Temu(テム/ティームー)で注文して届いた服などトコジラミは大丈夫?
中国発の格安越境EC・Temuは中国の工場で製造している?トコジラミの心配はないんでしょうか?洗濯で対策できる?
Temu(テム/ティームー)トコジラミは大丈夫?危ない?
殺虫剤効かぬ“スーパートコジラミ”日本でも相談急増 一度駆除しても…再発のワケ
海外で社会問題になっている吸血性の害虫「トコジラミ」の相談が、日本でも急増しています。殺虫剤が効かないトコジラミもいるようです。
■コロナが5類になった5月以降…相談も増加
トコジラミ駆除業者:「少なくとも12匹います。ちょっとつつくと、小さいものもいます」フランスでは、トコジラミの目撃情報が相次いでいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b2f1b50f1eee77455a94cf29c029df67cd11dec
Temu(テム/ティームー)から注文して届いた服や商品にトコジラミが付着している可能性について
Temuで注文した商品がトコジラミに汚染される可能性があるかどうかは、商品の取り扱いや環境によって異なる可能性があります。
商品の開封や取り扱い時には注意が必要ですが、トコジラミのリスクについては一概に言えることではありません。
ですので、トコジラミの危険性についてはブランドを問わず、ネットショッピング全般に言えることですね。
トコジラミは、寒さに弱いため、商品を開封する際は寒い日に玄関先やベランダなどで開封することが勧められています。
また、トコジラミは段ボールを好むため、商品が段ボールで届いた場合は袋に入れてすぐに廃棄するのが良いとされています。
虫が見つかった場合は殺虫剤やガムテープを使って取り除くことがおすすめです。
服を清潔に保つための方法として、50度のお湯に30分漬けるか、乾燥機にかけるといった方法がありますが、トコジラミは夜間に活動することが多いため、主にヒトや動物から吸血して巣に戻ると言われています。ただし、衣服の上からでは吸血できないため、座席やソファなどに繁殖することはほとんどありません。
トコジラミは寒さや空気の流れる滑らかな面が苦手なため、ビニール袋に入れて殺虫剤で数日間放置する方法や、平滑な面には移動しにくいという特性も持っています。ただし、数が増えると天井を移動して、上から落ちてくることもあるため、トコジラミ対策は慎重に行う必要があります。
なお、トコジラミの生息環境や寿命、行動時間帯、誘因要因について、トコジラミは二酸化炭素や体温、体臭に引き寄せられることがありますが、寒い環境でも2年ほど生きることができると言われています。また、トコジラミを自力で駆除することは難しく、信頼できる専門の会社に依頼することが大切です。
トコジラミは洗濯で対策できる?駆除方法は?
トコジラミ対策には、以下の5つの方法があります。
高温で死滅させる方法
直接捕獲する方法
家具などを動かさない方法
部屋を明るく保つ方法
殺虫剤を使用する方法
これらの対策を組み合わせることで、トコジラミを効果的に対処することができます。ただし、場合によってはプロの業者に依頼することも必要ですので、注意してください。
高温で死滅させる方法
トコジラミは50℃のお湯で30分で死滅します。衣類やシーツを浸ける、乾燥機で60℃から80℃で30分以上乾燥させる、スチームアイロンで蒸気をあてるなど、高温を利用して駆除します。ただし、厚手の枕や座布団には効果が薄いので注意が必要です。
直接捕獲する方法
掃除機や粘着テープを使ってトコジラミを捕獲し、密封して外に捨てる方法です。ただし、全てを捕獲するのは難しいため、一時的な対策として考えるべきです。
家具などを動かさない方法
トコジラミが生息する家具や備品を移動すると、他の部屋にも広がる可能性があるため、移動前に駆除をしてから移動することが大切です。中古の家具や本を購入する際も注意が必要です。
部屋を明るく保つ方法
トコジラミは夜行性なので、お昼の明るい時間帯にはあまり活動しません。照明を点けたまま寝ることで被害を防ぐことができます。
殺虫剤を使用する方法
トコジラミの駆除にはピレスロイド系の殺虫剤が効果的です。ただし、トコジラミの卵は5?8日で孵化するため、1週間おきに殺虫剤を散布する必要があります。隙間や畳の縁、カーテンなどに散布しましょう。ただし、一部の場所や奥深くに潜んでいるトコジラミには効果が薄いことがありますので、注意が必要です。
Temu(テム/ティームー)はなぜ安い?
Temu(ティームー)は、中国のEC大手が海外向けに展開している越境ECサイトです。日本では2023年7月にリリースされ、その圧倒的な安さで話題になりました。
Temuの安さの理由は、大きく分けて以下の2つです。
中間マージンを省く
入札モデルを採用する
中間マージンを省く
Temuでは、製造工場と直接取引することで、中間マージンを省いています。通常、ECサイトでは、メーカーから卸業者、小売業者を経て消費者に商品が届きます。この間に、それぞれの業者が利益を乗せていくため、商品の価格が高くなります。
Temuでは、メーカーと直接取引することで、中間マージンを省き、より安い価格で商品を販売しています。
入札モデルを採用する
Temuでは、加盟店が商品の価格を入札で決める「入札モデル」を採用しています。入札で最も安い価格を提示した加盟店が、その商品を販売することができます。
この入札モデルにより、加盟店はより安い価格で商品を販売することで、競争に勝ち残ろうとします。その結果、商品の価格がどんどん下がっていくという仕組みです。
まとめ:Temu(テム/ティームー)トコジラミは大丈夫?危ない?洗濯で対策できる?
Temu(テム/ティームー)で注文して届いた服などにトコジラミが付着している可能性はゼロではありません。トコジラミは、人間の血を吸う寄生虫で、布団やカーペット、ソファなどの家具、衣類などに潜んでいます。衣類に潜むトコジラミは、衣類を着たり、衣類を持ち運んだりすることで、他の場所に移動することがあります。
Temu(テム/ティームー)は、全国の工場で生産された商品を販売しています。生産工場は、トコジラミ対策を徹底していると思われますが、万が一、トコジラミが付着した商品が販売された可能性は否定できません。
Temu(テム/ティームー)で注文した服などにトコジラミが付着していないかどうかを確認するには、以下の方法が有効です。
- 服を着る前に、中をよく確認する。
- 服を着た後に、衣服に血の付着や小さな黒い点(トコジラミの糞)がないか確認する。
- 服を着た後に、衣服に虫の抜け殻や生き残ったトコジラミがないか確認する。
もし、トコジラミの疑いのあるものが見つかった場合は、すぐに洗濯や乾燥を行い、トコジラミを駆除しましょう。
また、トコジラミの被害に遭わないためには、以下の対策が有効です。
- 帰宅後、衣類はすぐに洗濯する。
- 寝具やカーペット、ソファなどの家具は、定期的に掃除機をかけ、日光に当てる。
- トコジラミを見つけたら、すぐに専門の業者に駆除を依頼する。
なお、トコジラミは、人間の血を吸った後、2~3日で卵を産みます。卵は、わずか1mm程度の大きさで、肉眼では見分けがつきにくいため、注意が必要です。