2019年9月6日16時に台風15号の情報更新
2019年は8月後半から立て続けに台風が発生しているものの、
台風13号も、台風14号も東京を含む本州にはそれほど大きな被害をもたらすことはありませんでした。
ただ2019年9月5日に熱帯低気圧から発達した台風15号の予想進路を見てみると、
9月8日あたりに東京(関東)を直撃し、そのまま日本列島を上陸したまま北上を続けそうです。
追記:気象庁発表の2019年9月6日15:00時点での台風情報は下記のようになっています。
- 移動速度・方角:30km/h(北)
- 中心気圧:940hPa
- 最大風速:45m/s (中心付近)
- 最大瞬間風速:65m/s
9月5日時点の情報と比較をすると台風15号の勢力は確実に増していると言えるでしょう。
気象庁発表の2019年9月5日15:00時点での台風情報は下記のようになっています。
- 移動速度・方角:20km/h(北西)
- 中心気圧:1002hPa
- 最大風速:18m/s (中心付近)
- 最大瞬間風速:25m/s
台風15号2019の米軍レーダー図・進路予想図(米軍合同台風警報センター,JTWC)
東日本を全体的に通過する可能性は低くなっているようですが、東京および関東に上陸する可能性は依然として高いままです。
2019年9月5日17:00時点の米軍台風15号予報
2019年9月5日17:00時点での米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想進路は下記のようになっています。
東京(関東)に上陸するまではほぼ西に向かって進み続け、
東京上陸するや否や進路を北上に転換させるような予想進路となっています。
9月7日には小笠原諸島付近が暴風域に入るとみられています。
台風15号2019の気象庁進路予想図
https://www.jma.go.jp/jp/typh/images/wide/all-00.png2019年9月6日15時時点で気象庁から発表されている情報によると、
<9月7日15時の予報>
存在地域 黄海
予報円の中心 北緯 37度40分(37.7度)
進行方向、速さ 北 40km/h
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s
最大瞬間風速 50m/s
<9月8日15時の予報>
温帯低気圧
存在地域 中国東北区
予報円の中心 北緯 47度40分(47.7度)
進行方向、速さ 北北東 45km/h(25kt)
中心気圧 986hPa
最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
となっていて、9月8日には温帯低気圧に変わる見込みとなっているものの、最大瞬間風速は依然として25m/sとなっているので警戒が必要です。
9月6日3時の時点の気象庁発表の予報
- 台風の強さ:非常に強い
- 存在地域:久米島の西約180km
- 予報円の中心:北緯 26度30分(26.5度)
- 東経:125度00分(125.0度)
- 進行方向、速さ:北 15km/h(8kt)
- 中心気圧:940hPa
- 中心付近の最大風速:45m/s(90kt)
- 最大瞬間風速:65m/s(130kt)
となっています。
台風15号2019で東京の影響(飛行機欠航,新幹線運休)は?
気象庁や米軍の台風予想進路を見る限り台風15号2019は、
東京(関東)に上陸する可能性が極めた高いとみられます。
8日の夜から9日の朝にかけて東京を縦断(横断)するとみられるので、
月曜日の朝の通勤ラッシュの時間帯に台風15号2019が直撃するかもしれません。
羽田空港や成田空港を利発着する飛行機の欠航や、
新幹線の運休・電車の運転見合わせなどは今のところまだ発表されていないため、
詳しい情報が入り次第、ブログ追記してきます。
追記:
気象庁の予報では9月8日には台風15号は温帯低気圧に変わり、勢力はだいぶ落ち着くものとみられます。
新幹線の運休や運転見合わせ・飛行機の欠航にはあまり影響がなさそうです。