2021年の高岡市長選挙について、立候補者のプロフィールや公約(マニフェスト)をまとめています。
高岡市長選挙2021の立候補者の公約・プロフィール
角田 ゆうき 無所属 38歳 (男) 新人 元高岡市議会議員、一般社団法人代表理事
出町 ゆずる 無所属 56歳 (男) 新人 経済ジャーナリスト
こめたに 和也 無所属 63歳 (男) 新人 無職
角田 ゆうき
昭和57年10月30日生まれ 38歳
経歴
1998年3月 高岡市立南星中学校 卒業
2001年3月 私立高岡第一高等学校 卒業
2005年3月 立命館大学法学部法学科 政治行政専攻 卒業
2005年4月 富山テレビ放送㈱ 入社
2015年10月 一般社団法人高岡スポーツ ユナイテッドを設立
2016年3月 富山テレビ放送㈱ 退職
2016年4月 一般社団法人高岡スポーツ ユナイテッド代表理事就任
2017年10月 高岡市議会議員初当選
■政策ビジョン
「株式会社 高岡市役所」
市民は株主であり、お客様であるとの意識を
醸成し、 市役所の意識改革を行います
2
「市民主体の実行体制」
地域によって課題は様々であるからこそ、
市役所はサポートに徹し主体は市民となる
体制づくりを行います
3
「持続可能な未来都市高岡」
今と、そして20年、30年後未来を
見つめ市民と共に持続可能な高岡市を
目指して行きます
■地域創生
「市」民に「役」立つ「所」を目指して市役所職員の意識改革
地域課を設置。担当職員が地域住民と共に課題解決策を検討する体制を構築
企業が真に必要な助成・支援策を経済団体と一緒に考える体制を構築
有事(新型コロナや震災など)の際には、国・県の決定を持たず、独自に支援策を展開
未来を見据えて取り組むこと
財源と権限を地域に委譲して持続可能な地域の構築
ものづくりの特色を生かした最先端技術を学ぶ大学や大学院の誘致
夢応援サポータの設置で夢かなう街へ
■まちづくり
駅直結の市民会館機能を備えた複合施設の民間資金(PFI・PPP)による建設を検討
交通利便性を重視し、中心市街地に 市役所本庁舎の移転の検討
段階付き家賃補助で空店舗対策や店子 マッチング会の実施など中心市街活性化を推進
老朽空き家対策を目的に、解体後の 固定資産税を据え置きにする制度を検討
御旅屋商店街などのアーケードを活用した 遊び場・休み処作りの推進
スポーツコアや学校再編後の体育施設など スポーツ施設で地域の稼ぐ力を推進
未来を見据えて取り組むこと
ECO CITY(水素の街)を目指して
SDGsの推進による持続可能な社会の構築
高岡おもてなし観光の推進
■公共交通
鉄軌道でカバーできないエリアでの持続可能なコミュニティバスの運行
住民による住民のための住民に必要とされる 地域バスなどの地域交通策の展開
公共交通利用増加を目指し、駅舎の利便性向上や駐車場の確保など車の鉄軌道の共存共栄を推進
未来を見据えて取り組むこと
城端線・氷見線のLRT化を含む未来の高岡型交通網の整備
レンタサイクルを始めとした自転車利用促進を目指した独自の条例制度
■子育て
不妊治療の保険適用を見据え、市独自に上乗せ助成金制度や年齢制限緩和策を検討
副食費の無償化を目指した段階的な副食費助成制度を検討し、子育て負担の軽減
市営保育園の統廃合を見据え、保育士が不足している園への保育士派遣制度設立
外国籍児童や支援員の状況や課題解決策の検討など、多文化共生の環境を推進
未来を見据えて取り組むこと
出産や予防接種など育児にかかる費用の新しい助成制度を検討し、産み育てたい街へ
母子父子家庭が仕事も育児も遜色なく人生を楽しんで子育てできる環境整備
古城公園は「学ぶ公園」と位置づけ、大人も子どもも学んで楽しい公園化を推進
おとぎの森公園は「遊ぶ公園」として位置づけ、今よりもっと楽しい公園化を推進
出町 ゆずる
1964年富山県高岡市生まれ
成美小学校→志貴野中学校→高岡高校→早稲田大学政治経済学部卒業。
90年時事通信社入社。ニューヨーク特派員を経て、2001年テレビ朝日入社。
11年の東日本大震災をきっかけに執筆活動を開始。
全国の各地の地域創生の現場で、地域の未来に危機感を抱いて再興を果たした “キーマンの姿” と “心の底から湧き上がる想い” を徹底取材。
21年、生まれ育った地元高岡のワクワクする未来を思い描いて活動を開始。
■新型コロナウィルス感染症対策
ワクチン接種を速やかに実施する体制整備、市民の皆さまへのきめ細か情報提供
地域商品券の配布、(国の施策である)児童扶養手当受給者への臨時給付金の速やかな給付手続き
アフターコロナの経済対策&市民の暮らし対策に向けた「市長直轄のプロジェクトチーム」立ち上げ
■行政の見える化・スリム化と地域創生
若い世代が予算の使いみちを決める「若者議会」の設置
市長が地域に出向く「出前市長」や「動画配信」、公文書管理条例を制定し、情報公開を徹底。
前例主義を撲滅し、ワンストップ行政(たらいまわしの排除)の仕組みづくり。
議員定数(27議席)の削減要請と地域担当職員制度の導入(担当職員が地域住民と地域課題を協議し施策を立案)
■市民に優しい、持続可能な都市経営
コミュニティバス「こみち」の復活、市内各地域のコミュニティバスへの補助金導入
城端線と氷見線のLRT化
市中心街の活性化と各地域の街づくり
公共施設の整備・活用(「どうする市役所」、「どうする校舎」、「どうする市民会館」)
事業継承による高岡市への中高年のUターン&移住推進、障がい者等配慮条例の制定
■女性・子どもが、はつらつと暮らせる環境づくり
新たな働き方(時短勤務、フレックス、テレワークなど)を推進する企業を支援
病児保育の施設拡充
家事と育児の委託業務(アウトソーシング)支援
男性の育児参加の促進
子育て支援施設の拡充(雨天でも遊べる施設)
子育て総合相談窓口の開設と利用促進
■女性副市長の登用
庁内、公募を含めて広く人材を募集、共働き率の高い高岡の女性のなお一層の活躍を推進します。
女性管理職比率のアップ
■地域ブランド化と ITを使った独自の経済活性化
スーパー人材の育成支援
地場産業、地域特産品をトップセールスで全国へ発信し販売強化
空き校舎や有休公共施設を活用し、I関連企業や研究所などを誘致
「加賀藩の台所」と言われた豊富な食材の集積地である立地を活かした高岡市場の場外活性化
桜の名所100選、国指定史跡である古城公園の整備(国、県の助成も含め、市民の憩いの場、観光拠点としての整備)
故郷が生んだ「ドラえもん」によるまちづくり(ドラえもんロードや体験施設づくり)
個人平均所得で月2万円アップ作戦の実施(県内No.1を目指す)
■3つの政策理念
【しがらみ”と “なれあい”から脱却】
財政危機は二度と起こしません!市民の皆さまとの丁寧な対話を市制すべての根幹に!意思決定のプロセスも包み隠さず「正直に」わかりやすくお伝えし、市民の皆さまが主役の行政を進めます。
【いきいきした高岡再興】
行政にも経営感覚を取り入れ、高岡の稼ぐ力をどんどん伸ばします。
各地域の暮らしやすさと、若者と女性への魅力をアップし、定住促進をはかります。
【人口減少社会を見据えた 行政運営】
事業を徹底的に再評価し、予算を見直します。
今ある資源を「市民全員の知恵」を活かして最大限に活用し持続可能な都市経営を進めます
こめたに 和也
昭和33年5月7日高岡市生(63歳)
伏木小学校、伏木中学校
富山県立高岡高等学校卒
明治大学政治経済学部経済学科卒
富山県公立学校教員として小学校、中学校、高校に勤務
富山県教育委員会を経て、富山県立小杉高校、高岡高校校長等
2017年高岡市教育委員会 教育長就任
https://www.kometani-takaoka.jp/files/seisaku38.pdf
高岡、新時代へ。活力あふれる高岡を実現する38の政策
■子育て
結婚や子どもを望む方を応援します
県や県西部各市と連携した広域的な出会いづくりを一層進め、不妊治療にも積極的に取り組む「未来ファミリー応援プログラム」を実行します
安心して子どもを産み育てることができる環境を整えます
女性にやさしい職場づくりと併せて、職場の働き方改革や男性の育休取得を進め、総合的な子育て支援に取り組みます
将来に希望を持って子育てができるよう支援します
育児・保育・教育まで、子育て世代をトータルサポートすることで、「子育てしたいまち高岡」を実現します
多様な個性や能力を伸ばす一貫教育を推進します
デジタルも活用し、連続した成長を切れ目なく支援するきめ細かな教育を行います
■ひと育て
産業を担う人材を育てます
デジタルを活用できるビジネス人材の地域での育成と、伝統工芸を担う若者の全国公募(後継者育成支援)により、明日の高岡を支える人材を幅広く育成します
地域コミュニティを担う人材を育てます
自治会活動や災害対応、福祉を担う地域人材を官民連携して育成します
誰もが生き生きと暮らせるよう「人生100年福祉」を進めます
障がいのある方や、高齢者に優しい心身の「バリアフリーのまちづくり」を進めます
一人ひとりが輝けるようにします
パートナーシップ制度の新設やひとり親家庭への支援により、自分らしく生きる皆さんを支援します
■まち育て
中長期ビジョン「たかおか市民まちづくり構想」をつくり、誇りと愛着を持って住み続けたい美しいまちへと育てます
伝統と革新が織りなすまちにします
国宝瑞龍寺や国宝をめざす勝興寺など世界に誇れる高岡の文化的価値をさらに磨き上げ、文化の保存から活用へ深化させた文化観光を世界に展開します
まちと地域の個性を大切にします
各地域の特性を磨き、地域間ネットワークを深化させ、魅力あるまちにします
暮らしやすく歩いて楽しめるまちにします
中心市街地を人間中心のゆとりある空間とし、公共交通優先のまちにします
産業が育まれる強いまちにします
産業のデジタル化など次世代産業の育成を総合支援します
将来の地域農業を考え、次世代スマート農業を普及させます
地域コミュニティを大切にします
学校再編後の施設活用を踏まえ、地域のニーズに応じた「地域づくりセンター」と「地域づくり推進員」を新設します
環境にやさしいスマート・エコシティにします
ICTを活用した申請手続きのデジタル化や「コンパクトな市役所」をつくり、都市機能の集積を進めます