映画「グーニーズ」で子供たちが主人公ですが、その中でもマイキーは「グーニーズ」のリーダー的存在。
喘息持ちで吸入器が手放せなかったものの、最後は見事に片目のウィリーの財宝の一部を持ち帰ることに成功しました。
【グーニーズ】マイキーの現在は
マイキーの正式な名前は、マイケル・ウォルシュ。
喘息持ちで一見臆病そうな見た目ですが、父から毎晩、海賊ウィリーの話を聞いて育ったことから、海賊の秘宝探しに並々ならぬ想いを持っています。
みんなを引っ張っていくリーダー的存在ですが、思いがけぬ状況でファーストキスを体験したシーンでは、まだあどけない様子も見え隠れしていました。
海賊ウィリーの財宝の在り処までたどり着くものの、ウィリーの遺した罠やフラッテリー一家の襲撃によって、最後はスロースの起死回生の救出もあって命からがら洞窟から抜け出します。
住宅ローンの支払いができず、ウォルシュ家は街から立ち退きを余儀なくされるかと思いきや、マイキーの持っていたビー玉入れには奇跡的に海賊ウィリーの宝石の一部が残っていて、今までの暮らしを続けられるようになりました。
ただグーニーズでの冒険を終えたマイキーにとっては、初キスを経験するなど心身共に大きく成長したようで、片時も手放すことのなかった吸入器を投げ捨てたところが、マイキーがこれから大人になる様子を暗示するメタファーになっていたと見られまsう。
【グーニーズ】マイキーの俳優は誰?
映画「グーニーズ」でマイキーを演じた俳優はショーン・アスティンです。
名前:ショーン・アスティン(Sean Astin)
生年月日:1971年2月25日
年齢:50歳
国籍:アメリカ
出身地:カリフォルニア州サンタモニカ
母親は『奇跡の人』でアカデミー賞を受賞しているパティ・デュークで、父親は音楽プロモーター・ライターのマイケル・テルという芸能一家。
『グーニーズ』での出演で一躍有名になると、アメリカでは様々な映画やドラマに出演するようになります。
特に2001年の「ロード・オブ・ザ・リング」でサム役(サムワイズ・ギャムジー)を演じたことで、ショーン・アスティンの名前は再び世界に知れ渡るようになりました。
2017年には、Netflixの人気オリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン2にウィノナ・ライダーが務めるジョイスの恋人役ボブとして出演しています。
ストレンジャー・シングスのシーズン4に加え、2019年のテレビ作品『ニックのいたずら』でもメインキャストに名を連ねていました。
プライベートでは1992年7月11日に女優のクリスティン・ハレルと結婚し3人の娘に恵まれています。
アレクサンドラ(1996年11月27日生まれ)
エリザベス(2002年8月6日生まれ)
イザベラ(2005年7月22日生まれ)
アレクサンドラは『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』でアスティンのキャラクターの娘、エラノール・ギャムジーとしてカメオ出演しています。
アスティンは、足首に「9」という文字のタトゥーを入れていますが、これは「ロード・オブ・ザ・リング」に出演したこと記念したもの。
他の8人の俳優のうち7人(イライジャ・ウッド、ショーン・ビーン、ビリー・ボイド、イアン・マッケレン、ドミニク・モナハン、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルーム)が全員同じタトゥーを入れているそうです。
マラソンや鉄人レースなどにも出場鵜をしていて、2015年10月にはハワイのカイルア・コナで開催された「2015年アイアンマン世界選手権」に出場しています。
2004年のアメリカ大統領選挙では、ジョン・ケリー上院議員を支持し、オレゴン州ポートランドで行われたケリーの選挙集会にオープニング・スピーカーとして参加しました
2008年の大統領選挙では、ヒラリー・クリントン上院議員(当時)を支持し、クリントンの娘であるチェルシーと一緒に選挙活動を行いました
アメリカの俳優らしく選挙運動にも活発に関わっていて、2016年の大統領選挙ではヒラリー・クリントンのために、2020年には民主党候補のジョー・バイデンを支持し選挙活動をサポートしていたようです。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」には3部作を通じて出演(「指輪の仲間たち」(2001年)、「二つの塔」(2002年)、「王の帰還」(2003年))
ショーン・アスティンも自身の演技で7つの賞にノミネートされ、
サターン賞シエラ賞、シアトル映画批評家賞、ユタ映画批評家賞(いずれも助演男優賞)
視覚効果協会賞(効果映画における男性または女性の優れた演技)
など5つの賞を受賞しています。
【グーニーズ】マイキー以外の俳優の現在は?
映画「グーニーズ」でマイキーの兄・ブランドン・ウォルシュ(ブランド)役を演じたのはジョシュ・ブローリンです。
面倒見のいいブランドは喘息持ちの弟を心配し、成り行きで冒険に同行することになりました。
ブランドを演じたジョシュ・ブローリンは映画「グーニーズ」俳優デビュー作品でした。
その後も映画作品をメインに活躍中。主な出演作としては、コーエン監督に気に入られたようで、
『ノー・カントリー』(2007年)
『メン・イン・ブラック3』(2012年)
『デッドプール2』(2018年)
などに出演。
映画「デッドプール」ではマーベル「アヴェンジャーズ」の世界観で最強の敵とされるサノス役を演じています。
ちなみに、映画『デッドプール2』では、「グーニーズ」をオマージュしたようなシーンがちょっとだけあります。
本作で俳優デビューを果たしたジョッシュ・ブローリン。彼はその後も活躍をつづけ、2018年には『デッドプール2』に出演しました。
片目が機械になっているキャラクター「ケーブル」というに対して、デッドプールが「片目のウィリー」と呼んでいました。
映画「グーニーズ」でブランドの恋人・アンドレア・カーマイケル(アンディ)をを演じたのはケリー・グリーン。
チアリーダーをしていたアンディもブランドと同じく成り行きで「グーニーズ」の冒険に同行することになり、マイキーにとってはほろ苦いファーストキスの相手となりました。
アンディを演じたケリー・グリーンは、2021年現在にいたるまで女優活動をつづけ、多くの映画やテレビシリーズに出演しています。
本作の翌年に公開された『ルーカスの初恋メモリー』でメインキャストを務め、ティーン時代に『ハートビートで追いかけて』などに出演していました。
喘息持ちで吸入器が手放せなかったものの、最後は見事に片目のウィリーの財宝の一部を持ち帰ることに成功しました。