ディズニー映画「リトルマーメイド」に出てくるセバスチャンはカニ？
「セバスチャン」はもともと海の宮殿の音楽隊長でしたがアリエルへの躾で悩むトリトン王に偉そうな助言をしてしまったがためにアリエルのお目付け役に任命されたキャラクター。
セバスチャンはカニなんでしょうか？それともエビ？ロブスター？
【リトルマーメイド】セバスチャンはカニ？エビ？ロブスター？
ディズニー映画「リトルマーメイド」に出てくるセバスチャンはwikipediaではトリトンに仕える宮廷音楽家の「蟹」とされています。
セバスチャンは尻尾がないので、少なくともエビやロブスターではないでしょう。
ちなみに彼のフルネームは『ホレーショ・フェロニアス・イグネシアス・セバスチャン』
「リトルマーメイド」のディズニーテレビアニメシリーズによるとセバスチャンはジャマイカの海岸沖で、クロード・クラブとクラウディア・クラブの間に誕生
トリトン王の宮廷の作曲家になるとコンサートの指揮者として活躍します。ある日、長女のアリエルがコンサートに現れず、セバスチャンとトリトン王は彼女を叱ります。
心配したトリトン王は、セバスチャンにアリエルを追いかけて守るように頼みます。
セバスチャンはその任務を果たそうとしますが、アリエルが人間を助けて恋に落ちたことを知って驚きます。
セバスチャンは思わずそれをトリトン王に話してしまい、トリトン王はアリエルと対話することになります。
セバスチャンは自分がアリエルを裏切ったと感じ、アースラという海の魔女に助けを求めているアリエルを追いかけます。
後に彼はアリエルがエリック王子の愛を手に入れるためのアドバイザーとなります。セバスチャンはシェフのルイとも敵対関係になります。
映画の中で、セバスチャンは最初はアリエルの指導役ですが、時間が経つにつれて彼女の親友になります。
【リトルマーメイド】セバスチャンwiki
トリトンに仕える宮廷音楽家の蟹（「トリニダードの赤蟹」とされている）。
元々はプロの音楽家であり、第1作の序盤で、アリエルの16歳のお披露目のコンサートの指揮者を任されるのだが、肝心のアリエルが出席しなかった事で、コンサートは失敗に終わり、面目を丸つぶれにされてしまう。さらにこの一件をきっかけに、トリトンの命令で、アリエルが海の上に行かないように、アリエルの監視役にさせられる。しかし、口では文句を言いながらも、元々責任感の強い性分であるが故に、アリエルに対してはそれなりに気を配り、アリエルの監視の役目を果たしつつも、トリトンにアリエルが人間（エリック）を助けた事がバレない様に尽力する。しかし蟹であるため人魚よりも泳ぎが遅く、海の上へと向かって猛スピードで泳ぐアリエルには、追いつくことができない。
アリエルが海の魔女のアースラとの契約で、声と引き換えに人間になった際には、アリエルを止めることができなかった自分に対して、「私も意気地なしの蟹になった」と嘆くも、アリエルの必至な表情の訴えから、仕方なくエリックとの恋に協力する事になる。
アリエルと共にエリックの城に行き、蟹であるために城のシェフのルイに料理されそうになる（以来、ルイとは因縁のライバルとなる）など、散々な目に遭いつつも、次第にアリエルのエリックに対する気持ちや、陸の上での生活に対する憧れに理解を示す様になり、最終的にセバスチャンの活躍もあって、アリエルとエリックは無事結婚することになる。
第2作では、もう引退してもいい年齢であるにもかかわらず、トリトンの命令で、アリエルの娘のメロディーのお世話係と、海へ行かないように監視役を任される。メロディーは昔のアリエルと性格がそっくりであるため、同じように振り回されている。しかし、自分が目を離した隙に、メロディーが、海の魔女であるモルガナのもとへ行ってしまったことに対して、泣いてアリエルに謝罪するほど責任感が強い。城では、未だにシェフのルイとは因縁の仲であり、見つかると包丁で追い掛け回され、料理にされそうになる。
まとめ：【リトルマーメイド】セバスチャンはカニ？エビ？ロブスター？
セバスチャンはディズニー映画「リトルマーメイド」の原作となったアンデルセンの原作には登場していません。
ちなみに、セバスチャンの歌う「アンダー・ザ・シー」もまた名曲で、米アカデミー歌曲賞を受賞し、作曲家アラン・メンケンがアカデミー作曲賞を受賞しています。
セバスチャンはいろんな特徴を持つキャラクターです。普段は楽しいことが大好きで、特に音楽が大好きです。彼はとても元気で、時にはトリトン王よりも厳しくなることもあります。でも、セバスチャンは国王の補佐官として真面目に仕事をすることもあります。それで、彼とトリトンはよく意見が合わないこともあります。でも、セバスチャンはトリトンの顧問として、王の命令に従わなければいけません。だから、アリエルが関わる時には、セバスチャンが「悪者」に見えることもありますが、彼は自分の信念に従って行動します。例えば、アリエルが人間になった時、セバスチャンは国王に警告する代わりに、アリエルをサポートすることにしました。
セバスチャンの一番の特徴は忠誠心と優しさです。彼は大切な人のために危険を冒すこともあります。王室に対しても、セバスチャンはトリトン王を心から尊敬しています。テレビシリーズでは、セバスチャンとトリトン王の関係が詳しく描かれています。セバスチャンはトリトン王との友情を大切にし、王が自分の気持ちに応えてくれなかった時、とても落ち込んでいました。アリエルの中で、セバスチャンは一番彼女に近い存在です。彼はアリエルを見守り、彼女の幸せのためにトリトン王の命令に背いたこともあります。セバスチャンはアリエルに良き父親のような存在で、彼女には厳しく接することもありますが、それも愛情からです。
セバスチャンは危険な冒険や人間の世界についてあまり好きではありません。でも、アリエルを守るために彼女の冒険に参加します。たくさんのピンチもあり、セバスチャンは不安になることもあります。時々神経質になり、イライラしやすくなることもあります。
セバスチャンはたくさんの偉業を成し遂げてきましたが、自分の体の大きさや力不足を気にしてしまうこともあります。彼はアリエルやフランダーのように速く泳ぐことができないことや、自分が役立つかどうかを心配しています。そのため、セバスチャンは自分の不安を隠すために尊大な態度をとります。彼は自分がアトランティカの王であるかのように振る舞ったり、両親に嘘をついたりすることもありました（ただし、後にそれは誤解が解けました）。アリエルやフランダー、トリトン王など、セバスチャンに近い人たちは彼の自尊心の低さに気づいています。彼らはセバスチャンを支えるために努力します。
