棚村壽三さんは大同大学大学院で「におい」の専門家として研究活動をする傍らで、明石家さんまの司会の番組「ホンマでっか!?」などにも出演。
「におい」のプロとして、私たちの身の回りの「におい」に関する真実はアドバイスをしてくれる棚村壽三さんの気になるプロフィールをまとめています。
棚村壽三wikiプロフィール
名前:棚村壽三(たなむら としみ)
出身地:愛知県
職業:大同工業大学 准教授(かおりデザイン専攻)
最終学歴:大同大学大学院 工学研究科材料・環境工学専攻
棚村壽三さんは中学生のころは学校の勉強に興味が持てず高校進学を考えていなかったそうです。
中学卒業後は自分で商売をするか、職人になるために誰かに弟子入りするかのどちらかだろうと将来設計をしていたようですが、両親から「高校くらいは卒業してくれ」と猛反対。
そこで、ものづくりが好きだったことから、普通科ではなく機械科の高校に進学をしています。
ただ、高校で金属材料や溶接、切削加工の実技を学んでいくうちに自分にはものづくりが向いていないことを悟ると、
中学生のころから触れていたコンピュータを使ったインターネットやパソコン通信を楽しむように。
高校生活において最も大きな収穫はプログラミングを学んだことで、
自分でプログラムを書いてLEDを光らせてみたり、ロボットを動かすようになったことが、かつては高校進学の意志すらなかった棚村壽三さんが大学進学まで考えるようになったきっかけとなりました。
ただ大学では研究室に配属される4年生まではほとんど勉強はせず、
研究室では建築環境の4要素の一つである「空気」に興味を持ち、においの測定の研究に取り組むようになります。
棚村壽三の経歴
棚村壽三さんは博士号を取得して大学を卒業すると、同大学の産学連携共同研究センターで共同研究員として働き始めます。
その後は工学部建築学科 非常勤講師を経て大同工業大学の准教授に就任しています。
棚村壽三さんの研究テーマは様々な製品から放散する「におい」に関するもので、測定方法の開発について研究。
自動車室内のにおいとその原因物質の解明、住宅のにおい環境調査などが主な研究対象で、
鼻を使った嗅覚測定法をはじめ、センサや質量分析機器などを駆使してにおいの数値化をすることが研究課題となっています。
棚村壽三さんはそのユニークな研究テーマからあらゆる事象に関する「ホンマでっか!?」などのテレビ番組にも出演をしています。
テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」に出演しました/棚村壽三准教授
12月10日(火)、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」(火曜19:00~放送)にかおりデザイン専攻の棚村准教授が出演しました。
3時間3本立てスペシャル企画の1つとして「キッチン・加齢臭・トイレ・衣類の生乾き・・・あなたの家庭は大丈夫?気になるニオイの正体を科学的に大解明SP!」と題したコーナーで、におい・かおりの分野の講師として出演し、家庭で身近な4つの気になるにおいが発生する仕組みとその対策を解説しました。
https://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/osarai/0028/
■棚村壽三の受賞歴
におい・かおり環境協会学術賞(平成27年5月)
■棚村壽三の所属学会
人間 生活環境系学会 室内のにおい評価・制御委員会 委員
日本建築学会 室内臭気規準改定WG 委員
空気・調和衛生工学会 中部支部 建築設備研究会 委員
棚村壽三のツイッターやインスタグラム
棚村壽三さんはツイッターやインスタグラムにはアカウントを開設していないようです。
棚村壽三の高校や大学など学歴は?
棚村壽三さんの通っていた高校についてが学校名は明らかになってなっていないものの、
大学は大同工業大学(工学部建築学科)に進学。
その後は、大同工業大学大学院に進学し修士課程・博士課程を修了しています。
棚村壽三の年収は?
調査中
私立大学の准教授の年収も各大学や学部によって異なりますが、私立大准教授の年収は750万円~850万円とされています。