「お前も大概だな」「君も大概だね」といった場合の「大概」の意味は?
“大概にしろ”とか”〇〇もそうだけどお前も大概だな”とか言ってる人いるけどどういう意味なんでしょうか
大概だなとは意味は?使い方は?大概にしろとは?
「大概」という言葉は、様々な意味合いで使うことができますが、その中でも「お前も大概だな」「君も大概だね」といった場合の「大概」は、呆れるような意味合いで使われています。
この「大概」は、形容動詞であり、副詞的にも使うことができます。その意味は「物事の程度があまり極端でない・ありふれている」というものです。そのため、「お前も大概だ」という場合、相手の言動が、ありふれていて特別でない、凡人だということを皮肉って表現しているのです。
このように、日本語の「大概」という言葉は、様々な意味合いで使うことができますが、その中でも「お前も大概だな」「君も大概だね」といった場合の「大概」は、呆れるような意味合いで使われています。
まとめ:大概だなとは意味は?使い方は?大概にしろとは?
「大概」の意味は、いくつかの用法がありますが、この場合、「お前も大概だな」「君も大概だね」という表現では、「大概」が形容動詞として使われています。
この表現では、「大概」が「ありふれていて特別でない」「凡人だ」「結局そんなものだ」「大したことない」といった意味を持ちます。つまり、相手の言ったことやしていることに対して、特別さや優れているという感じがないという意味で使われます。
例えば、「お前も大概だな」と言った場合は、相手の言動や行動に対して驚きや感心するほどの特別さは感じられないという意味になります。また、「君も大概だね」という場合も同様で、相手の言っていることに特別な価値や意味がないという印象を示しています。
つまり、「大概」を使ったこの表現は、相手の言ったことやしていることをあまり重要視せず、それほど驚くべきものではないという軽い批判や皮肉を含んでいると言えるでしょう。
参考:大概の意味
■名・形動
1 物事の全部ではないが、その大部分。ほとんど。だいたい。たいてい。副詞的にも用いる。
「―の人は知らない」「漱石の作品は―読んだ」「朝食は―パンだ」
2 物事のおおよその内容。あらまし。概略。大要。「計画の―を説明する」
3 物事の程度などがありふれていること。また、そのさま。たいてい。
「―な(の)ことには驚かない」
4 物事の程度があまり極端にならないこと。ある程度でやめておくこと。また、そのさま。ほどほど。
「―な(の)ところで切り上げなさい」「いたずらも―にしろ」
■副
1 かなりの程度に達するさま。いいかげん。「―嫌になる」
2 推測がかなり確かなさま。たぶん。おそらく。「これだけ言っておけば―大丈夫だろう」