上田孝子の現在は?同性婚でオバマを動かした日本人で「ナゼそこ」lgbt

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
0未分類

上田孝子さんはダマーストンという日本人がほとんどいない地に、パートナー女性のフランシス・ハーバートさんと暮らしていす。

アメリカでは同性婚は認められていて、上田孝子さんたちが法律的には婚姻関係となったたものの、当時はアメリカの永住権は認められませんでした。

そこで上田孝子さんはアメリカの永住権を獲得するための運動を始めると、そのことを知ったオバマ大統領も「同性愛者を差別すべきでない」と発言。

最終的に2013年6月、同性愛カップルに男女間の結婚と同じ権利を認める判決が下りました。

Home Forever
スポンサーリンク

上田孝子さんは同性婚でオバマ大統領を動かした日本人

上田孝子さんはパートナー女性のフランシス・ハーバートさんと州法に基づいて正式な同性結婚しました。

同性婚についてはニューヨーク州やバーモント州などで法的な配偶者となることが認められていました。

ところが、永住権やビザを扱う連邦法の領域ではアメリカの連邦法「結婚防衛法(Defense of Marriage Act=DOMA)」により同性婚が否定されていて、配偶者と認められず在留資格が得られない状態となっていました。

上田孝子さんとフランシス・ハーバートさんらは、いずれもアメリカ人と外国人の同性婚カップル計5組で、
配偶者と認められず在留資格が得られないのは同性愛者差別で憲法違反だとして、連邦政府に対する訴訟をニューヨーク連邦地裁に起こしました。

フランシスさんがあるところに電話するとその電話相手がCNNニュースに伝えたところ、アメリカ全土に上田孝子さんらの活動がニュースで報じられます。

それを知った上田孝子さんの隣人たちが署名を募り、オバマ大統領も「結婚は男性と女性の結びつきである」と規定しているのは違憲だとの見方を表明。

2013年6月、同性愛カップルに男女間の結婚と同じ権利を認める判決が下りました。

現在、世界各国で同性婚を認められるようになっていますが、主な国は次のようになっています。

オランダ(2001)、ベルギー(03)、カナダ(05)、南アフリカ(06)、ノルウェー(09)、スウェーデン(09)、アルゼンチン(10)、デンマーク(12)、ウルグアイ(13)、フランス(13)
※括弧内は法律が施行または成立した年

■同性婚を公表している主な人々(敬称略)
エルトン・ジョン(英、歌手)
ペニー・ウォン(豪、予算・規制緩和相)
エレン・デジェネレス(米、司会者)
ポーシャ・デ・ロッシ(米、女優)
ヨハンナ・シグルザルドッティル(アイスランド、前首相)
ジョージ・タケイ(米、俳優)
ロバート・キャンベル(学者)

上田孝子さんの暮らすバーモント州とは?

■バーモント州

バーモント州はアメリカ東海岸・ニューヨークから北に300キロ離れた場所にあります。

バーモント州と言えば、日本でもお馴染みの「バーモントカレー」発祥の地。

バーモント州はリンゴ・ハチミツの産地で、料理に入れる健康法がバーモントカレーの商品名の由来になったそうです。

カナダとの国境に面しており、北海道のような気候で冬になると最低気温がマイナス20℃程の極寒の地ともなりますが、スキージャンプで長い歴史を持ちます。

街にはジャンプ場もありブッシュ元大統領とチェイニー元副大統領が「イラク戦争を推進した」として警察が逮捕することを住民投票で可決した街としても知られています。

日本では考えられない驚きの法律「街中でもヌードOK!」という法律を持つバーモント州で、上田孝子さんは町から派遣されるハウスクリーニングの仕事をしています。

上田孝子さんの生い立ち

上田孝子さんは1955年に5人兄弟の3番目として誕生。

24歳のときにミシガン州の大学に留学、このとき現在のパートナー・フランシスさんと出会いますが、まだ友人関係の域を出なかったようです。

孝子さんはその後帰国し英会話教室で働き、32歳のとき日本人男性と結婚、12年間もの幸せな生活を続けますが、あるときフランシスさんが来日し旧友の孝子さんと再会。

フランシスさんの帰国後、上田孝子さんは初めてフランシスさんに対して友情を超えた感情を持っている自分の気持ちに気づきます。

夫にとって青天の霹靂だったようですが、離婚が成立すると元夫の要望で親族に嘘をついてまで渡米するとフランシスさんと再会しバーモント州ダマーストンに移住しています。

ただ滞在ビザの期間が問題から「雇用先の推薦」による永住権取得を目指し45歳で大学に入学、卒業、しかし就職先が見つからず、結局4つの大学に通っています。

アメリカの永住権を獲得するまでに相当の九郎をしたことから、過度のストレスからうつ病など様々な病気を発症したこともあるとか。

無事にアメリカの永住権を獲得すると、日本で別れた夫が「永住権取得おめでとう」と連絡してくれて、界中で行われていた署名にも参加していたことを知らされたそうです。

タイトルとURLをコピーしました