ヴェルファイアは「メッキだらけのオラオラ顔がキライ!」と言う人も少なくないですが、実車を見たらめちゃくちゃかっこいいですよね。
別にカスタムしなくても、迫力あるマスクが強過ぎる感じもするので、車間を詰めない運転を心がけているくらいです。笑
不満もなく新車から長く乗り続けていたヴェルファイアのアイドリングの調子がいまいちになってきました。
このブログでは、ヴェルファイアのアイドリング不安定になったことをきっかけに、みんなが試してみた体験談をベースに記事をまとめています。
ヴェルファイアの不安定なアイドリングの症状
一口に「アイドリングが不安定」と言っても、色んな症状があります。
・信号待ちなどの停車中の回転数が上下して安定しない
・ときどきエンストすることもある
・アイドリングが不安定なだけじゃなくエンジン音が不規則だったり異音がする
・エンジンから不気味な異音がする
・車体がプルプルと前後に揺れる
・発進時のアイドリングが特に不安定
一般的にアルファード/ヴェルファイアのアイドリング時の正常時の回転数は700~800rpmと言われています。
ただディーラーや修理工場などに修理を依頼しても、不安定なアイドリングのハッキリした原因が分からないケースも多いらしいです。
問題を特定するのが難しい症状みたいなんですが、業界ではとりあえず、エンジンに送られる空気量を調整をすることで、アイドリングが安定しないか?を試すのがオーソドックスな対処方法の一つのようです。
それでも改善しなかった場合には、どこかに異常(部品の劣化や損耗など)が生じている可能性が高くなり、修理が必要になります。
具体的には、
・エアクリーナーの目詰まり
・点火プラグの摩耗・汚れ
・イグニッションコイルの故障
・エアフロメーターなどのセンサー故障
・インジェクターの故障
・エンジンマウントの劣化
などが上げられます。
■原因1 部品の摩耗や汚れ
部品の摩耗したり汚れがひどい場合に、
アイドリングが不安定になることがります。
・エアクリーナーの目詰まり
エンジンに空気を送り込む際には、
エアクリーナーエレメント(フィルタ)を通します。
ここで余計なごみを取り除いて、
エンジンに異物が入るのを防ぐわけですが、
エアクリーナーエレメントは汚れが蓄積されやすく、
目詰まりを起こしがちです。
エンジンにスムーズに空気を供給できなくなり、
アイドリングが不安定になります。
・点火プラグの摩耗・汚れ
エンジンにガソリンが送り込まれたタイミングに合わせて、
点火プラグで火をつけることで、爆発を起こし、
エンジン出力を引き出しています。
点火プラグの摩耗したり汚れていると、
ガソリン点火のタイミングがずれてしまい、
アイドリングが不安定になってしまいます。
■原因2 部品の劣化や故障
部品が経年劣化していたり、
故障していることも、
アイドリングが不安定になる原因になります。
・イグニッションコイルの故障
イグニッションコイルとは、
点火プラグを着火させるために、
高電圧を発生させるコイル(昇圧装置)です。
イグニッションコイルに異常が起きている場合も、
エンジンの挙動が不安手になり、
アイドリング不調が起こります。
・エアフロメーターなどのセンサー故障
エアフロメーターとは、
エンジンに送る空気の量はどのくらいにすべきか?
を電子制御している装置です。
エアフロメーターが故障してしまうと、
エンジンに適切に空気を送り込めなくなり、
挙動が不安手になります。
センサー類には他にも、
・アイドリングコントロールユニット
・スロットルセンサー
といった部品も存在していて、
これらのセンサーが故障している場合も、
アイドリング不安定になります。
・インジェクターの故障
インジェクターとは燃料噴射装置のこと。
燃料ポンプからガソリンを吸い上げ、
霧状に噴射します。
インジェクターが故障してしまうと、
適切な量の燃料を適切なタイミングで
遅れなくなってしまいます。
・エンジンマウントの劣化
エンジンマウントとは
車両とエンジンを連結している部品です。
エンジンマウントがあるおかげで、
エンジンの振動が吸収され、
車が振動するのを防いでくれます。
このエンジンマウントが劣化すると、
エンジン振動を吸収しきれなくなり、
アイドリング時の振動を強く感じるようになります。
■原因3 エンジンオイルやバッテリー
エンジンオイルが古くなっていたり、
オイルの量が減っていることも
アイドリング不安定の原因となります。
バッテリーの電圧が下がっていて、
電気を正常に生成できなくなっている場合も、
エンジンのピストン運動のリズムを乱し、
アイドリングが安定しなくなることがあります。
アイドリング不安定のヴェルファイア修理費用は高くなりがち
とりあえず、原因を大きく3つに分けてみましたが、他にも、
ECUという部品が故障していたり、
燃料を送るホースからガソリンが漏れていたり、
電気を伝えるコード(ヒューズ)が壊れていたり
などなど、アイドリングが不安定になってしまう原因は非常に多岐にわたります。
そのため、まずは原因特定をするために日数がかかり、工賃(調査費用)も高くなりがちです。
さらに、部品交換が必要となり、それがエンジン回りは何かと高額になります。
エンジンオイルは交換しやすいよう構造になっていますし、ワイパーも手順に沿って取り外しできるようになっています。
点火プラグのような消耗品も交換しやすいように設計されているものの、イグニッションコイルやエアフロメーターなどなど、エンジン周りの多くの部品は交換を想定していません。
つまり、エンジンを車から取り出して(オーバーホール)、解体修理を伴う大掛かりなケースになることも珍しい話ではありません。
実際にとある人がアイドリング不安定なヴェルファイアを点検に出したところ、
・点火プラグの交換
・エアフロメーターの交換
・空気量の調整
という3点の修理が必要になることが判明。
見積もりの結果を見ると、工賃と部品代を合わせて総額で【24.5万円】にもなったそうです。
アイドリング不安定のヴェルファイアは修理?売却?
ヴェルファイアのアイドリング不安定修理に限らず、修理費用の見積もりが高額になった場合、場合によっては
「修理をしても車の価値は変わりません。いっそのこと、下取りに出して、売却益と修理代を頭金にして新車に乗り換えては?」
と言われることもあるようです。
アイドリングに問題を抱えているような車ですから、この先もいろんな部分にガタが来て修理代がかさんでしまいます。
それならば、新車に乗り換えちゃった方が、余計な修理代がかからないわけだし、合理的・経済的というわけです。
具体的に、自分の車が今、いくらで売れるのかというのは、中古車買取業者によって、かなりばらつきがあるんだとか。
1000円とか5000円と言った差じゃなくて、10万円、20万円単位で査定額に違いが出ることも珍しい話じゃないらしい。
弊社の一括査定依頼サービスの利用者の場合、車買取会社の買取査定額のほうがディーラー下取りの査定額よりも平均で17万7,693円高いという結果と なっています。売却金額が25万円未満の車でも、車買取会社での買取りのほうが平均で5万円以上も高額に査定されていました。また、売却金額が125万円 以上になると車買取会社の査定額のほうが平均30万円以上高くなるという傾向も。査定額のみに絞って見ると、車買取会社に優位性がうかがえます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000002830.html
ということは、つまり、できるだけ多くの業者に見積もり依頼をすることで、より高い査定額をつけてくれる業者を見つけられる、というわけです。
そこでぜひ活用したいのがやはり、車の一括見積もりサイトです。
このサイトを使えば、自分が住んでいる地域の業者に対して一気に見積もり依頼を出せます。
・メーカー
・車種
・年式(多少ずれていてもOK)
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作業はスマホからでも一分もあれば完了。
見積もり結果を比較して行くと、
安い業者では【5.2万円】
高い業者では【26.4万円】
で、なんと20万円を超える差がついたという事例もあるようです。
もし、サイトを使わず自力で業者を探していたら、最悪の場合、20万円を損をしていた可能性があります。
そう考えると、一分の手間を惜しまず、すぐに見積もりを取り寄せておいて損はないんじゃないでしょうか?
ちなみに、今すぐ売却する意思はなかったとしても、早めに査定は依頼した方が良いですよ。
車の価値は時間とともにどんどん落ちて行きますが、それ以上に深刻なのがモデルチェンジです。
こういった情報が公開されるや否や、激しい値崩れを起こすことがあるようです。
査定結果にはたいてい、一ヶ月くらいの保証期間がついています。
明日とか明後日に値崩れが始まっても、高い金額のまま買い取ってもらうことができますよ。
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