東京都の私立高校実質無償化の対象となる都民・学校について。
東京都の小池百合子知事より、東京都は世帯年収910万円未満の制限を撤廃し、私立高校含めた全ての高校で授業料を実質無償化にするという方針が明らかにされました。
東京都か決めた私立高校実質無償化は、都民が神奈川の私学に行っても対象となるんでしょうか?
東京都が私立高校も実質無償化を発表
東京都が高校授業料を実質無償化、所得制限撤廃で調整…懐疑派からは「私立の意味」を問う声あがる
東京都の小池百合子知事は5日、子育て支援の一環として、私立を含めたすべての高校の授業料を実質無償化する方針を明らかにした。現在は年収910万円未満の世帯を対象に無償化を実施しているが、2024年度からは撤廃する方向で調整中。これには子育て世代から称賛の声がある一方、複雑な声も多い。
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私立の高い授業料を支払う代わりに質のいい教育を受けたり、経験や環境を求める層が反発の声をあげているのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/842b99187382b35df2de145c4e42eb146290dc2e
都内に住む高校生の授業料の支援は現在年収910万円未満の世帯を目安に
都立高校:国の支援で無償化(年間の高校授業料約12万円を一律助成)
私立高校:都内にある高校の授業料の平均にあたる年間平均約48万円を上限に国と都が助成
しています。
なお、授業料が実質無償でも、不足分の授業料や入学金、受験費用、施設整備費、修学旅行や留学費用などは別途かかります。
東京都の私立高校実質無償化|神奈川の私学の都民も対象?
東京都か決めた私立高校実質無償化は、都民が神奈川の私学に行っても対象となるんでしょうか?
東京都のホームページによると、東京都の「高等学校等就学支援金」の支給対象者は「生徒と保護者が都内にお住まいで」「東京都内にある、以下の学校及び課程に在学する方」となっています。
私立高等学校(全日制課程・定時制課程・通信制課程)
私立高等専門学校(第1~3学年のみ)
私立中等教育学校の後期課程
私立特別支援学校の高等部
私立専修学校(高等課程、一般課程(国家資格者養成施設等の指定を受けている学校))
私立各種学校(外国人学校のうち、高等学校の課程に類する課程を置くものとして文部科学省が指定する告示で定める学校、国家資格者養成施設等の指定を受けている学校)
ただし、東京都私学財団の私立高等学校等授業料軽減助成金事業では、他県の学校に行っても助成金が出るようです。
■対象となる方
生徒の保護者等で下記(1)~(3)のすべての要件に該当する方です。
(1)保護者等(申請者)と生徒が、令和5年5月1日から申請時まで引き続き東京都内に居住している方
(2)次の1.~5.のいずれかの私立学校及び課程に在学する生徒の保護者等
私立高等学校(全日制課程、定時制課程、都認可通信制課程※)
東京都認可通信制 対象校
※NHK学園高等学校、大原学園高等学校、科学技術学園高等学校、北豊島高等学校、
聖パウロ学園高等学校、東海大付属望星高等学校、目黒日本大学高等学校、立志舎高等学校
私立中等教育学校後期課程
私立特別支援学校の高等部
私立高等専門学校(1~3年)
私立専修学校高等課程(1年6カ月制の場合は令和4年10月入学者及び令和5年4月入学者の保護者)
(3)「対象世帯及び助成額」の対象世帯のいずれかに該当する方