ハリーポッターでスネイプはなぜナギニに殺されたんでしょうか?
いつからスパイをしていて、ヴォルデモートに二重スパイがバレてしまったから殺されたのでしょうか?
スネイプはなぜナギニに殺された?ハリーポッター
スネイプはヴォルデモートにスパイがばれたわけではなく、実を言うとスネイプは死ぬ必要はなく結果的に行き違いの末に命を落とすことになりました。
ハリーポッターの世界では、
とうめいマント
よみがえりの石
ニワトコの杖
の3つをあわせて「死の秘宝」といいます。
ニワトコの杖は最強の杖といわれ、ハリーポッターに勝つためには絶対必要だったことからヴォルデモートはその杖をほしがっていました。
映画の「謎のプリンス」の最後のほうのシーンでダンブルドアをスネイプが殺します。
このときはわかりませんが、実を言うとこの事件にはダンブルドアの考えがありました。
ダンブルドアが殺されるときまではダンブルドアがニワトコの杖の所有者でした。
そしてダンブルドアにはもう死が近づいてきておりスネイプに殺してもらうはずでした。
スネイプに殺してもらえば杖の所有者はダンブルドアでそれ以降変わることはありません。
ダンブルドアは練っていた作戦は上手くいくように見えましたが、で思いもよらないことが起きます。
なんと、マルフォイが隙をついてダンブルドアから杖を奪っていて、この時点でニワトコの杖の所有者はマルフォイとなります。
そしてダンブルドアはスネイプに殺されます。
そこからどんどん狂っていきます。
そのあとハリーポッターがマルフォイから杖を奪い、ここでニワトコの杖の所有者はハリーポッターとなります。
でも杖を持っているのはハリーポッターではありませんでした。
ヴォルデモートだったのです。ただヴォルデモートはニワトコの杖の真の所有者ではないので杖を思うように使えません。
もちろんヴォルデモートもそれに気がつきました。
そこで、ダンブルドアを殺したスネイプがニワトコの杖の所有者だと思ったのです。
ですが、これは間違いです。
でも、ヴォルデモートは間違いに全く気づかずスネイプを殺します。
杖は所有者である(忠誠のある)魔法使いに対しては攻撃魔法が正常に機能しないので、ヴォルデモートは杖ではダメだと考え、自分の魂の一部であるナギニに殺させたのだと思います。
一時オリバンダーを捕まえて拷問したりしていたので杖に関する知識も得ているでしょう。
そして本当の杖の所有者であるハリーポッターにヴォルデモートは殺されます。
これが真相です。
原作では「なぜ戦場から呼び戻したかわかるか」的な事をヴォルデモートに言われてたので、一応戦っていたのではないでしょうか。
映画でもルシウスが探しに行くよう命じられていたので、原作と同じくホグワーツ内にいるのを探してこいと言う意味で、戦っていたのかなと思います。
殺される時ですが
原作→ナギニ入りの魔法の檻を頭に被せられ、かじられながら恐ろしい悲鳴をあげる
映画→ヴォルデモートに何かされて首が切れ、とどめにナギニに3回位かまれる(無言)
抵抗らしい抵抗は描写されていませんが原作ではヴォルデモートが自分を殺すつもりだと確信した時「杖をあげた」という表現がみられます。
スネイプはいつからスパイ?ハリーポッター
スネイプがナギニに噛まれる前にヴォルデモートに対して最期「必ず貴方だけに従います」と言っていましたがスネイプはいつからスパイだったんでしょうか?
まずスネイプとハリーポッターの母・リリー・ポッターは幼馴染で親友。
スネイプはリリーを愛していました。
ホグワーツ入学後スネイプは闇の魔術にハマり「のちにほとんどがデスイーターとなった」と言われるグループに所属。
純血思想を持ち、ヴォルデモートに使えるのが夢だった。
リリーはそんなスネイプを嫌悪するも友人関係は続いていた。
皆の人気者ジェームズ(シリウスも)はスネイプとは犬猿の仲で二人はいつも杖を抜きあっていた。
ジェームズがスネイプを逆さづりにしたとき(記憶のあの場面)リリーがスネイプを庇う。
しかしスネイプはリリーにその場面を見られ屈辱感から「穢れた血の助けなんか必要ない!」と言う(リリーはマグル生まれ)。
謝るものの、元々スネイプの闇の魔術へのハマりっぷりを嫌悪していたリリーは堪忍袋の緒が切れ彼と絶交。
スネイプは卒業後デスイーターに。
ダンブルドアになされた予言を盗み聞きしヴォルデモートに伝える。
それは「ヴォルデモートを倒す力を持つ者」に関する予言であり、それに当てはまるのはリリーの息子ハリーだった。
スネイプは後になってリリーも殺されると思い、デスイーターながらダンブルドアに「リリーを助けてほしい」と頼み、その代償として何でもすると誓う。
これがスネイプがダンブルドア側についた瞬間、つまりスパイとなったタイミングです。
しかしリリーは殺され、その後はダンブルドアの命を受けハリーを守ることに一生を捧げる。
ジェームズそっくりのハリーを憎んでいたがリリーのためには彼を守るしかなかった。
ヴォルデモートには「自分の忠実な部下」と思わせていたが本当はダンブルドア側の人間である。
「闇の帝王を欺く」という難しい芸当は彼にしかできないことであり、ダンブルドアは彼のことを評価している。
スネイプは「リリーを守ってくれ」と頼みに来た時からダンブルドア側の人間でずっとスパイとして活動をしていました。