ネットのレシピでタケノコを生米で下ゆでして、そのまま灰汁ごとお粥にして食べるという調理方法が紹介されています。
「タケノコの灰汁抜きに糠を使わずに生米でやったら美味しいお粥ができたよ!」ということですが、賛否両論が入り乱れています。
タケノコを生米で下ゆでしたお粥に「シュウ酸が危険」「生タケノコの刺身は?」
タケノコが持つ独特の苦味(エグ味)はシュウ酸を含んでいるから。
こちらのサイトの情報を参考にすると、タケノコのシュウ酸の含有量はほうれん草とほぼ同じの650㎎程度(可食部100gあたり)
引用:ホウレン草(シュウ酸)と尿路系結石 | ふたばクリニック/世田谷区・三軒茶屋
逆に、タケノコよりもお茶の方がシュウ酸を多く含んでいて、
玉露 1350㎎
抹茶・煎茶 1000㎎
番茶 670㎎
ほうじ茶 286㎎
となっています。(100gあたりのシュウ酸含有量)
引用:再発予防 CQ29 シュウ酸はどのような食物に多く含まれるか?また,シュウ酸の摂取について工夫すべきことはあるか? | Mindsガイドラインライブラリ
タケノコを生米で下ゆでしたお粥は危険?「生タケノコの刺身がある」
若くて掘りたてのタケノコはアクが少なくて、生食できるくらい新鮮で刺身で食べることができるほど。
タケノコは日光に当たると光合成を開始するとともに、光による細胞損傷などから酵素も働いて細胞の中にあるアク成分のシュウ酸が増加するとのこと。