていたNo.9という作品に出てくるもので、ボックスの中に入れた能力を次々に出していくというものです。もし、その設定が呪術の世界にも使われているのであれば、宿儺は少なくとも複数の術式を使える状態であることがわかります。
宿儺が複数の術式を使える・引き出すことが出来るとなったら、かなり強いと思いませんか?例えば、今回は大地の呪いである漏瑚は炎の術式を使うので、同じように炎の術式を出して見せました。それが水を操る術式であれば、同じように水を出すこともできるかもしれません。
同じ術式同士でぶつけるのもそうですが、弱点となる術式をぶつけることで有利に戦うことが出来る・・・となったら、かなり厄介な敵になりますよね。
■x9(ボックスナイン)|宿儺のフーガの元ネタ・由来
宿儺のフーガの元ネタは、No.9というのが有力です。
No.9は、芥見下々先生がジャンプで読み切り連載していた作品で、主人公の九十九恢勝が、「入」というモノを使って戦っていく物語です。
No.9の「■x9(ボックスナイン)」は、9個の箱からなる能力です。九十九恢勝は、「□x9(ボックスナイン)」と唱えると、9個の箱が現れます。そして「驚箱(ジャックアウト)」「開(フーガ)」と言うことで中に入っている武器を取り出しています。
つまり、「開(フーガ)」は、No.9の「■x9(ボックスナイン)」の呪言のようです。
まとめ:宿儺のフーガの意味は?元ネタ・由来はローマ神話?呪術廻戦
宿儺のフーガには、いくつかの可能性があります。
- 宿儺は、複数の術式を使える可能性がある。
- 宿儺は、炎の術式以外にも、様々な術式を使える可能性がある。
- 宿儺は、No.9の「■x9(ボックスナイン)」と同じような能力を持っている可能性がある。
まだ、宿儺のフーガについては、詳しくはわかっていません。しかし、宿儺が今後、どのようにフーガを使用するのか、注目ですね。
呪術廻戦の宿儺の術式はフーガのみで かい や はち は他の呪術師から奪った可能性も考察されています。
スクナの領域展開「伏魔御廚子」ですが、廚子には物入れって意味があるので、術式を収納しておくって意味の可能性もある。
なので、他人から奪った術式を保管し、使用する能力って可能性もあります。
仮にそういう術式の場合、領域展開は「術式を奪い使用する」って能力が必中になるため、「切り刻む」って術式が必中にならない。
なので、渋谷事変の時の「相手に逃げ道を与える」という縛りは、その実は切り刻む行為が殺虫ではないのを誤魔化すためのものだったって可能性があります。