裏白の飾り方・使い方は?どちらが表・どっちが上?

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裏白は正月飾りの注連飾りや鏡餅に使う飾りの一つ

ウラジロは〆飾りやお供え餅の上に敷いてミカンを乗せたりしますが、裏白は白い方を上にして飾るのでしょうか?飾り方・使い方は?

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裏白の飾り方・使い方は?どちらが表・どっちが上?

シダの一種「裏白」は葉の裏が白いので「うらじろ」と呼ばれる通り、白い側を表にします。

裏が白なので

「裏が白い=心に後ろ暗いところがない」
「新しい葉が出てから古い葉が落ちる=子孫繁栄」
「夫婦ともに白髪の生えるまでという長寿と夫婦円満」

といった具合に縁起が良いとされています。

漢字の八に見えて末広がりで縁起を担ぐ意味合いもあります。

裏白については地域の風習や個人の好みによるので実は「どちらの面を上にして飾る」という明確な決まりがありません。

ちなみに、ユズリハについては更に地域色が強い風習で関東ではあまりメジャーではないようです。

京都でのしめ飾りにはウラジロ、マツ、クマザサ、ウメの芽が一杯付いた枝、小みかんを使います。

■注連縄(〆縄)とは、
神聖な場所を他と区別するために張る縄で、「しめ」とは禁忌 (汚れを清めた、神聖なことに対し、はばかり、禁止すること)を意味します。
〆縄は神社の神殿や鳥居に張られる他、家庭の神棚にも張られます。〆縄は、神を向える正常な場所を表すしるしなのです。

そして<〆縄飾り(玄関飾り)>は、
しめ縄にいろいろな縁起物をつけて作られたもので、古い年の不浄を断って年神様を清浄な場所に迎えるための飾りものです。
しめ縄飾りは、、しめ縄に裏白、だいだい、ゆずり葉、昆布などの縁起物を飾り付け、飾りのしや、四手をあしらう。また、伊勢えび、干し柿、南天、ほんだわらなども飾ります。
しめ飾りは玄関の軒下、神棚、台所などの要所に飾られます。

■しめ縄の由来
天の岩戸に隠れた天照大神(あまてらすおおみかみ)を、岩を引き明けて連れ出し、大神のまわりに「しりくめ縄」を引きめぐらした、という神話が、このしめ縄のはじめだといわれています。しめ縄は、「しりくめ縄」の略したものといわれ、「注連(しめ)縄」、または「標(しめ)縄」とも書き、一名を「しめ飾り」ともいいます。これは、内外の境界または出入禁止のしるしに引き渡す縄で、神前や神事を行う場所にこれを張るときは清浄な区域であることを示し、新年に戸口をこれを張るときには、わざわいをもたらす神や不浄なものが内に入らないようにとの意味がこめられています。

■しめ飾りの飾り方
しめ飾りの仕方には、しめ縄、玉飾り、輪飾りなどがあります。「しめ縄」は、新しいなわを左ないにない、四手(しで)のほか裏白、ゆずり葉、橙などをくくりつけ、ないはじめの太い方を向かって右にして飾ります。また、その形から、前垂れしめ縄、ごぼうしめ縄、大根しめ縄などの種類があります。「玉飾り」は、地方によって異なりますが、わらを丸くしたものに、さらにわらを長くたらして、飾りを付けます。関東では、裏白、昆布、ほんだわらに四手、水引などをあしらい、中央に、橙、伊勢海老、上部に末広と福袋を飾るのが一般的です。関西では、末広などは用いず、裏白、橙、四手程度で、関東よりは簡素なものが飾られるようです。装飾の多い玉飾りは、一般に玄関などに飾られます。
「輪飾り」は、わらの先を輪の形に結び、下をそろえて長くたらし、それに四手を付けたもので、門松や門に飾ったり、家の中では、水道や床の間などに飾るのがならわしになっています。今では、わざわいをさけるためにと自動車、オートバイや自転車などにも飾られるようになりました。

■添えものについて
添えるもののうち、「四手」は、清浄な場であることのしるしで、和紙を重ねて折り、一定の形に切ったもので、昔は木綿や苧(お)を用いたものです。「裏白」とは、裏面が白いシダのことで、裏表のない潔白な心を示します。枝が長く伸びることから、長寿にも通じるとされています。「ゆずり葉」とは、一名親子草とも呼ばれ、新葉が成長してから古葉が落ちることから、代々譲って子孫が長く絶えないとされています。「板昆布」とは、和名の広布(ひろめ)から広いのを喜び、「夷女(えびすめ)」は福を喜ぶということから、よろこぶとの語呂合わせもあります、「橙」とは、代々と音がめでたく、子孫繁栄の縁起もので、飾りの橙は、後でとっていおくと、火除けになるといわれています。

■しめ飾りの取扱い
しめ飾りは、門松と同じように正月の神を迎えるための飾り付けですので一夜飾りをさけて、 12月28日までに飾り、松の内がすぎれば取り払って、どんど焼きで燃やします。地方によって様々なようですが、だいたい7日、11日、15日のいずれかに取り払うのが一般的のようです。

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