天気予報で雨が晴れになることはある？前日の天気予報で雨から晴れにする方法はあるんでしょうか？
2日後の天気予報があたる確率はどのくらいなんでしょうか？
天気予報で雨が晴れになる？
天気予報は１週間後とかだと正確性がかなり低いので晴れるチャンスは大いに期待できます。
雨量は当日にならないとわからないので最悪雨でも小雨程度が1時間だけとかで済むかもしれません。
ちなみに、天気予報が雨と言っても降らないケースは意外と多く、基本的に雨の予報の方が予測しにくく、外れやすいとされています。
晴れの予報は比較的当たることが多いです。そして、雨の予報ほど変わりやすいです。
晴れの予報から雨の予報に変わることよりも、雨の予報から晴れの予報に変わることの方が多いです。
気象庁が自ら行っている翌日の予報精度でも、降水がある（雨）と予測された時に雨が降る確率は平均で70％～80％ですが、降水がない（晴）と予測された時に晴れる確率は平均で80％～90％となっています。
梅雨のこの時期は雨が多い天候が続くため、上記の値よりも低くなっています。
天気予報で前日の雨予報でなぜ晴れる？
天気予報の雨の降水確率は、雲の形が似たような過去のデータから算出しています。
それが外れるということは、過去と同じ雲の状態でも、結果が違うことが多いということです。
前日に雨予報が晴れになることはまれにありますがそんなにはないです、あるとすれば大気の流れが大きく予想と外れた時とか、梅雨の時期に梅雨前線が予想位置から大きく南北にずれた時です。
天気予報で2日後の天気が変わる？
気象庁では、週間天気予報の精度を検証しています。
それによれば、2日後の降水の有無の的中率は、およそ80%前後です。約80%は当たっているということです。
降水の有無の的中率は、3日目(2日後)の全国平均で81%です。この81%が、3日目(2日後)の予報が当たる確率と考えてよいです。
また、2日後の最高気温と最低気温の予想誤差は、およそ1.5℃です。
気象庁 週間天気予報検証結果
例 週間天気予報についての検証結果 (平成26年1月)
梅雨で２日後雨予報なら、大体当たりです。
雨予報でも、細かな地域によっては曇りになる時間帯が有ったり、一時的に雲が無い上空になって晴れ間が見えることがあります。
夏ですから雲の切れ間があると日差しが出ます。しかし、長く続かず、再び曇ったり雨が降ると思います。
まとめ：天気予報で雨が晴れになる？前日の雨予報でなぜ晴れる？2日後の天気が変わる？
天気予報は前日予報や、当日の予報なら信用して大丈夫でしょう。
都道府県単位でどこかに雨が降るか降らないかぐらいならほぼ前日の天気予報は当たります。
どこかで少しでも降る可能性があれば雨マークが付きます。それを当たりと言うのなら当たります。
雲の量、雨の量、風の強さなど、詳細はあまりあてになりません。
しかし、天気によって信頼性は変わります。
●前日や当日の予報に晴れマークがついている場合
（晴れ・晴れ時々曇り・曇り時々晴れなど）は、信頼して大丈夫です。（80％以上当たる）
ただし、夏など、「所により雨」・「所により雨で雷を伴う」などと書かれている場合は、
雨の降る可能性もあることを差していますので、
晴れていても折り畳み傘があるといいです。
●前日や当日の予報に雨マークがついている場合
（曇り一時雨・曇り時々雨・曇り後雨・後曇り・晴れ後雨・雨後晴れなど）は、
前日の予報でも外れる可能性がやや高めです。
（降水があるかないかの的中率はは約80％くらいで、降る時間の予報は約50％くらい）
1週間先の予報は外れる可能性が非常に高いです。
（1週間先の予報が、前日・当日になるまで同じ予報であることは非常に少ない）
1週間の間に別の予報に変わる可能性が高いということです。
1週間先の予報を見て、その後予報を見ずに当日を迎えた場合、
1週間前の予報とは違う天気になる可能性が高いです。
1週間先の予報が雨で、前日に晴れに変わっていることはよくあります。
逆はあまりないです。
1週間先の予報が、曇りや雨の時ほど、当日までに変わる可能性が高くなり、
1週間先の予報が晴れの場合、当日までに変わる可能性は曇りや雨よりは低いです。
●週間予報の5日～7日先の予報はあくまで参考までに、
2～4日前に予報内容が変わることが多いです。
気になる日がある場合は、毎日予報をチェックしてください。
なぜ天気予報で雨が晴れになる？前日の雨予報で晴れる・2日後の天気が変わる理由は？
天気予報で雨が晴れに変わることがある理由は、以下のようなものが考えられます。
○天気予報の精度
○突発的な変化
○天候の変化
たとえば風は、地球の回転や太陽の熱などで発生します。
風に乗って、雲や空気中の水分やほこりなどが移動します。1
その結果、雲が晴れたり、晴れたところに雲ができたり、雨が降ったり止んだりすることがあります。
天気予報は、風や雲や空気の状態を観測して予測しますが、正確には予測できないこともあります。
天気予報の精度
天気予報は、気象データや数値予報モデルを元に予測されますが、その精度には限界があります。予報が誤った場合、雨が晴れに変わることがあります。
突発的な変化
気象現象には突発的な変化があります。たとえば、急に風が強くなったり、雨雲が速く通り過ぎたりすることがあります。これらの突発的な変化によって、雨が晴れに変わることがあります。
天候の変化
天候が予想以上に早く変化した場合、雨が晴れに変わることがあります。たとえば、予想されていた低気圧が急に減弱した場合、雨がやんで晴れになることがあります。
