映画「ワイルド・スピード」なぜ「The Fast & Furious」じゃない?意味は?

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映画「ワイルド・スピード」の原題は「The Fast & Furious」

ロサンゼルスを舞台にドラッグレース(ゼロヨン)に熱中するストリート・レーサーたちを題材としたカーアクション映画シリーズ。

なぜ日本では「The Fast & Furious」ではなく、「ワイルド・スピード」となったのでしょうか?

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映画「ワイルド・スピード」なぜ「The Fast & Furious」じゃない?意味は?

映画「ワイルド・スピード」の原題は「The Fast & Furious」で意味は

「猛烈な勢いで」
「速くて猛烈」

といった意味になります。

なぜ日本では「The Fast & Furious」ではなく、「ワイルド・スピード」となったのかというと、やはり売れそうなタイトルに変える必要があったためでしょう。

普通の日本人はFuriousという単語なんてまず使うことがありませんし、発音もあまり耳になじんでいるわけでもありません。

簡単な単語の方がわかりやすいという判断で「ワイルド・スピード」になったとみられます。

憶測ですが、ワイルドスピード1(Fast&Furious)の公開が2001年で当時まだヴィン・ディーゼルは日本での知名度はありませんでした。
その少し前の1997年、これまでのアクション映画の常識を覆した「スピード」の続編2が公開されており、日本でもヒットしていました。

その流れから、車のアクションでもある事から「スピード」を借りてきて、主役がキアヌのようなやさイケメンではなく、ドデカイマッチョ男が演じるという点で差別化をし「ワイルド」を冠にしたのかなとおもいます。

まとめ:映画「ワイルド・スピード」なぜ「The Fast & Furious」じゃない?意味は?

「ワイルド・スピード」(通称「ワイスピ」)およびそれに続くサブタイトルは、いずれも原題の直訳に基づいていない日本オリジナルの邦題

原題の「Fast & Furious」は、英語の慣用句で「熱気に満ちた、勢いよく、熱狂的な」といった意味

2021年には、米メディアのThe Hollywood Reporterが、本シリーズの邦題を「爽やかで、わかりやすく、アーケードのレースゲームのようなタイトル」と評し絶賛する内容の記事を掲載した

昔はタイトルで直感的にわかりやすくする傾向がありましたが、2000年以降は徐々にその傾向が薄れて原題のままのタイトルも多くなってきました。

■原題と邦題が違う映画
邦題:バス男
原題:Napoleon Dynamite

邦題:ミニミニ大作戦
原題:THE ITALIAN JOB

原題:『Collateral Beauty』
素晴らしきかな、人生!

邦題:リメンバー・ミー
原題:『COCO』

邦題:プーと大人になった僕
原題:『Christopher Robin』

邦題:きっと、うまくいく
原題:『3 IDIOTS』

邦題:俺たちに明日はない』
原題:「Bonnie & Clyde」

邦題:カールじいさんの空飛ぶ家』
原題:「Up」

邦題:ジョニーは戦場へ行った』
原題:「JOHNNY GOT HIS GUN」

映画「ワイルド・スピード」(原題:The Fast & Furious)シリーズ

【シリーズ1作目】
原題:The Fast and the Furious
邦題:ワイルド・スピード

【シリーズ2作目】
原題:2 Fast 2 Furious
邦題:ワイルド・スピードX2

【シリーズ3作目】
原題:The Fast and the Furious: Tokyo Drift
邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

【シリーズ4作目】
原題:Fast & Furious
邦題:ワイルド・スピード MAX

【シリーズ5作目】
原題:Fast Five
邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX

【シリーズ6作目】
原題:Fast & Furious 6
邦題:ワイルド・スピード EURO MISSION

【シリーズ7作目】
原題:Furious 7
邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION

【シリーズ8作目】
原題:The Fate of Furious
邦題:ワイルド・スピード ICE BREAK

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