「サマータイムレンダ」のループ解説
潮がひづる先生の携帯に録音を残したのは影のいない世界線にたどり着けるようにするため?
どうやってその無限ループから抜け出したんでしょうか
【サマータイムレンダ】ループ解説・ルール?録音
「サマータイムレンダ」では最後にヒルコを消したあと、潮がひづる先生の携帯に日都ヶ島へ来るように録音を残しました。
ただ南雲先生は一連の物語が始まる時に既にいるのに、呼び寄せたのは怒涛の一連を終えた未来の潮。
その潮が南雲先生のスマホに録音したおかげで、南雲先生が来たわけで、最終的に潮が過去に来ると南雲先生のスマホに録音するという無限ループのようです
それまでの慎平とウシオの記憶は11周目(?)=影のいない世界の慎平と潮に引き継がれて、その世界以外はいずれ消滅する、という事なのでしょう。
11周目の世界がその後も継続できた事は、外伝「未然事故物件」を見れば明らかかと思います。
観測者である慎平の死んだ世界線は最終的には消えてなくなりますが、同時にすぐ消えるわけではなくしばらく残るようです。
残った人たちにはそこが観測外の世界線なのかどうかは認識する事はできません。
つまり、過去も残っているわけだから、同じ時間を経過してくれないと、ウシオがそこまでたどり着けたという事実も改変されてしまうかもしれない、という事なのでしょう。
影のいない世界線へ移った後、慎平の記憶が曖昧なのはもうループする力を持っていなかったから記憶を完全に持っていけなかったというわけではなく、普通に生きてきて「たまたま故郷に帰る前に変な夢を見た」慎平です。
最後の慎平はループしていないと思われます。
影のいない世界線の慎平がループしていないとなると影のいる世界線の慎平は最後どうなってしまったのかというと、常夜の世界でそのまま帰れずに死んだ、って事なんじゃないかと思います。
というか、300年前に飛んでる時点で肉体は既に限界で精神のみになってるっぽいですし。
現世に戻った描写無しでブツンってなってますしね。
何らかの形でウシオが最終世界線に記憶だけは送り届けたって事なんじゃないかと思いますが、はっきりした事は不明なままです。
まとめ【サマータイムレンダ】ループ解説・ルール
「サマータイムレンダ」では最終的にウシオが能力全覚醒した事によって、過去や別の時間軸にも自由に移動できるようになっています。
10周目でハイネの産まれない時間軸(11周目)が江戸時代の時点から分岐しましたが、ウシオは最後の力で、分岐前の時間軸(1周目)の先生に伝言を届けて、慎平に眼(ウシオ自身?)を与えています。
一方で、11週目の慎平と潮に他の時間軸での記憶を届けているのもウシオなのかもしれません。
結局のところその後、ウシオがどうなったのかは不明のままです。
そのまま時間軸の改変によって消滅したのか、それとも、1周目の慎平の右目となったのか。
11周目の潮と一体化したといった可能性もあります。
しかし、「サマータイムレンダ2026 未然事故物件」では、影の居なくなった世界のはずなのに、ハイネ(波稲)に「時空を超えた不思議な事」が起こります。
それが影の力と何か関わりがあるかは一切言及されていません。
しかし、波稲の言動やその身に起こる現象は潮やハイネとの共通点があります。
もしかすると、行方が不明のままのウシオは最終的に波稲の中に居る・・・のかもしれません。