ハリーポッター予言の子はハリー?ネビル?不死鳥の騎士団でトレローニ予言

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デフォルト ハリーポッター

「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」ではトレローニによる「予言の子」の条件が明らかになりました。

主人公のハリーだけではなくネビルも「予言の子」の条件に当てはまりますが、どちらが該当するんでしょうか?

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ハリーポッター予言の子はハリー?ネビル?不死鳥の騎士団でトレローニ予言

「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」では、かつてハリーの両親も所属している不死鳥の騎士団のリーダーであるダンブルドアの前で後の占い学の教授のシビル・トレローニーの口から闇の帝王を倒す者の条件として一つの予言が出ました。

「闇の帝王を打ち破る力を持ったものが近づいている……7つ目の月が死ぬとき、、闇の帝王(ヴォルデモート)に三度抗った両親から生まれる子どもは、闇の帝王にはない力を持つ。闇の帝王自らがその子を比肩し示す。一方が生きる限り、他方は生きられぬ。」

予言の内容を要約すると

「闇の帝王と3度戦った両親」
「七月末に生まれる」
「帝王自らがそれを印す」

の3点。

ちなみに、最後の条件は、予言を盗み聞きしていたスネイプが聞きそびれたことで、ヴォルデモートにも伝わっていません。

結果的にスネイプはヴォルデモートのリリーを命を奪うことに間接的に関わることになってしまう形となり、絶望と共に心から悔やんで、デスイーターでありながらダンブルドアに協力するようにあります。

予言はハリーポッターとネビルロングボトム両者に当てはまります。

二人とも7月に生まれで誕生日は一日違いです。

ハリー→7月31日
ネビル→7月30日

ポッター家とロングボトム家のどちらも闇の帝王に三度抗ったことがあり、死喰い人と敵対関係にある不死鳥の騎士団に所属する魔法使い、魔女でした。

それだけでなくネビルは成長してグリフィンドールの剣を扱うなどハリーが特別だと思われていたことをやってのけます。

なのにヴォルデモートはハリーポッターを選んだ。なぜなら、ネビルは純血。ハリーポッターは半純血。

ヴォルデモート自身マグルとのハーフですし、同じく混血であるハリー(ハリーの母はマグル生まれだから)に自分を重ね合わせたのかもしれません。

なぜヴォルデモートがハリーを選んだかについては、ダンブルドアも推測しています。

純血主義思想を持ち、マグルも混血も見下していたヴォルデモートですが、自分を滅ぼす可能性をネビル(純血)ではなく、ハリー(混血)に見出したのは、ヴォルデモート自身もまた混血だからではないか、ハリーと自分を重ねていたのではないか、とされています。

この予言は「どちらにも当てはまる」ものでしたが、「ヴォルデモート自身がその者を比肩し印す」とあります。

つまり「ヴォルデモートが選ぶ」という意味です。ヴォルデモートはハリーを選び、そのためにこの予言は「ハリーの予言」として扱われるようになりました。

ですから結果的に「選ばれし者」はネビルではなく額に稲妻形の傷跡を持つことになったハリーだったんです。

ヴォルデモートとしては、将来の不安要素は今のうちに摘んでおこうとしたのですが、その行為が逆に予言を成就させる結果となりました。

作者J・K・ローリングによると、「ヴォルデモートがネビルを選んでいたとしても、ヴォルデモートを倒す結果は変わらなかっただろう」と話しています。

運命が決まっているのではなく人(ヴォルデモート)の手で決まるというテーマです。

ネビルってどちらかと言うと臆病で、人の一歩後ろを歩いてるイメージが強いですが最初期の「賢者の石」で、その片鱗は見せていました。

本格的に(戦力的に)覚醒し始めたのは「不死鳥の騎士団」でダンブルドア軍団に参加してから。「死の秘宝」ではハリー不在につき代理リーダーもこなしていました。

いざって時は命をかけてまでハリーに協力したりたまに凄い事したりしますよね。体はハリーどころかロンくんよりも大きいので戦闘向きだとは思ってましたがw

ちなみに、組み分け帽子からグリフィンドールの剣を取り出せるのは、真のグリフィンドール生(本当に勇敢である)だけである、という設定です。

ネビルの勇気が剣を呼び寄せました。

その剣でヴォルデモートの飼い蛇であり分霊箱であったナギニを倒した。

その気になれば誰であっても、他の寮生であっても、勇敢さを認められれば剣を出せるんじゃないかと思われます。

ネビルは実質死喰い人に占拠されたホグワーツでのレジスタンス活動を先導し、最終決戦ではヴォルデモートに向かって啖呵を切ってみせるなど、当初の弱腰だった性格が嘘のような勇敢さや豪胆さを見せます。

最終的には真のグリフィンドール生と認められ、決戦後は周囲から「ハリーに次ぐ英雄」と讃えられるようになるなど、物語が進むとともに目まぐるしい成長を見せた。

分霊箱は分断した魂であるため、ある意味でネビルもまたヴォルデモートを滅ぼした存在となりました。

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