タイムラプス勉強法が勉強の効率をアップ図る試みの一つとして受験生を中心ににわかに人気を集めているようです。
タイムラプスとは一言で言うならば「早回し再生」のことで、
小学校の理科の実験動画で見たような植物の成長を時間を縮めて観察した映像もタイムラプスの一つと言えます。
タイムラプス勉強法は、自分が勉強している様子を最初から最後まで撮影して動画保存するだけではあるものの、
まとまった動画を作るためには一定時間(1時間くらい)は集中して勉強せざるを得ません。
別の用途としてはツイッターやインスタグラムの勉強垢に投稿して交流を深めることができることから、
タイムラプス勉強法の動画を頻繁に投稿している勉強垢も多いですよね。
タイムラプス勉強法撮り方(やり方)・アプリは?
ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45
タイムラプス勉強法では自分が机に向かって勉強している様子を撮影しタイムラプス化(時間短縮化)させるだけですが、
スマホで撮影をすることになる分、スマホを触れなくなるし、納得のいくタイムラプス動画を作るために継続して勉強する意欲が生まれ、
自然と勉強に集中しやすくなることからにわかに人気を集めているようです。
撮影方法はiPhoneだとOSのバージョンが「iOS8」以降であれば「タイムラプス機能」を使うだけ。
カメラアプリを起動すると「写真」「ビデオ」といった撮影方法を選ぶことができますが、
その中にある「タイムラプス」を選んでタイムラプスモードで撮影をすればOKです。
android(アンドロイド)には残念ながらタイムラプス機能は標準で搭載されていないので、
といったアプリををダウンロードすることで撮影してください。
ちなみに、タイムラプス勉強法動画の撮影時間に対する再生時間および動画容量は
撮影時間 | 動画の再生時間 | 動画容量 |
1分間 | 4秒 | 約10.5MB |
5分間 | 20秒 | 約45MB |
10分間 | 20秒 | 約47MB |
30分間 | 30秒 | 約60MB |
60分間 | 30秒 | 約65MB |
といった感じになります。
※iPhoneだと30分以上は全て30秒のタイムラプス動画になります。
上記の数字はiphoneのデフォルト設定で撮影した場合の参考数値で、FramelapseやHyperlapseといったアプリで撮影する場合、
- 撮影間隔
- 撮影枚数
- フレームレート
- 撮影時間
によって再生時間や動画容量は異なります。
タイムラプス勉強法のメリット・効果
タイムラプス勉強法を実践することでどんな効果(メリット)が期待できるのかというと、
最大のメリットはやはり
集中しやすい環境を作れること
になります。
もう少し具体的にポイントを上げると、
- スマホから離れることができる
- 自分で自分を監視できる
- 記録を伸ばしたくなる
- 勉強垢に投稿できる
といった効果が期待できることから、タイムラプス勉強法を実践してみる価値はあります。
逆に言うと、タイムラプス勉強法がオススメなのは、
- 集中力が続かなくて困っている
- ついついスマホをいじってしまう
- あちこちに注意が向いてしまう
- スマホを充電しながら撮影できる
といった条件に当てはまる人になります。
スマホから離れることができる
勉強中でもスマホが気になってついついスマホを触ってしまう人にとっては、
タイムラプス勉強法でスマホを撮影に使う以上、スマホを触ることができなくなります。
自分で自分を監視できる
タイムラプス勉強法では、全く鉛筆が動かずにサボってる時間が長かったり、
お菓子食べたり、寝ちゃったりすると、それがそのまま動画として記録に残ってしまいます。
自分の恥ずかしい部分を自分自身で目の当たりにすることになるので、
タイムラプス勉強法を実践中は不思議と「誰かに見られている」ような気分になり、
家で一人で勉強しているときにも集中しやすくなります。
記録を伸ばしたくなる
タイムラプス勉強法で再生時間1分の動画を作ろうと思ったら最低でも30分は勉強しなければいけません。
2分の動画を作ろうと思ったら30分を2セットをこなさなければいけないので、
長い動画を作るためには結局、勉強時間も長くしなければいけないので、
タイムラプス勉強法をやっていくうちに記録を伸ばしたくなる気持ちが生まれ、
それが勉強に対する集中力・意欲に結び付くようになります。
勉強垢に投稿できる
おそらくはタイムラプス勉強法を実践しようかなと思っている人の多くは、
勉強垢に投稿することも視野に入れているんじゃないかと思います。
ツイッターやインスタグラムで勉強垢を活用している人が多く、
同じ志望校を目指すライバルと共に頑張るような気分になれますよね。
タイムラプス勉強法の動画を投稿すれば自分が頑張っている様子をみんなに見てもらえるので、
それがまた勉強に臨むモチベーションに転換されて集中しやすくなります。
タイムラプス勉強法の注意点(必要なモノ)固定スタンドは必須
タイムラプス勉強法を実践するにあたって気を付けたほうが良いこと
- wifiオフ/機内モードにする
- 固定スタンドを用意する
- 充電器・モバイルバッテリーを用意する
- 時間を記録するための時計
といったものがあります。
スマホは機内モードにする
タイムラプス勉強法でスマホを触れない状態にしてもLINE通知などが来たらやっぱり集中力が途切れてしまいます。
無駄な通知に集中力を乱されないように、スマホは機内モードにしておきましょう。
機内モードとは簡単に言うとスマホを「オフライン」状態にするモードで、
さらにwifiもオフにして一時的にネット接続しない状態にしましょう。
固定スタンドを用意する
タイムラプス勉強法ではスマホを立てて撮影できるようにしなければいけません。
参考書を並べたりしてスマホを固定しても良いですが、
やはり固定スタンドを使うのが便利です。
個人的におすすめなのはセルフィ(自撮り)にも使えるタイプの3脚です。
充電器・モバイルバッテリーは必須
タイムラプス勉強法では当然、撮影時間が長くなればなるほど電池を消費させてしまいます。
家であればコンセントにつないで充電をしながら撮影をしたほうが良いですし、
もし外出先でタイムラプス勉強法を実践するのであればモバイルバッテリーは必須です。
時間を記録するための時計
タイムラプス勉強法の動画を見返してみると、動画の中で時間がどんなスピードで進んでいるのかわからなくなります。
そこで時計も撮影範囲のどこかに設置させて、どのくらいの勉強時間だったのかがわかるようにしておくと良いですね。