高橋貴洋さんは料理の香り・味・風味に取りつかれた人で、
大学院で化学の専門的な知識・技術を身に着けると本格的に「味覚」を生業とする会社に就職。
現在では様々なwebメディアで監修記事を出しているのほか、テレビ出演もするようになりました。
高橋貴洋wikiプロフィール(大学,学歴)
名前:高橋貴洋(たかはし たかひろ)
大学:東京理科大学大学院理学部化学科修士課程(最終学歴)
職歴:株式会社味香り戦略研究所(2007年入社)
高橋貴洋さんのプロフィール情報は味香り戦略研究所に入社する以前はほとんど見つかりませんでした。
味香り戦略研究所では研究開発部に所属し主席研究員(オイスターマイスター)として業務を行っています。
高橋貴洋さんのブログ
高橋貴洋さんの語る様々な「味と香り」のバランス関係についていくつか紹介します。
唐揚げにレモンをかけるかどうかは意見が大きく分かれるところですが、
その原因は「食の経験に違いがあるのでは」と指摘しています。
レモンのように強い酸味を持つ食べ物は本来であれば人間が本能的に嫌う味ではあるものの、
食の経験を重ねることで美味しいと感じるようになってしまうそうです。
お酒がいつの間にかおいしく飲めるようになるのも同じ理屈で、
モンをかける派の人とかけない派の人が分かれるのも無理はないんですね。
豆腐の食べ方にしても、冷奴を冷蔵庫から出してすぐ食べるよりも17℃~18℃の豆腐が作りたての豆腐の風味が出るらしく、
実際に味香り戦略研究所の専門機材で調べると、豆腐の温度の差でうまみの余韻や甘味で大きな違いが出ることが明らかになっています。
豆腐を食べるなら冷蔵庫から出して15分ほど常温で温めるのが理想で、
さらに豆腐をパックから出して一度豆腐を水道水で水洗いしてから料理に使うのがよりおいしく食べるコツ。
豆腐の周りに付着しているサポニンという苦味成分が邪魔をして料理が不味くなってしまうのを防げ来ます。
また、さつまいもが最も甘くなるのは(麦芽糖が大量に生成されるのは)60℃から80℃の時間を長くすることがポイントで、
電子レンジだとどうしてもすぐに温める形になって甘くなりにくいのに対し、石焼き芋なら長時間温度をキープできるため麦芽糖の量が多くなりさつまいもがより甘くなるそうです。
炭酸水に含まれる炭酸には「味の抑制効果」があって炭酸が強ければ強いほど、味の抑制効果は高まるため、
濃い味の料理には、強炭酸水を合わせるとサッパリとした味わいに調節することができます。
高橋貴洋は結婚してる?
調査中
高橋貴洋の本やテレビ出演は?
所さんの目がテン!(日本テレビ)
ためしてガッテン(NHK)
めざましテレビ(フジテレビ)
ホンマでっか!?TV(フジテレビ)、
あさチャン!(TBS)
Nスタ(TBS)
料理王国(TBS)
■その他
日本食糧新聞
島根県農林水産省
東京家政大学
日本家政学会
高橋貴洋が所属する味香り戦略研究所とは?
設立日 2004年 9月17日
世界初となる味を数値化する測定器「味覚センサー」によって味を「見える化」した企業で、
味覚センサーからはじき出された味の数値データを使い、食品や医薬品の開発・改良を提案。
「味覚センサー」は九州大がベンチャー企業などと産学連携でつくった分析機で、
これまでに島根県商工会連合会が県の特産品58品の中からご当地のポン酢が大手の既存品を調査。
既存のポン酢に比べてユズの酸味が強く、塩味が控えめだということが判明し、
県内外に売り込む際に特徴を浮かびあらせることができています。
また別の食品メーカーでは自社のドレッシングを分析したところ、実は味の方向性が偏っていたことが判明し、新商品の開発につなげています。