東京都立高校入試は下記のような日程・内容で行われました。
■日程:
2020年2月21日(金)
集合時間:8:30
第1時限:国語(9:00 ~ 9:50、50分)
第2時限:数学(10:10 ~ 11:00、50分)
第3時限:英語(11:20 ~ 12:10、50分)
昼食
第4時限:社会(13:10 ~ 14:00、50分)
第5時限:理科(14:20 ~ 15:10、50分
東京都立高校入試解答速報2020
2020年の東京都立高校入試解答速報は
リセマム
Jコム(ケーブルテレビ放送)
twitterのハッシュタグ「#東京都立高校入試解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
Jコムでは
生放送:2月21日(金)18:00~
再放送:2月21日(金)22:00~
といった感じで都立高校入試問題の解答速報が放送されます。
他にもtwitterのハッシュタグ「#都立高校入試」や「#都立高校解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、
5ch掲示版が最も早い印象があります。
また最も確実な解答は例年、試験日の翌日に東京都教育委員会のホームページで発表されています。
英語(都立高校入試)の解答速報
リセマムというサイトで都立高校入試の英語の試験問題及び解答例がいち早く公開されています。
配点は基本的に各問4点で、大問2の英作文のみ12点配点となっています。
理科(都立高校入試)の解答速報
リセマムというサイトで都立高校入試の理科の試験問題及び解答例がいち早く公開されています。
大問6の作図問題に関しては減点と「電流:0.8A、電圧:5V」を直線で結ぶことができていれば正解と見なされると思われます。
また大問3にある問3の記述問題は「光の入る角度が垂直になると光の当たる量が最も多くなる」という点を抑えられていれば正解と見なされると思われます。
社会(都立高校入試)の解答速報
リセマムというサイトで都立高校入試の社会の試験問題及び解答例がいち早く公開されています。
配点は記述問題も含めて全問5点。
大問3にある問3の記述問題では
- 津波もしくは高波からの被害から逃れる
- 交通量の増加並びに渋滞緩和
という点に触れられていることがポイントになると考えられます。
数学(都立高校入試)の解答速報
リセマムというサイトで都立高校入試の数学の試験問題及び解答例がいち早く公開されています。
大問1にある問9の作図問題は、
1.三角形ABPは「AP=BP」となる二等辺三角形となることと、
2.二等辺三角形の底辺(辺AB)から2辺の頂点(角APB)に垂直になる線を引く場合、ちょうど辺ABを2等分にする点と角APBを結ぶこと
に気が付くことがポイントです。
大門2の証明問題を解くためには円柱Wの半径をどうやって求めるかがポイントになります。
手がかかりとなるのは円柱Wの底面の円周の長さで、円周の長さがわかれば半径も割り出すことができます。
円柱Zの底面の円周の長さ(zとします)は図1の辺ADと図2の辺EHの合計になりますから、
z=辺AD+辺EH=2πa+2πb
となり、円柱Zの底面の半径(cとします)は
(2πa+2πb)÷ 2π= a+b
となることがわかります。
円柱Zの底面の半径が判明し、円柱Zの高さは「h」ですから円柱Wの体積も求まります。
大門4にある問2の証明問題を解くためには点Aと点Qを結んだ時、角DAQが角DEQならびに角BAPと同じ角度となり、
角BAPと角DEQだということが導き出せるかどうかがポイントなります。
三角形ABPと三角形ADQが合同(三角形CPQがに2等辺三角形であることから)
三角形AEQは辺AQと辺EQが同じ長さの2等辺三角形(辺AEを等分する点Dから頂点Qに引いた線が垂直であることから)
以上の2点から角BAPの角度は角DAQと同じ角度だということが証明でき、
さらに角DAQと角DEQも同じ角度であることから「角BAP=角DEQ」を導き出せます。
相似を証明する条件の一つである「三角形の2つの角度が同じ」をこれで証明できます。
東京都立高校入試の合格率,合格ボーダーラインは?
東京都立高校入試の入試得点は学力検査の点数と調査書点で決まり、
7:3
6:4
のどちらかの比率で傾斜配点を行い1000点満点で合格ボーダーライン,合格率が決められます。
学力検査の点数は7:3なら700点満点、6:4なら600点満点にそれぞれ換算を行います。
比率 | 5科入試校の場合 | 3科入試校の場合 |
7:3 | 入試得点×700÷500 | 入試得点×700÷300 |
6:4 | - | 入試得点×600÷300 |
調査書点は「換算内申」にしてから7:3なら300点満点、6:4なら400点満点にそれぞれ換算を行います。
入試教科 | 比率 | 計算式 |
5教科 | 7:3 | 換算内申×300÷65 |
3教科 | 6:4 | 換算内申×400÷75 |
志望校の学力検査が5教科で学力検査と調査書の比率が7:3だった場合に、
5教科合計400点
調査書の評定がオール4
といった結果だった場合には、
560点(400×700÷500)+240点(52×300÷65)=800点
といった感じになります。