台風19号(ハギビス)の予想進路を見る限り日本列島を台風直撃するのはほぼ確実と見られます。
10月9日(水)9時の予想では
- 中心気圧 915hPa
- 最大風速 55m/s
- 最大瞬間風速 75m/s
千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号に匹敵する勢力に発達するとみられていますが
台風19号(ハギビス)の影響を受けると思われる東海道新幹線・山陽新幹線では
臨時運休(計画運休)や運転見合わせはどうなるのでしょうか?
台風19号(ハギビス)で山陽新幹線の運休・運転見合わせは?運行状況は?
大阪(近畿)と博多(九州)を結ぶ山陽新幹線に台風19号(ハギビス)が接近するのは、
10月12日~13日にかけてとみられます。
現時点での広島市付近の天気予報だと10月12日は曇り一時晴れと暴風ではなさそうなので、
台風19号(ハギビス)によって山陽新幹線のダイヤに大きな乱れは出なさそうです。
ただ、台風の進路は刻一刻と変化をし、場合によっては一回転して元の進路に戻るケースもあるため、
今後の台風19号(ハギビス)情報に十分な警戒が必要になります。
山陽新幹線の台風19号(ハギビス)の影響について、
詳しい発表があり次第、ブログに記事を追記します。
なお山陽新幹線の運行状況については、
JR西日本の公式サイトからも最新情報を確認できます。
10月10日時点では、
東京駅~新大阪駅間で、昼前から通常よりも列車の本数を減らしての運転や、運転を取りやめる予定です。
また、山陽新幹線と直通する列車については、さらに早い時間帯から直通運転を取りやめ、運休や急遽の行き先変更が発生する可能性があります。
山陽新幹線は、午前中より新大阪駅~岡山駅間において運転取り止めが発生する可能性があります。
といった発表にとどまっています。
また、台風19号(ハギビス)による運休・遅延を見越して10月11日に下り便が増便されます。
のぞみ375号(東京駅14:53発、品川15:00発、新横浜15:12発、名古屋16:38発、京都17:16発、新大阪駅17:30着)
台風19号(ハギビス)で東海道新幹線の運休・運転見合わせは?運行状況は?
東京駅のある関東地方では10月11日から雨の予報となっていて、
10月12日には暴風雨になるとされています。
10月12日の9時に台風19号(ハギビス)日本列島に最接近するとみられ、
その際の中心付近の気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/sと、
台風15号が千葉県を直撃した時よりも上回る勢力となっています。
台風19号(ハギビス)の進路にもよりますが、三連休に関東を台風が直撃し、
東海道新幹線で臨時運休が相次いで運転見合わせとなる便が多くなると思われます。
東海道新幹線の台風19号(ハギビス)の影響について、
詳しい発表があり次第、ブログに記事を追記します。
東海道について10月12日の計画運休について公式発表がありました。
10月13日については安全の確認が取れ次第、運転を開始する予定ではあるものの、飛来物撤去など安全確認と支障物除去作業によって、運休・遅延・運転見合わせがある可能性が指摘されています。
■10月12日
○東京駅~名古屋駅間
・始発から終日運転を取りやめます。
○名古屋駅~新大阪駅間
・午前6時台に上下3本ずつ運転(名古屋駅~新大阪駅間の各駅に停車)し、それ以外の列車の運転を取りやめます。
<下り>
のぞみ 95号(名古屋駅6:20発、新大阪駅7:10着、博多駅 9:40着)
ひかり491号(名古屋駅6:35発、新大阪駅7:33着、博多駅10:11着)
こだま691号(名古屋駅6:51発、新大阪駅7:53着)
<上り>
のぞみ200号(新大阪駅6:00発、名古屋駅6:48着)
ひかり504号(新大阪駅6:08発、名古屋駅7:17着)
のぞみ100号(西明石駅6:00発、新大阪駅6:23発、名古屋駅7:13着)
なお東海道新幹線の運行状況については公式ツイッターからも最新情報が確認できます。
台風19号(ハギビス)の新幹線の影響に関するツイッターの反応
台風19号(ハギビス)の山陽新幹線・東海道新幹線への影響は現段階では推測の域を出ないものの、参考に台風19号(ハギビス)の予想進路と似たような進路をたどった2018年の台風24号のケースを紹介します。
JR東海では事前に予告をしていた通りに台風上陸が見込まれる前日の9月30日午前から東海道新幹線の運行を減らし、午後5時以降は全線で運休という措置をとりました。
JR西日本も山陽新幹線の新大阪―広島間で9月30日午後1時以降、のぞみの運転を運休させていました。
台風19号(ハギビス)でも似たような措置がとられるのではないでしょうか。