小樽では焼肉のシメに、タレをスープで割って飲む「スープダレ」という独自の文化があることが「ケンミンショー」などでも紹介されています。
小樽の焼き肉・ホルモン焼き屋の特徴でもある最後の〆「スープダレ」とは?
スープダレで小樽は焼肉タレを飲む由来は?元祖・発祥は?ケンミンショー
小樽の焼き肉・ホルモン屋では、お肉を楽しんだ後、
「スープください!」
とお願いすると、焼き肉タレにスープを足してくれます。
焼き肉のたれに加えて肉のうまみ・脂がたっぷり染み出たタレにスープで割って飲む習慣は、市役所の観光課職員によると由来・発祥は昭和40年代頃までさかのぼるそうです。
当時、小樽のとある焼肉店でお客さんが残していったタレを見て、『塩分や脂分残っているのに捨ててしまうのはもったいないな』と考えていたところ、そば湯をヒントにタレにスープを入れて割って飲むようになった」とのこと。
では、小樽の焼肉タレをスープダレにして飲む元祖・となったお店はどこなのかというと諸説あるようですが、1971(昭和46)年創業の小樽市民に愛され続ける「大仁門」が元祖として名前が上がる名店の一つ。
大仁門のスープダレは、煮干しでとった味噌ベースの自家製ダレに、鶏ガラベースのあっさりスープを注いでくれます。
■大仁門 色内本店
○場所
住所:小樽市色内1-13-5
○問い合わせ
電話:0134・32・8929
○営業時間
11:30~14:00(LO13:50)
17:30~22:00(LO21:30)
○定休日
なし
他にも、小樽の焼肉タレをスープダレにして飲む元祖として「三四郎」の名前が挙がります。
■三四郎
○場所
住所:北海道小樽市花園1-9-2
○問い合わせ
電話:0134-32-3991
○営業時間
[火~土]17:00~翌1:00
[日・祝]16:30~翌1:00
○定休日
月曜日
○アクセス
最寄り駅: 小樽駅から717m