テレサ・マカビー殺人事件の犯人は誰？警察官のジェームズ・ダケット？

テレサ・マカビー（Teresa McAbee）は1987年、当時11歳で夜中に近くのお店に鉛筆を買いに行ったまま行方不明となる事件が発生。

その後、近くの湖で無惨な姿で発見されましたがテレサ・マカビー殺人事件の犯人は誰？警察官のジェームズ・ダケットと事件の関係は？

テレサ・マカビー殺人事件の犯人は誰？警察官のジェームズ・ダケット？

テレサ・マカビーは事件当時11歳でマスコッテ小学校の5年生でした。

1987年5月11日の午後10時頃、テレサ・マカビーは鉛筆を買いに家を出て近くのコンビニエンスストアにでかけます。

しかし、なかなか帰ってこないことからテレサの母親がは午後11時頃に店に行くものの、テレサ・マカビーを姿がどこにも見当たらず、最終的に行方不明の報告を提出します。

母親の願いもむなしくテレサ・マカビーは翌日、マスコッテのナイトレイクで遺体となって発見されます。

湖はテレサ・マカビーが最後に見られたコンビニエンスストアから1マイル（1.6km）も離れていない場所。

テレサ・マカビーは服を着ていましたが、テレサ・マカビーの下着からは血液と1本の陰毛、ジーンズには精液が見つかったことから検死官はテレサが性的暴行を受け、首を絞められ溺死したことを断定。

警察の調査の結果、テレサ・マカビーは鉛筆を購入した後、16歳の男の子と一緒にお店を出たことがわかります。

それから、パトロール中していた29歳のの新人警察官ジェームズ・ダケットと一緒にいるところを目撃されたのが最後となりました。

16歳の少年はテレサ・マカビーをジェームスがパトカーの助手席に乗せたと証言し、店の店員はまた、ジェームズがテレサの名前と年齢を尋ねに来たと証言

しかしジェームズは店の外でテレサとだけ話し、彼女に家に帰るように指示したと証言しています。

遺体が発見された場所の近くで、はっきりとしたタイヤの跡が残されていましたが、これは2台のマスコットパトカーにのみ搭載されていた特定のタイヤによるものでした。

ジェームズの乗っていたパトカーのボンネットに、まるで座っているかのようなテレサの掌紋も見つかるなどの状況証拠から警察はジェームズを逮捕

しかし彼はテレサが彼の車のボンネットに座っていたことを否定しましたがFBI捜査官で髪の毛の検査の専門家であるマイケル・マローンは、陰毛がジェームズに属する可能性が高いと証言しました。

ジェームズはそれでも事件の関与を否定しますがテレサの死から約1年後、ジェームズは性的暴行と1度の殺人で有罪判決を受けると陪審員は死刑判決を言い渡します。

彼はまた、性的暴行罪で25年の刑を宣告されますが、陰毛に関するマイケル・マローンの証言の信頼性に関して2015年、FBIは分析に誤りがあったことを認めています。

それにもかかわらず、ジェームズは今もなおフロリダ州レイフォードのユニオン矯正施設で死刑囚監房に収監されているそうです。