2024年1月13日/14日に実施された数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2024年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の共通テスト2024解答速報
被災地の受験生、気丈に「地震言い訳にせず」「力を出し切りたい」…共通テストでは追試験の対象に
大学入学共通テストが13、14の両日、全国一斉に実施される。能登半島地震が起きた石川県内でも7大学で計5229人が受験予定だ。被災地の高校は、受験生の支援に動いている。
「逆境を力に」「夢は逃げない」。県立七尾高校(七尾市)では、廊下のホワイトボードに教員からのメッセージが書き込まれていた。同校では年明けに、共通テストの演習を2回行う予定だったが、いずれも中止した。断水で授業再開の見通しも立っていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/604fdc8b524d28cdb2a1f34bd351ed2e6f6e0e1d
2024年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
共通テスト解答速報2024|予備校の東進
2024年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
大学入試共通試験解答速報 | 代々木ゼミナール
ベネッセ・駿台 データネット2024 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
「#数ⅡB #共通テスト #解答速報」
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「#数ⅡB #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の共通テスト2024の平均点・配点は?
随時更新
2023年の大学入学共通テスト数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の平均点は100点満点中61.48点(2022年の43.06より18.42点アップ)でした。
■2023年の大学入学共通テスト数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の配点
大問1 30
(1)三角関数
(2)指数・対数関数
大問2 30
(1)微分・積分法
(2)微分・積分法
大問3 20
確率分布・統計
大問4 20
数列
大問5 20
ベクトル
※大問3?5から2題選択
数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の共通テスト2024難易度は難化?傾向は?
2024年の共通テスト数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)で予想される問題として以下の点が挙げられます。
■デジタル化と数学の統合問題:
近年、デジタル技術の進化が教育にも影響を与えており、数学との統合が進むでしょう。実データを用いた問題では、データの解析や可視化が必要です。気象データや人口統計を用いてトレンドを分析する問題が期待されます。
■環境問題を題材にした問題:
地球温暖化や資源の持続可能性など、環境問題は重要なテーマです。気候変動や海面上昇のデータを用いた問題や、再生可能エネルギーの利用率に関する問題が考えられます。
■経済学的アプローチの問題:
経済学と数学の統合を図る問題が注目されます。市場動向の分析や費用対効果の計算など、数学的知識を用いて現代社会の経済状況を解析する問題が出題されるでしょう。
■現代社会の事象を反映した問題:
人口動態や都市計画、交通流など、現代社会の問題を取り上げた問題が予想されます。都市の人口増加に伴うインフラの課題や、都市計画における資源の最適配置に関する問題が出題される可能性があります。
最後に、読解力がますます重要になる傾向があります。数学も含め、文章を理解し、数式に落とし込む作業が大切です。難易度が高いとされる数学でも、問題の本質を見抜き、計算に至る思考力が求められます。昨年度に近い平均点が予測される中、正体のわからない難易度におびえず、着実な対策を進めてください。
共通テスト2024の傾向は?
2024年の共通テストの傾向について、まず、2024年共通テストの難易度についてです。過去のセンター試験結果や最近の共通テストの動向を考慮してみると、新課程導入の年に平均点が上昇し、その後は安定している傾向が見受けられます。しかし、難易度がアップしたため平均点も低く、難化した共通テスト対策が必要です。このことから、2024年の共通テストの難易度は2023年と同様であると予想されます。この時点で「難化した共通テスト対策」が重要ですので、しっかりと準備を進めましょう。
次に、共通テストが難化した要因について考えてみます。時代の大きな変化に伴い、試験のあり方も変わりました。以前は「知識があるかどうか」が問われることが主でしたが、今は「思考力・理解力・応用力」を問う試験へと変化しています。共通テストの問題作成方針も変わり、文章量や資料が増加し、多くの情報から必要な情報を選んで活用する能力が求められています。2024年の傾向も、2023年度の出題傾向を踏襲すると予想され、思考力・判断力・表現力といった力が更に必要とされるでしょう。
また、2024年度入試の注目ポイントについても触れておきます。成長分野の再編促進として、データサイエンス系の学部の新設や、女性が少ない学部・学科に女子枠を設ける動きがあります。文理横断教育推進では、文系・理系どちらからも受験可能な入試科目への見直しが進むなど、幅広い動きが見られます。
最後に、2024年共通テストの出題傾向予想についてです。2023年度の出題傾向を見ると、共通テストの問題作成方針が固まっており、これが2024年度も踏襲されると予想されます。身近な題材や実践的な題材の出題が増加しており、学習した知識を実生活や実践的な場面に結びつけて考える力が求められます。基本知識を軽視することはできませんが、それを活用して問題解決する能力が強調されています。
総じて、2024年の共通テストでは、難易度は安定しておりつつも、思考力や応用力、読解力がより一層求められることが予想されます。早い段階から問題の出題形式に慣れ、基本知識をしっかりと身につけることが合格への第一歩です。
まとめ:数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の共通テスト2024解答速報|難易度は難化?傾向は?
2024年の共通テスト数ⅡB(数学Ⅱ/数学B)の傾向についておまず、2023年の試験では難易度が前年度に比べて抑えられ、平均点も上昇しました。このため、2024年度以降も同様の難易度が期待されますが、これに安心せずにしっかりと準備を進めることが大切です。
数学IAでは軌道と放物線、数学ⅡBでは複利計算と等比数列など、身近な題材が出題される傾向が続くでしょう。しかし、注目すべきは思考力や応用力を問う問題が増えている点です。マークに絞った対策よりも、しっかりと答案を書く練習が有効です。
2022年度は難易度が上がり、思考力を要する問題が増加しました。しかし、2023年度では易化傾向にあり、平均点が上昇したことから、2024年の試験も前年と同様、思考力を求められる傾向が続く可能性があります。
2024年度の共通テストでは、数学の問題が従来の範囲を超え、日常生活や現代社会の事象を反映する方向に進むでしょう。この変化に備えて、数学の基本知識だけでなく、現実の問題に対する応用能力が求められます。