天真みちるさんは元宝塚歌劇団に所属していたタカラジェンヌで、引退後は企画・クリエイティブ・余興芸人として活躍中。
元SMAP中居正広には「友達になれそう」、元花組トップスター明日海りおには「宝塚に新ジャンルを築いた」と言わしめた天真みちるさんの気になるプロフィールをまとめています。
天真みちる たそ由来は
天真みちるさんは宝塚ファン(通称:ヅカヲタ)の間では【たそ】のニックネームで親しまれています。
「天真みちる」という芸名からは「たそ」を連想させる要素は1ミリもないですし、天真みちるさんは本名(苗字)を明かしていないので、本名が由来しているわけでもありません。
天真みちるさんがまだ宝塚音楽学校の生徒だった時、あだ名は『梅ちゃん』と呼ばれていましたが、このあだ名は元宝塚歌劇団宙組トップ娘役・陽月華さんと同じ。
宝塚歌劇団が年に一度発行している『宝塚おとめ』という、タカラジェンヌのタレント名鑑に「あだ名:梅ちゃん」と記載するのはまずいだろうということになり、急遽『梅たん』とすることに決めます。
ところが、プロフィールでは『梅タン』と書いたはずが「タン」の字が「タソ(たそ)」と編集の方が間違えて掲載されてしまい「梅タソ」→「タソ」というあだ名の由来となりました。
ちなみに、宝塚ではかつて、デビューする芸名を決める際には『万葉集』や『百人一首』の中から創始者の小林一三先生がひとりひとりに名前をつけられていた、といった伝説が遺されています。
現在は、さすがに万葉集の言葉もネタが尽きてしまったことなどが理由で、自分たちで考えた付けた名前をいくつか提出し、劇団サイドに可否を問う形になっているそうです。
天真みちるのタンバリン芸がすごい!
天真みちるさんは宝塚時代から、歌唱力もあり、キレのあるダンスが絶賛されていましたが、タンバリン芸のクオリティが高いことで、その名が知られるようになりました。
2014年に放送されたスマップの番組「SMAP×SMAP」で天真みちるの宴会芸としてのタンバリン芸がピックアップされたことがあります。
宝塚100人スペシャルという企画で当時のトップ・蘭寿とむ、凰稀かなめ、壮一帆、柚希礼音、龍真咲、明日海りおといったそうそうたるメンバーが出演する中、話題はかっこいい男役トップとなりました。
そのときに、突然指名されたのが天真みちるさんで、タンバリン芸を全国放送のテレビ番組で披露し大きな反響を呼ぶことになりました。
宝塚歌劇団では、公演後に開催される打ち上げで必ず「余興」をする習わしがあり、タカラジェンヌは公演と同じ熱量で取り組むのだそうです。
そこで天真みちるさんは、自分でもクオリティの高い芸は何か?を考えた結果、タンバリン芸に行きついたとのこと。
天真みちるさんは「TASSO」とデコられている花の形をしたタンバリンなど10個くらい持っているそうです。
天真みちるwikiプロフィール
名前:天真みちる
本名:みちる(苗字は不明)
生年月日:11月18日
身長:169cm
血液型:
性格:
出身地:神奈川県厚木市
出身校:県立厚木東高校
期:92期生
趣味:写真、映画・舞台(暇さえあれば観劇三昧)鑑賞、乗り鉄、ピアノ、花組の同期と集う事(ディベート)、ワンダーフォーゲル、ラジオ体操、ジグソーパズル、「人狼」
特技:笑顔(とびっきりの、sunshineの様な)、タンバリン芸
天真みちるさんは2006年に92期生として宝塚歌劇団に入団。
宙組大劇場公演『NEVER SAY GOODBYE』で初舞台を経験しています。
92期生の動機には、次のような顔ぶれがみられます。
蘭乃はな
真風涼帆
透水さらさ
彩凪翔
鞠花ゆめ
輝咲玲央
煌月爽矢
すみれ乃麗
天真みちるの年齢は?
天真みちるさんの誕生日は「11月18日」とだけ明かされていて、生まれた年については情報がありません。
ただ2006年に宝塚歌劇団に入団していることから、2004年に宝塚音楽学校に入学していることが分かります。
さらに、宝塚音楽学校の入学条件には「14歳から18歳」という年齢制限があることから、天真みちるさんの年齢は2021年時点では31歳~35歳くらいとみられます。
天真みちるの経歴
天真みちるさんは男役として花組に配属されると、老老男女問わず幅広い役を演じるようになります。
2010年には「麗しのサブリナ」の新人公演でフェアチャイルド役に選ばれていますが、天真みちるさんと言えば、コミカルなおじさん役がはまり役として有名なタカラジェンヌでした。
主役の吸血鬼に血を吸われめちゃめちゃ狂う不動産仲介人
裏で麻薬を密売している医者
女装する医者
モヒカンの用心棒
角刈りの車引き
邪馬台国のみずら結いの人
常に半目(薄目)状態の右大臣
天真みちるさんはトップを目指すことは早々にあきらめて、自分の個性を活かせるキャラクターを模索した結果、おじさん役で「宝塚の新たなジャンルを切り開いた」と言われるほど脚光を浴びるようになります。
2階席からでもわかるような濃いメイクと濃い演技で、他のご贔屓を見に来たファンのオペラグラスを私に向けさせる「視線ドロボウ」のポジションを獲得。
在団2年目ですでにおじさん役を極める決意を固めます。
そんな天真みちるさんは「激レアさんを連れてきた」などのテレビ番組にも出演しているほか、「こう見えて元タカラジェンヌです」という宝塚の裏側を面白おかしくまとめたエッセイも発表しています。
■「こう見えて元タカラジェンヌです」内容
抱腹絶倒間違いなし!たそ・タンバリン・天真が通る!?花の宝塚ライフ!
清く正しく……おもしろく!?
100年以上の歴史を持ち「清く、正しく、美しく」をモットーに女性たちが歌い踊る宝塚歌劇団。その美しさでファンを魅了するスターの隣には、角刈りの車引き・モヒカンのチンピラ・麻薬密売人などクセの強いおじさん役で唯一無二の存在感を発揮した名コメディエンヌ「たそ」の姿があった……。
一次敗退の翌年のタカラヅカ合格、先輩スターに囲まれ興奮の入団と次々にのしかかる試練、奇跡のSMAP×SMAP出演で「タンバリン芸人」になったエピソードなど、音楽学校入学から宝塚歌劇団卒業まで15年の月日をコミカルに描く。
「宝塚に新ジャンルを築いた」と言われた伝説の元タカラジェンヌによる、誰も知らない爆笑宝塚エッセイ。
天真みちるの退団理由は?
2018年10月14日:『MESSIAH -異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN ?百花繚乱?』千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。
退団公演では若草萌香さんとダブルエトワールを務めた。
退団理由について天真みちるさんは、他の多くの宝塚OBと同じく自らは理由についてはっきりとは明言していません。
ただ天真みちるさんが様々なインタビューで語っている内容を踏まえると、ステップアップのために退団したことが理由として挙げられそうです。
もともとは宝塚の宴会で「自分のテーブルの周りにいる方々を喜ばせなければいけない」という思いで始めたタンバリン芸ですが、天真みちるさんはどちらかというとおとなしい性格だったそうです。
ただ、宴会芸で、せんとくんのコスプレ(当時はせんとくんのコスプレセットが売っておらず、茶色の全身タイツにダンボールで作った鹿の角を頭に乗せただけ)でタンバリン芸を披露するなど、先輩たちからは「すごい下級生が入ってきた」と一目置かれる存在となっていきます。
「自分がまず楽しんで、人にも笑顔になってもらうためにはどうしたらいいかを掘り下げるのが楽しくなった」という天真さんは、「はじけたことのない人がはじけた時に、自分も周りも楽しくなる」ことを発見。
「その子が振り切れたときの面白さを知って欲しい」と下級生に自ら書いた台本を渡し演じてもらい、その姿を上級生に見せるなどして両者の橋渡し役に。
卒業後も「これを仕事にしちゃおう!」と現在に至ります。
天真みちるのツイッターやインスタグラム
天真みちるのツイッター
@utatteodoreruyo
天真みちるのインスタグラム
@tenma.michiru.official
天真みちるのフェイスブック
天真みちるの身長・体重は?
天真みちるさんの体重については具体的な数字は公表されていないものの身長は169㎝です。
天真みちるの実家は?
実家がお金持ちのお嬢様が多いといわれるタカラジェンヌ。
天真みちるさんの実家も裕福ではないかと調べてみたところ、特にお金持ちだと言えるようなエピソードは見当たりませんでした。
出身校は神奈川県の公立学校、神奈川県立厚木東高等学校で、いわゆる私立のお嬢様学校というわけではないので、天真みちるさんの実家はどちらかというとごく普通の家柄の可能性が高そうです。
ちなみに、タカラジェンヌには案外、庶民的な人も多く、学生時代にアルバイトをしてレッスン費用や宝塚音楽学校の受験料にあてていたというタカラジェンヌもいます。
真風涼帆さんはパン屋
瀬戸かずやさんはオムライス作り
元月組トップスターの真琴つばささんはファーストフード店
元花組トップスターの春野寿美礼さんはクリーニング店
でアルバイトをしていたそうです。