財政削減のために停止となったエスカレーターの有効活用を模索した結果、
焼酎を階段状に並べるという奇想天外なPRをする県庁が現れて話題となっています。
日本の焼酎大国と言えば九州ですが、宮崎県なのか鹿児島県なのかそれとも、
大分県や熊本県なのか?焼酎エスカレーターのある県庁はどこなのかと話題になっています。
焼酎エスカレーターの県庁はどこ?鹿児島県の県庁?
使用停止中のエスカレーターを陳列台にして焼酎を並べたのは、
鹿児島県の県庁でした。(〒890-8577 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号)
1996年に新築されて現在、鹿児島県内で最も高い建物(20階建て、高さ93.1m)の鹿児島県の県庁ですが、
鹿児島県の税収はやや右肩上がりの増収を続けています。
そうした中で、鹿児島県の県庁では経費削減のために
エントランスホールのエスカレーターを停止するという行政努力をしていました。
誰が言い出したのかは定かではありませんが、エスカレーターをただ止めるだけではもったいない(?)ということで、
鹿児島県の特産の一つである焼酎をPRする場として活用されることになりました。
鹿児島県の三反園訓知事も参加した記念の除幕式も開催され、
「焼酎の認知度をあげ、売りまくっていきたい」と語っています。
鹿児島県県庁の焼酎エレベーターの銘柄は?
焼酎を並べる展示台と化してしまった鹿児島県県庁の焼酎エレベーターですが、
どんな銘柄が並べられているのかというと、鹿児島県内113の全蔵元の焼酎びん
503銘柄(計632本)とのこと。
鹿児島県には全部で2000以上の銘柄の焼酎があるということなので、
503銘柄だけでも4分の1しかカバーできていない計算ですね。
- 神の河
- 魔王
- 森伊蔵
- 鶴見
- 莫祢氏
- がんこ焼酎屋
- 蔵ねかせ かまわぬ
- さつま 諸白
- やきいも 黒瀬
- 酔十年(すいとうねん)
- 一升五百文(いっしょうごひゃくもん)
- やじうま
- こいじゃが
- 竹香蔵(たけかぐら)
- 北薩(ほくさつ)
- 鹿粋(ろくすい)
- さつま美人 白麹仕込み
- あくねの華
- さつま木挽(さつま こびき)
- 薩摩古秘
- 甕匠
- 千鶴
- もみじのしずく
- 手づくり焼酎千鶴
- 古酒小牧
- 海童
- 小鶴
- 島美人
- さつま白波(さつましらなみ)
- さつま乙女
- 吉兆宝山
- 富乃宝山
- 薩摩宝山
- さつま無双
といた銘柄が焼酎エレベーターに陳列されていると思われます。