撃っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけだ|元ネタはルルーシュ(コードギアス)?

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「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ」の元ネタは?

コードギアスでのルルーシュや、仮面ライダーWの鳴海壮吉の

「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけだ」

という台詞には昔の実在する人物の名言とか、西部劇の名シーンなど出典があるのでしょうか?

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撃っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけだ|元ネタはルルーシュ(コードギアス)?

「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ」の元ネタはハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの作品に登場するフィリップ・マーロウです。

原文は多少ニュアンスが違うのですが(自分が撃たれたくないなら人に銃を向けるな)

和訳版が意訳で「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」

となっています。

ちなみに、「撃っていいのは…」って部分二通りの解釈があり、ケースバイケースで使われているようです。

「撃つ資格があるのは、撃たれる覚悟がある者だけ」

「撃っていい相手は、撃たれる覚悟がある者だけ」

まとめ:撃っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけだ|元ネタは?

「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけだ」の元ネタはレイモンドチャンドラー著「大いなる眠り」の主人公、フィリップ・マーロウの セリフかと。

ワンピースやジョジョにも、似たようなセリフがあったようです。

「ワンピース」にも、

「銃を抜いたからには命賭けろよ」

というセリフが出てきます。

這いよれニャル子さんだと4話で「殴っていいのは、殴られる覚悟があるやつだけ」ってセリフがありました。

ジョジョではジョルノが

「あなた覚悟してる人ですよね?人を殺そうってきてるって事は自分も殺される覚悟があるって事ですよね?」と言っています。

コードギアスではブリタニアは圧倒的な武力で様々なエリアを支配してきましたが、ルルーシュの言うような「撃たれる覚悟」とかはないでしょう。いずれ自分たちが誰かに支配されること、滅ぼされることを考えたこともないんじゃないでしょうか。

そういうブリタニアの考え方ややり方がルルーシュは間違っていると思っていて、だから自分はそうはならないぞ、と。

そんなルルーシュの矜恃、自負……つまりプライドというか、心の在り方というか、そういうものを端的に表した言葉が「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ」なのかと。

でも現在の世界はブリタニアのやり方が普通であり、ブリタニアは間違っていると反抗するのは異端者です。

100個のうち99個が黒い石だったら黒、というイメージです。黒がブリタニア、白がルルーシュというか。

ただ、ルルーシュのプライドを表すだけだったらわざわざ大衆の前で言う必要もないのですが、それを敢えて言ったのは「窮鼠猫をかむの例えのごとく、強い者(ブリタニア)も撃たれる可能性があるのだと覚悟せよ」と言いたかったのかも。

強い者とか弱い者とか曖昧な言葉にしてありますが、世界情勢を考えれば「強い者=ブリタニア」だと思います。若しくはそのブリタニアに阿る者。

ブリタニア側にいれば安泰、ブリタニアに反抗するなんて愚かだと殆どの人が考えていてもおかしくはない世界です。

だけどそんなのはおかしい、強い者(ブリタニア)だけが何者にも脅かされることがない世界は間違っている、と。

強い者(ブリタニア)が弱い者(反抗勢力とか)を潰そうとするのなら、自分たちも潰される覚悟をもって戦いに望め、と。

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