北海道や東北といったもともと寒いエリアに住んでいる人を除くと人は気温が6℃を下回ると寒さを強く感じるようになります。
気温が7℃~11℃でも厚手のコートが必要な寒さで、12℃~15℃だと防寒対策をしていれば寒くても屋外で過ごすことができ、
15℃~22℃くらいになると肌寒いといった体感温度となります。
東京(関東)で春の温かさを感じられるようになる気温の目安は平均気温が15℃以上といった感じになってきますが、
2021年はいつから暖かくなる(いつまで寒い)のでしょうか?
東京(関東)いつから暖かくなる?いつまで寒い?
2020年に一番寒い日(最低気温が一番低い日)は、
東京では1月10日と2月10日に記録したマイナス1.2℃でした。
今年もまだまだ寒い日が続くことが予想されますが、気象庁が発表している地域別の3ヵ月予報の気温をみてみると、
全国的に70~80%の確率で平年並みか、例年よりも高い気温となると見られています。
関東(東京)の年間の平均気温並びに最高気温、最低気温の推移は下記のようになっていて、
年間を通した1月~12月の平年の平均気温は以下のようになっています。
東京 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温 | 9.6 | 10.4 | 13.6 | 19 | 22.9 | 25.5 | 29.2 | 30.8 | 26.9 | 21.5 | 16.3 | 11.9 | 19.8 |
平均気温 | 5.2 | 5.7 | 8.7 | 13.9 | 18.2 | 21.4 | 25 | 26.4 | 22.8 | 17.5 | 12.1 | 7.6 | 15.4 |
最低気温 | 0.9 | 1.7 | 4.4 | 9.4 | 14 | 18 | 21.8 | 23 | 19.7 | 14.2 | 8.3 | 3.5 | 11.6 |
東京(関東地方)は例年、4月に入ると最高気温が20度近くまで上がり始め1日の平均気温も15度近くまで上がるようになります。
4月上旬こそ3月の寒さが残るものの、4月下旬になると朝一番に肌寒さを感じる程度となってきますが、
2020年はというと長期予報によれば、4月前半まだまだコートを着ないと寒く感じてしまいそうです。
東京(関東地方)で春本番の温かさを感じられるのは、4月末のGWあたりとなりそうです。
ヒートテックはいつまで(何月まで)?春服の衣替えはいつ?
一般的にコートやセーターなど上着がいらなくなる気温は平均気温が15℃以上となった時とされています。
4月に入る頃には最高気温が15度を超えて風にも温かさを感じるようになりますが、
それでも寒暖の差はまだまだ激しいものがあります。
ダウンやウールのコートなどの大物アウターや厚手のニットなどなど、真冬に着る服をクローゼットに収納しても大丈夫ですが、
冬物を一度にまとめて収納してしまうと、雨の日や寒気が広がって急に寒くなってしまった日に困ってしまいます。
薄手のニットなどは少なくとも最低気温が10度を下回ることがなくなって、暖かくなってからしまうのが良いです。
個人的には、アウター(コート)など外側に着るものから徐々に春物を取り入れくのがオススメです。
ちなみに、平均気温と着る服(コート)の目安は下記のようになっています。
- 12℃~15℃以下:軽めのコートやアウターが必要
- 16℃以上~20℃以下:長袖シャツにカーディガンやパーカーなどを羽織れば過ごせる
- 21℃以上~24℃以下:長袖シャツ一枚で過ごせる
- 25℃以上~:半袖で過ごせる
この目安から行けば、関東地方の衣替えの目安は、4月中旬から4月下旬ごろがよさそうです。
着る服(コート)は最低気温・最高気温の気温差・天候に注意
今日着ていく服やコートの選び方、そもそもコートが必要かどうかは平均気温よりもその日の最低気温・最高気温の気温差と共に、
天候も考えて選ぶようにしましょう。
たとえば2月や3月で最高気温が15度以上まで上がる日は「今日は温かいな」と思いがちですが、
晴れの日の15度と、雨の日・曇りの日の15度では体感温度がかなり変わってきます。
同じ15度でも晴れていれば日中は半袖でも過ごせるくらい温かく感じるし、
逆に曇りや雨だとコートなしでは寒くて外では過ごせないと感じるはずです。
また1日の気温の推移を見てみても、本格的に温かくなるまでは最低気温寄りの時間帯が多く、
最高気温に到達するのは1日のうち1時間にも満たなかったり、予想最高気温に到達しないことも多いです。
着る服(コート)を選ぶ際には、
- 天候は晴れか?曇り・雨か?
- 最低気温はどのくらいか?
に注意して選ぶと、大きく失敗してしまうことは減らせそうです。