トレンディドラマ待望論の理由は何?視聴者のテレビ離れでトレンディドラマ待望論

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2019年に放送されたドラマの平均視聴率ランキングを見てみると、

1位 ドクターX6(18.39%)
2位 相棒18(14.8%)
3位 緊急取調室3(13.17%)
4位 特捜9(12.93%)
5位 グランメゾン東京(12.74%)

といった感じになっているように、刑事ドラマや医療ドラマが上位を独占

木村拓哉さんが主演した「グランメゾン東京」のようなお気楽に楽しめるドラマ、
いわゆるトレンディドラマの影はすっかり薄くなってしまったものの、
シリアスな社会派ドラマばかりで視聴者が「視聴疲れ」しているのでは?というニュースも見受けられます。

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トレンディドラマ待望論とは?

年間を通してトレンディドラマと呼べるようなドラマはほとんど放送されることなく、現代では社会派ドラマに偏りがあることは明白。

年代別には50代と60代のテレビ視聴率が高いことがその原因だとされていますが、
逆に言えばいわゆる90年代ドラマ黄金期の視聴者層とも重なります。

実際に動画配信サービスとなるもののFODでは「東京ラブストーリー」が復活しますし、
同じく動画配信サービスのNetflixで2019年に日本で2番目に観られたコンテンツは女性がキュンキュン『テラスハウス』でした。

時代の流行と恋愛要素の強いトレンディドラマは賞味期限こそ短いものの、
社会派ばかりとなった今のドラマシーンではむしろテレビドラマのニーズを秘めているのかもしれません。

近年のドラマシーンを振り返ると、社会性のある重いテーマを取り上げ、その映像からストーリー、演出まで重厚に作り上げる社会派ドラマが評価を受け、多くの視聴者から好まれる傾向がある。いわゆる“良質なドラマ”というものだ。それ自体は決して悪いことではない。

 過去の人気ドラマをごく簡単に振り返っていくと、かつては60~70年代に松本清張氏の『点と線』や山崎豊子氏の『白い巨塔』などのベストセラーが映像化され、社会派がブームになった。80年代はホームドラマや刑事もの、大河ドラマなどに人気が集中。80年代後半にフジテレビの月9ドラマをはじめとするトレンディドラマが全盛に。これは90年代も続くが、『家なき子』(日本テレビ系)に代表される野島伸司ドラマが60~70年代の社会性を“ポストモダン”化。当時の作品のおもしろさを分析して当時風に再構築した“良い意味での時代遅れ”っぷりが好評を博し、一世を風靡した。この影響でトレンディドラマも進化。木村拓哉人気も起こり、視聴率30%を超える大ヒットドラマが次々と生まれた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000305-oric-ent

トレンディドラマ待望論に関するネットの反応

「トレンディドラマ待望論」が話題になっていることを受けて、ネットの口コミを探ってみたところ、
確かにかつて一世風靡したトレンディドラマのようなスタイルを待ち望んでいる人たちの方が多くみられます。

最近、山口智子さん主演のスウィートホームを見直したが今見ても普通に面白かったです。家族で安心して観れるドラマも製作してほしい。

深夜枠のドラマの方がここ最近面白いと思います。今期も週末の夜中にオンエアされているドラマが個人的には楽しい。
速水もこみちさんのドラマはあんなに面白いのにあの時間帯でオンエアされている事が惜しい
仕事から帰った後に見るには、お気楽に楽しめるドラマは必要だと思います。
配信サービスがあるから深夜枠のドラマも好きな時間帯に楽しめるけれども全体的に23時以降の番組が最近いいね。

とりあえず医療モノはもういらない。
予算厳しいんだろうけど深夜ドラマなんかはたまにカネかけずに面白い作品がある。
俳優もまだ無名に近いが舞台で勉強してる若手とか上手く見つけて使って欲しい。モデル本業とかの棒役者にカネかけるのはもったいない。

最近で言うと『凪のお暇』や『俺の話は長い』面白かったなー。
重たいテーマより、1日の終わりに晩酌しながら肩の力抜いて観られるドラマが好き。
ニッポンノワールは、終始暗くてうるさくて、夜に気持ちが重くなるというか疲れてしまうので一話で脱落…俳優さんは良かったけど。
医療、刑事、教師…嫌いじゃないんだけど、
なんというか今期は本当偏りすぎ。
それぞれテーマが違うのはわかるんだけどさ。

視聴者としては、フジテレビで放送していた「ひとつ屋根の下」とか「やまとなでしこ」のように、
現実ではありえない設定・世界なのになぜか入り込んじゃうドラマを望んでいるようですね。

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