「海のはじまり」がTVerでなぜ4話だけ見れない？
ドラマ「海のはじまり」は、目黒蓮さん演じる主人公・月岡夏が、元恋人・南雲水季（古川琴音さん）の死をきっかけに、自分と血のつながりを持つ娘・海（泉谷星奈さん）の存在を知る物語
少し待ったらTverで「海のはじまり」4話配信されるんでしょうか？
海のはじまり（ドラマ）4話がTverで見れない？
「海のはじまり」は、突然訪れた死をきっかけに、残された人々がそれぞれの立場で葛藤し、愛と向き合っていく姿を描いた作品です。
目黒蓮さん演じる主人公・月岡夏が、大学時代に交際していた南雲水季（古川琴音さん）の葬儀で、彼女の娘・海（泉谷星奈さん）と出会い、海が自分の娘であることを告げられるところから物語が始まります。 夏は水季から妊娠を告げられた際に中絶に同意していましたが、水季は実際には海を出産し、一人で育てていたのです。 夏は突然父親になった現実を受け止めきれないながらも、海と向き合おうとします。
夏の恋人である百瀬弥生（有村架純さん）も過去に中絶を経験しており、水季と夏の子どもと同じ時期に妊娠していました。
水季は周囲に支えられ出産を決意した一方、弥生は誰にも相談できず中絶を選択しており、2人の対照的な過去が描かれています。
途中から見ても分かるように、以前は「第１話」のみ最終話まで配信されていましたが、2022年10月からフジテレビが、2023年からは日テレなど他局も追随するように「第１話～第３話」が、最終回の１週間後まで特別に見逃し配信されています。
第５話以降も同じく、次回の第６話が放送される前までしか視聴できないので、注意が必要です。
テレビ番組は基本的に「見逃し配信」なので、大半が「放送後１週間～次回放送前」までの期間限定です。
海のはじまり（ドラマ）4話あらすじ
楽しそうな夏と海の様子を眺めていた朱音と翔平（利重剛さん）は、亡き娘に思いをはせ「水季が生きていてくれたら……」と涙ぐむ。
南雲家に帰った海は、津野に電話し、海岸で夏と遊んだことをうれしそうに報告する。そして「なんで前みたいにいっぱい会えないの？」と尋ねると、津野は「海ちゃんのパパじゃないからかな」と吐露した。
一方、夏は弥生のマンションへ。そこで夏は、海となるべく一緒にいることに決めたと告げる。弥生は、海の父親になることにしたのか、と夏に迫る。結論を出させようとする弥生にいら立つ夏。なぜ弥生が焦っているのか、分からずにいる夏に、弥生は自分の過去を打ち明けようとするが……。
海のはじまり4話ストーリー解説
「海のはじまり」4話では、夏が海と過ごす時間を増やし、海の父親になろうとする一方、弥生の過去が明らかになります。
弥生の過去
弥生は過去に妊娠を経験していましたが、当時の恋人・浅井に中絶を迫られます。 浅井は弥生の気持ちを無視し、中絶を当然のこととして話を進め、「いい選択だと思う」「責任取らせてよ」といった言葉で弥生を追い詰めます。 弥生は自身の気持ちを押し殺し、浅井の意見に従う選択をします。
また、弥生は母親にも相談しますが、母親は「じゃあ、おろしな」「無理だから」と冷たく突き放します。 結局、弥生は誰にも頼ることができず、一人で中絶手術を受けます。
中絶後、弥生は自宅の風呂場で泣き崩れます。 シャワーを浴びながら、お腹に水をかけ、子供を失った悲しみを吐き出すシーンは、視聴者に大きな衝撃を与えました。
水季との対比
4話では、弥生とほぼ同時期に妊娠していた水季の回想シーンも描かれます。 水季は夏や両親に支えられ、出産を決意します。
弥生と水季、同じように夏の子を身籠った二人でしたが、周囲の環境は全く対照的でした。 産むことを決意した水季と、産みたかったけど諦めざるを得なかった弥生。 この残酷な対比が、視聴者の涙を誘いました。
コーヒーで表現された弥生の本音
妊娠を告げるため、浅井とカフェで会っていた弥生。 最初はノンカフェインコーヒーを頼んでいたことから、お腹の子供のためにカフェインを控えていたことが分かります。 しかし、浅井と別れた後、弥生は「普通のコーヒー」を頼みますが、一口も飲めずに店を出ていきます。
このコーヒーの変化は、弥生の本音を象徴的に表しています。 子供を産み育てたいという気持ちを持ちながらも、それを諦めざるを得なかった弥生の心の葛藤が、視聴者に深く伝わってきます。
海のはじまり（ドラマ）4話の感想
「海のはじまり」4話は、有村架純さん演じる弥生の過去が明らかになり、涙なしでは見られないほど重い内容でした。 特に、中絶経験というデリケートなテーマを丁寧に描き、周囲の環境によって女性の選択が大きく左右される現実を突きつけられました。
元恋人とのカフェのシーンでは、最初はノンカフェインコーヒーを頼んでいた弥生が、中絶を決めた後には普通のコーヒーを頼みながらも一口も飲まずに出ていくという描写が、彼女の揺れ動く心情を象徴的に表していて印象的でした。
また、中絶後、自宅の浴室でシャワーを浴びながら号泣するシーンも、彼女の絶望と孤独が痛いほど伝わってきました。
一方、同時期に夏の子を妊娠していた水季は、夏や両親に支えられ出産を決意します。 弥生と水季、同じように夏の子を身籠った二人でしたが、周囲の環境が全く対照的だったことで、より一層、弥生の境遇の過酷さが浮き彫りになっていました。
「silent」チームが再集結したことで期待が高まっていた本作ですが、4話まで見て、単なる恋愛ドラマではなく、重い過去や登場人物たちの複雑な感情が繊細に描かれていて、見応えのある作品だと感じています。
まとめ：「海のはじまり」4話がTverで見れない？見逃し・再放送は？
Tverの他のドラマを見ると大体、初回から３話までは長期間配信し、４話からは１週間限定となっています。
「海のはじまり」の４話は１１月５日に放送だったので、第５話放送の１２日で配信は終了となりました。
５話以降も特例を除き次の土曜日の放送終了までになるとみられます。
過去ドラマの配信に関しては、ドラマによりまばらですが基本は1週間だと思っておいた方が良いでしょう。
ちなみに「第１話～第３話」も、最終回の放送開始前～放送１ヶ月後までで、「配信期限なし」は一切ありません。
