都会のトム&ソーヤの原作者である、はやみねかおる先生が、
現在連載中の「怪盗クイーン」シリーズで待望の新作が刊行されるということで、
7月28日(日)14:00から丸善ラゾーナ川崎店 児童書売場にて、
サイン会を行いました。
この際に都会のトム&ソーヤ実写映画化が発表されネットが騒然となっています。
都会のトム&ソーヤ実写映画化!キャスト予想は?
都会のトム&ソーヤというネーミングだけ見ると、
なんだか冒険もののような印象を受けるものの実際には推理小説がメインで、
冒険的な要素は演出といった感じ。
- 内藤内人
- 竜王創也
の2人が主人公で、トム&ソーヤの原作と照らし合わせて考えると、
内藤内人がハックルベリーで竜王創也がトムソーヤといった感じ。
ただ、設定は内藤内人が野生児で竜王創也が都会人という点だけを踏襲している程度で、
その他の要素に関してはかなりオリジナルな感じとなっています。
内藤内人と竜王創也のそれぞれを誰が演じるのかが気になるところではありますが、
7月28日の発表時点ではまだ、配役については一切言及されていません。
そこで暫定的に考えられる内藤内人と竜王創也のキャストを考えると、
- 内藤内人 濱田龍臣
- 竜王創也 伊藤あさひ
なんてよさそうじゃないでしょうか。
2人とも中学生役を演じるには少々、年齢が高いものの、
抜群の演技力があります。
濱田龍臣さんは子役出身で、実写版『怪物くん』では、
嵐の大野智さんとも共演したことがある実力派俳優です。
伊藤あさひさんは快盗戦隊ルパンレンジャー(ルパパト)で、
主演の夜野魁利(ルパンレッド)役を演じていたといえば、
ピンと来る人も多いんじゃないかと思います。
都会のトム&ソーヤの実写映画化ストーリーは?
都会のトム&ソーヤは累計発行部数は優に150万部を超え、
現在は15巻まで刊行されています。
はやみねかおる先生といえば、今や小中学生なら
誰でも知っている作家さんじゃないかと思いますが、
都会のトム&ソーヤは不思議なことにアニメ化されていません。
怪傑ゾロリのようにどちらかというとアニメ向きのように感じますが、
実写映画化の方が先になったのは少々、驚きました。
ちなみに都会のトム&ソーヤや漫画化はされていて、
もしかしたら漫画の方を先に呼んでいる人も多いかもしれませんね。
後は気になるのは、都会のトム&ソーヤの実写映画では、
小説の中のストーリーが使われるのか?それともオリジナルストーリーなのか?
どちらなのかですが、当記事では小説のストーリーが使われるとしたら何か?
を予想してみたいと思います。
まず、2時間程度の尺に納めなければいけないので、
上下巻となっている
- IN塀戸
- 怪人は夢に舞う(理論編、実践編)
- DOUBLE ダブル
- 夢幻
といったストーリーは実写映画化には不向きだと思います。
残りのストーリーから都会のトム&ソーヤで実写映画化されそうなものといえば、
やっぱり第1巻じゃないかと思います。
第1巻であれば登場人物の紹介もかねてストーリーが展開されているし、
第1巻のヒットがあったからこそ、都会のトム&ソーヤはシリーズ化されたからです。
実写映画化予想の都会のトム&ソーヤ第1巻のあらすじは?
塾通いに忙しく慢性の寝不足気味の中2の内藤内人(ナイト)は、
本人曰く「どこにでもいる平凡な中学2年生」。
しかし幼い頃から田舎の祖母から教え込まれ
数々のサバイバルの知識や技術を身に着けています。
ある日の塾の帰り道、夜の街を歩くクラスメートの
竜王創也の姿を見かけ、興味をひかれた内藤内人が彼の後を追うものの、
竜王創也が角を曲がったところで見失ってしまう。
竜王創也は竜王グループの後継者であり学校始まって以来の成績優秀さを誇るだけじゃなく、
ハンサムな顔立ちから女子からの人気は高いとどこを切っても欠点のないパーフェクト人間。
眼鏡をかけているものの実は伊達メガネで裸眼視力は2.0ではあるものの、
鉄棒の逆上がりも出来ないほど運動神経は皆無で、その点は内藤内人と非常に対照的。
内藤内人は野生児そのままの俊敏さを持っていて、
さらにタダの物はすべてもらう主義でもあるため、
配っているティッシュは何往復もしてもらうだけじゃなくて、
子供向けの風船や喫茶店のシュガースティックまで持ち帰ってしまうほど。
内藤内人は貧乏根性丸出しですが、その点は、
竜王創也が大財閥「竜王グループ」の一人息子という設定と対照的です。
その後、竜王創也は「砦」と呼ぶ廃ビルの一室に通っていることを知り、
内藤内人もつきあうようになるものの、謎のゲームクリエーター集団
頭脳集団(プランナ)を探すために数々の災難に巻き込まれるようになります。