映画「トップガン マーヴェリック」ではなぜ第五世代戦闘機を使用せずf18戦闘機だったのでしょうか?
また敵の第五世代戦闘機が弱すぎ?
トップガン マーヴェリックなぜf18戦闘機?
映画「トップガン マーヴェリック」ではなぜ第五世代戦闘機を使用せずf18戦闘機だったのかというと、大人の事情で最新鋭機のF-35が使えなかったからだと思います。(ストーリ内容でも撮影でも)
劇中のストーリーでは、最新式の自動で目標に命中するミサイルを妨害する電子兵器が周囲にあるので、照準ポッドを使ってレーザー誘導で目標に命中させなければならない。
レーザー誘導を使えるのはF18という流れにもなっていました。
ストーリー的に第五世代戦闘機を使用せずf18戦闘機だった一番の理由は、海軍で空対地爆弾のペイブウェイを搭載出来る戦闘機がF/A-18しか無かったということではないでしょうか。
F35はまだ未公開の部分も多く劇中では顔見せ程度でしたが、現実的に考えると、戦闘・攻撃両方に使える飛行機として空母に積まれているので今回はF18の登場となりました。既にF14もA6も退役しているので。
マーベリックも劇中で『F-35なら余裕でしょうが…』と軽く触れていた部分もあります。
ミッション内容がアレですから、当然F-35ならステルス機なので、低空で渓谷を飛ぶ必要が無いので比較的簡単という意味だったのだと思います。
さらに撮影時、第五世代戦闘機のF-35Cは初期作戦能力すら、獲得していなかったのに、映画で実戦投入するとか、描写的におかしくなってしまうでしょう
初期作戦能力獲得が2019年。完全作戦能力獲得がそれより、後だったから、撮影時期から考えても、実戦投入の描写は考えにくいものがります。
ちなみに、米海兵隊も第五世代戦闘機のF-35Cを保有していて、空母航空団に派遣する場合があるそうです。F-35Bも保有しています。
トップガン マーヴェリックで敵の第五世代戦闘機が弱すぎ?
F-35が装備するGPSを使った最新式の照準システムに対抗する兵器を敵は持っているので、映画「トップガン マーヴェリック」ではではF/A18の照準ポットを使ったレーザー誘導爆弾で行こうという展開でしえた。
ただこれはF/A18を使う為の映画上の設定で、F-35だとできない訳でもありません。
複座タイプがあるF/A18じゃ無いとあんな撮影できないし撮影時点ではF-35Cはまだ配備されていませんでした。
現状でも米海軍の数的主力はスパホとも言われるF/A18です。
また、スパホはF-35Cと併用で今後10~20年は活躍し続けることでしょう。
大概の第五世代戦闘機ってステルスとレーダー機能を利用して敵に気づかれない距離まで近づいて、相手の目視外からミサイル撃ち込んで倒すのが目的の戦闘機で、格闘戦はあまり考慮して無いと思われます。(F22とかは強いかもしれませんが)
トップガンでは映像見てる限り、全て目視戦闘でした。
エンターテインメント作品を楽しむためには、「なんかヘンなとこあるけど、ちょっと気になるけど、細かいとこはフィクションと割り切って、楽しもう!」という “観る側の積極性” も必須。
エンターテインメントが「完全なリアル」を再現することは不可能です。
どうしてもそれを納得できないなら、フィクション作品ではなくノンフィクション作品を観るしかありません。