グレタトゥンベリさんの活動にも賛否両論ありますが、食べ残しの持ち帰りに関しては賛否両論が巻き起こりそうですね。
環境保護と同じくらいフードロスは全世界規模の社会問題と言える中、
外食で食べきれなかったメニューを持ち帰ることに関して、ネットでは早くも議論が巻き起こっているようです。
食べ残しを持ち帰る人の割合・理由は?
消費者庁が調査した結果がネットニュースで紹介されました。
外食時に食べきれなかった料理の持ち帰りに「賛成」「どちらかといえば賛成」は合わせて89・8%に上った。ただ、過去1年間に実際に持ち帰ったことがある人は18・7%にとどまった。どんな状況だったら持ち帰ろうと思うかを尋ねたところ、「店内に『持ち帰りできます』と表示されている」「持ち帰り用の容器が用意されている」と答えた人が多かった。
一方、「持ち帰りたいと思ったが持ち帰ったことはない」「持ち帰りたいとは思わなかった」と回答した人の理由は、「店の許可が取れるかわからなかった」(31・3%)、「持ち帰りの習慣が一般的ではないと思った」(29・9%)などだった。【岡礼子】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000002-mai-env
調査結果を見る限り、食べ残しを持ち帰るに関しては多くの賛成意見が見られるものの、実際に食べ残しを持ち帰っている人は一握りといった感じ。
理由としては、食べ残しを持ち帰ることに関してモラル(道徳)だったり世間の目を気にしてしまうとか、
そもそも飲食店から許可を得られないといった点が挙げられます。
確かに飲食店としては、自分のお店で食事をしてもらうことを前提に料理を提供していて、
お店から持田出されてしまったら、いつどこでどんな風に料理が口に入るのかがわからなくなります。
飲食店にしてみると食べ残しの持ち帰りは、食中毒の疑いを掛けられる危険性もあるので、二の足を踏んでしまうケースが多いことが想定されますね。
食べ残しを持ち帰る人の割合に関するツイッターの反応
食べ残しの持ち帰りについてネットでも様々な意見が寄せられています。
家庭で残さないように食べるように教育されていたので外食しても完食してしまう。
食べきれない量を頼むよりちょっと足りない位が身体には良いのかもしれない。
スーパーの食品もすぐに食べる物は手前にある消費期限の古い物から取るが共働きでまとめ買えする為数日後に食べる物は新しい物を選んでしまう。食べ物の廃棄は本当にもったいないと思う。
外食の際は、食べ切れる量を注文し、残さないので持ち帰りをしたことはないが、余った料理を持ち帰るのは、もしも傷んだり、すぐに食べずにお腹をこわしても自己責任というのであればよいと思う。
店側からは食中毒や異物混入などのクレームの恐れもあり、持ち帰りは基本的にすすめないだろう。冬場も暖房の効いた部屋で保管されてはあっという間に傷む。
コンビニやスーパー、飲食店での賞味期限内での売れ残りは、フードバンクや無料食堂などで有効に活用できれば、食品の廃棄も減らせると思う。少し高級なフランス料理のお店でアラカルトで頼み過ぎてしまい、あまり残すのもと思い頑張って食べられるだけ食べましたがとても無理、ダメ元で持ち帰りができるか?と聞いてみましたら、快くキレイに容器に入れ包んでくれました。
アメリカで暮らしていた時にドギーパックは当たり前なのですが、日本ではダメな所もありなかなか気後れしてしまいますが、
食べられないけど持って帰りたいと思ったらお店の人に一声掛けてみてください。食べ残しもあると思いますが、売れ残りや販売出来ない商品のロスも多大にあると思います。
で、売れ残り等の問題は本来値引きなどをして販売するのが理想だと思いますが、それをやり過ぎると今度は正規の商品の売上に影響してしまいます。
なかなか難しい問題だと思います。