冨田せな選手は2022年の北京五輪(北京オリンピック)に日本代表のスノーボード選手として妹の冨田るきさんと共に出場。
女子ハーフパイプで日本勢初のメダル獲得となった銅メダル・3位入賞を果たした冨田せな選手の気になるプロフィールをまとめています。
冨田せなの脳挫傷の怪我は?
冨田せなさんは平昌五輪後、バートンUSオープンでは初出場4位になるなど世界のトップレベルで競技を続けていましたがまさかの怪我に見舞われます。
19年12月に中国で行われたワールドカップの公開練習中に転倒し頭を強打。
脳震盪のため決勝を棄権。精密検査を受けた結果、意識が消えてしまうびまん性軸索損傷との診断を受け当時の公開練習の転倒時の記憶はないそうです。
招待されていた大きな大会も全てキャンセル。両親もほとんど泣いたところを見たことがない冨田が自室で1人涙を流すこともあった。
「絶対安静」と言われ、散歩すらできない日々が続いた3ヶ月もつづき引退の危機も経験。
復帰直後は怖さは残っていたものの「それ以上に空中に飛んだ時の気持ちよさがたまらない」とスノーボードに乗れる喜びの方が何倍も大きかったようです。
冨田せなのスポンサーは?
冨田せなさんのスポンサーは次のとおりです。
YONEX / SMITH / Columbia / GALLIUM / CALLAfactory / SUPERfeet / applerind / 小布施クエスト / 畑歯科医院
ちなみに、冨田せなさんが女子スノーボードのハーフパイプ日本代表として活動するようになった際、冨田せなさんの両親は全日本スキー連盟から「活動費として一人あたり年間300万~400万円かかる」と言われたそうです。
冨田せなさんの父親・母親は相談してなんとかお金を工面したそうですが、それでも、借金はかさむ一方だったそうです。
契約しているスポーツメーカーから結果に応じてボーナスが出ることはあっても、商品提供がメイン。
ただ、冨田せなさんは全日本スキー連盟の強化指定選手として実績を積み上げたことから、オリンピックシーズンとなった2021年は全額負担してもらえるように(妹の冨田るきさんは半額負担)
冨田せなさんもトレーニングの傍らアルバイトをしていたそうです。
ちなみに、スノーボード・ハーフパイプの大会では世界最高峰のX Gamesの優勝賞金は5万ドル(約575万円)とのこと。