映画「すずめの戸締り」にはどのような伏線があったんでしょうか?
東日本大震災と関東大震災などが絡んだストーリーとなっていますが伏線回収は?
すずめの戸締りの伏線を考察
映画「すずめの戸締り」でスズメは子供のころに扉の向こうで母親に会ってイスをもらって励まされた。
しかし実はスズメにイスをあげたのは未来の自分で、母親ではなく未来の自分に励まされていた。
つまりスズメはこの12年間、誰かの励ましではなく自分の頑張りによって成長してきた、というオチになります。
時間軸で書くと
- 生きる希望を見失った子すずめが、4本足の椅子を持ったまま常世に迷い込む
- 大すずめが草太を要石としてミミズに打ち込む
- その瞬間常世にあった子すずめの4本足の椅子が無くなる
- 大すずめが常世に入り椅子を引き抜く。足が1本もげる
- 子すずめに3本足の椅子を渡す。生きる気力が戻る(見てる世界がカラフルになる)
なので椅子が3本足になってるのが注目ポイントです。
まとめ:すずめの戸締りの伏線を考察
新海誠監督はこれまでの2作は主人公たちは周りの人間の協力で救済されてきたわけだけど、映画「すずめの戸締り」は自分で自分を救済するという設定にしています。
そしてその時にたまたま後ろに草太がいて、子供スズメは草太のことも目撃してた。
で、成長して女子高生になったスズメは鹿児島にやってきた草太と出会い、あれ?どっかで見たような…と追いかけることで物語の幕が開く。
この作品は恋愛の物語ではないと新海監督はパンフレットの説明で明確に否定しています。