映画「すずめの戸締り」でソウタが椅子に変えられた理由は?
なぜダイジンは草太を椅子にしたんでしょうか?
すずめの戸締り ソウタが椅子の理由はなぜ?
映画「すずめの戸締り」は生きる希望を見失った子すずめが、4本足の椅子を持ったまま常世に迷い込み、生きる気力が戻る(見てる世界がカラフルになる)というストーリー。
スズメは子供のころに扉の向こうで母親に会ってイスをもらって励まされた。
しかし実はスズメにイスをあげたのは未来の自分で、母親ではなく未来の自分に励まされていた。
つまりスズメはこの12年間、誰かの励ましではなく自分の頑張りによって成長してきたお話です。
なぜ椅子に変えられたかのかというと、すずめが気に入っている草太がそのままでは邪魔だったのでは?という考察がみられます。
ミミズは作中でも説明があった通り悪意も意志もない力。後戸は常世=ミミズの住まう世界とこの世をつなぐ扉。初回特典「深海本」にも日本古典芸能の能等の世界で後戸を通して神様の世界から力をもらう、とある。要石はミミズの頭と尻尾を押さえてミミズを暴れないように押さえ利用しやすくする装置。
日本の人口減少や社会の在り方が変わり、後戸から引き出す力の量や質が変わってきたため、要石の更新が必要になってきていた。要石はいずれ自然に抜ける。そもそも「押さえる」ための要石なので常に負荷がかかっている。メンテや更新は必要。
草太の持つ古文書やおじいさんがサダイジンに「とうとう抜けてしまわれましたか」と声をかけ「あの子をお願いします」いうセリフから、東の要石サダイジンと親しい。要石は長い時間をかけて神になる、つまり、草太の家系は「君の名は」のヒロインと同じく神官・シャーマン。東の要石を祀り、後戸を保守・管理する家系。きちんと祀られてる神なのでサダイジンは大きく強い。
対して西の要石は祀っていた家が絶えたのであろうか長らく祀られずに放置されていたため、小さく痩せこけている。西の要石を抜いたすずめ=新しい巫女は祭祀の継承もない、全くの新しい巫女なので、修行が必要。新しい時代、更新される要石の巫女としてうってつけ。そして、アドバイザーとして草太はうってつけだが、そのままでは彼が何もかもやってしまうのですずめの修行にならないから「オマエは邪魔」→すずめが大事にしていて母親からの念も籠もってるちょうどよい依代「椅子」があったのでそこへ封印。
すずめの戸締り ソウタが椅子の理由はなぜ?ネットの口コミは?
すずめの戸締りでなぜダイジンは草太を椅子にしたのかというと、
- すずめに解放してもらい、すずめのことを気にいる
- すずめが気に入っている草太が邪魔なので要石の役割を譲る
- とは言えミミズを封じなければいけないので草太が要石として成長するまで見届ける
- すずめに嫌われていると気づき、草太を助けに行くすずめに同行する
- すずめの幸せを願い、好きな人の手で再び要石になる
といった流れも考えられるでしょう。
ダイジンはすずめと2人きりになりたかった。で邪魔な草太をイスに変え、役目を押し付けた。
封印のための要石は外的影響を受ける物質界でなく永久に変化のない常世に刺さってるもので過去に常世に行ったことのあるすずめが偶然にも触れないはずの要石と波長が合ったことで引っこ抜いてしまった。
要石を刺すには常世に行かなきゃならないけどすずめが常世に行ける場所が実母と住んでたとこにあるのですずめを導くために草太に一時的に封印になってもらった。
みみずが各地で現れたのもニャンコが封印を解いたのではなく封印が解ける場所を指し示してただけ。
やってることが支離滅裂に見えても神様のやることは気まぐれなので。