台風13号に発達するとみられる熱帯低気圧が日本列島に接近しているという台風情報が報道されています。
東京（関東）を中心に交通機関に広く影響が出る可能性がありますが、anaやjalなど羽田・成田・関空発着の飛行機への影響は？欠航や遅延は？
上空の偏西風の状況次第では、各地への接近のタイミングが現在の予報とは大きく変わることも想定されます。随時最新の予報を確認するようにしてください。
台風13号2023｜飛行機(羽田/成田)の欠航・影響は？
記録的な暑さの終焉か 台風13号が発生して北上、週末にかけて関東接近の見込み
台風13号の発生
台湾海峡には台風11号があって北西に進んでおり、9月5日には華南で熱帯低気圧に変わる見込みです。台風11号の南東側にあたる日本の南では、広い範囲で積乱雲が発生し、その中から熱帯低気圧が発生しています
この熱帯低気圧は、北側には発達した積乱雲が少なく、渦もはっきりしていませんので、台風に発達したとしても、大きく発達することはないと思われます。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/38de69d227ce7e21a0dc658e90e91b403eb541bd
台風による飛行機の欠航率と遅延率は2016年から年2018年までの7月～9月だと
2016年7～9月 欠航率：1.05％、遅延率11.33％
2017年7～9月 欠航率：1.44％、遅延率11.64％
2018年7～9月 欠航率：4.62％、遅延率14.58％
となっています。2018年には大型の台風が次々とやってきたため、例年に比べると欠航率は２倍以上となりました。
遅延率はそれほど高くなっていないのは遅延ではなくて、欠航せざるを得なかったと考えられます。
台風13号で羽田の欠航・遅延など運行状況(フライト情報)
台風13号の影響を含め、羽田空港の最新の運行状況(欠航・遅延など)はこちらで確認ができます。
9月5日時点では国内線・国際線共に欠航・遅延情報はありません
ちなみに、飛行機が強い風の中でも離着陸出来るかどうかの判断基準として
まずは横風制限が有ります。
雨で滑走路が濡れている場合には滑走路の方向に対する横風成分が13m/sec以上になると旅客機は離着陸する事は出来ません。
操縦が上手いとか下手とかではなく規定として決められている制限値です。
暴風警報が出れば飛ばないのではなくこの横風制限や正面から吹く風に対しては風速20m/sec以上になれば吹く風には強弱が発生しますので瞬間最大風速30m/secなどになって離着陸時の低い高度で風速の変化が大きく成れば飛行機は安全に離着陸する事が出来ないと判断されて欠航になります。
台風13号で成田の欠航・遅延など運行状況(フライト情報)
台風13号の影響を含め、成田空港の最新の運行状況(欠航・遅延など)はこちらで確認ができます。
9月5日時点では国内線・国際線共に欠航・遅延情報はありません
ちなみに、飛行機が飛べるか飛べないかの判断は空港が行うのではなく風の予報を航空会社が判断して行います。
地震などでターミナルが壊れたとか津波で滑走路が使えなくなった時など以外で空港が閉鎖される事は有りません。
通常では飛行機が離着陸出来ないで欠航になるだけです。
台風13号で関空の欠航・遅延など運行状況(フライト情報)
台風13号の影響を含め、関空空港の最新の運行状況(欠航・遅延など)はこちらで確認ができます。
9月5日時点では国内線・国際線共に欠航・遅延情報はありません
台風13号でANAの欠航・遅延など運行状況(フライト情報)
ANAの最新の運行状況(欠航・遅延など)はこちらで確認ができます。
9月5日時点での台風13号の影響によるanaで欠航・運休などの情報は発表されていません。
ちなみにANAが過去に台風の影響が懸念される便の航空券の措置として、実際の運航状況にかかわらず手数料無料で搭乗便の変更（振替）や、払い戻しをしてくれたこともありました。
ただ、航空券の券種（予約方法）によっては、予約変更(振替)をするにしても予約便と異なる区間への変更ができないなど、細かな違いあるので詳細はANA窓口で問い合わせてください。
台風13号のJALの欠航・遅延など運行状況(フライト情報)
JALの最新の運行状況(欠航・遅延など)はこちらで確認ができます。
9月5日時点での台風13号の影響によるjalで欠航・運休などの情報は発表されていません。
JALの発着状況が決まり次第、ホームページの「発着情報検索」に反映されるので、最新の運航状況を小まめに確認をするようにしましょう。
JALもANAと同じく悪天候（台風・大雪）による運航への影響が懸念される便については、過去に手数料なしで変更（振り替え）・払い戻しが行われていました。
なお変更(振り替え)には有効期間があるので、期間内に済ませるように注意が必要です。
また、JALホームページで
欠航
天候調査中
30分以上 出発遅延
条件付き運航
といった表示がされていた場合の航空券の変更・振替に関して、諸費用(交通費・宿泊費)は自己負担となります。
JALグループ便への変更も、航空券を払い戻しのうえ、自分で手続きをしなければいけません。
台風13号2023で飛行機の影響・欠航は？ネットの口コミは？
9月4日(月)に沖縄の南に発生した熱帯低気圧は、5日(火)にも台風13号に変わる予想です。
今後の予想進路は北上して、7日(木)以降に東海や関東などに近づく可能性が出てきています。
それほど発達しない予想ですが、今後の天候に大きく影響が出るおそれがあります。
最新の情報を確認するようにしましょう。
