シンビオートとは英語で「共生生物」を意味する言葉。
宿主に寄生することで「ヴェノム」となったり「カーネイジ」となったります。
シンビオートとは？
シンビオートとは主にスパイダーマンに登場する地球外共生生物。
宿主との間に共生関係を結び、それによって一つの個体が作られます。また、ホストの性格や記憶をわずかに変え、暗い欲望や欲求に影響を与え、身体的・感情的特徴や性格を増幅させ、超人的な能力を付与することができる。
マーベル・ユニバースには40以上のシンビオート共生体が存在する。
最初に登場した最も有名な共生生物はヴェノムで、1985年のミニシリーズ「シークレット・ウォーズ」でスパイダーマンに取り付いた。
スパイダーマンがその真の邪悪な性質を知って拒絶した後、共生生物は彼のライバルであるエディ・ブロックと結合し、初めてヴェノムとなりました。
このキャラクターはその後、スパイダーマンの宿敵の一人として存続しているが、時折アンチヒーローとして描かれることもある。
また、悪役のマック・ガーガンや、スーパーヒーローのエージェント・ヴェノムとなったフラッシュ・トンプソンなど、他のキャラクターもヴェノム共生体と合体している。
その他の有名な共生生物としては、ヴェノムの子孫であり、最も悪名高い宿主であるクレタス・カサディと合体した際には、スパイダーマンとヴェノムの両方の敵として機能したカーネイジや、長い分裂の後にヴェノム共生生物がブロックと再合体した際に誕生したアンチヴェノムがあります。
シンビオート共生生物は、その誕生以来、映画、テレビシリーズ、ビデオゲームなど、さまざまなメディアに登場してきました。その中でもヴェノムは、2007年公開の映画『スパイダーマン3』の主な敵役として登場し、2018年公開の映画『ヴェノム』では主人公でありアンチヒーローとして登場しています。また、カーネイジは映画『ヴェノム』で映画デビューしています。
シンビオート種類(赤色)は？最強はトキシン？ヴェノムと違いは？
シンビオートの種類は、
ヴェノム
カーネイジ
トキシン
アンチヴェノム
ヌル
がいます。
シンビオートは元々、古代の悪意ある始原神クヌル（knull）によって作られたとされる共生生物。
天空人が宇宙を進化させるために大規模な計画を始めたとき、自分の王国に手を付けられたと思ったクヌルは、最初の共生体であるオールブラックを作って報復し、天空人の首を切り落とした。
そして、他のセレスティアルたちは、切断されたセレスティアルの頭部とともにクヌルを宇宙の奥深くに追放した。
その後、クヌルは頭部の宇宙エネルギーをシンビオートのための鍛冶場として使い始め、音と火の弱点を身につけていった。
その後、クヌルは他の神々を大量虐殺する作戦に出た。
彼らとの戦いで荒涼とした惑星に墜落したクヌルは、オールブラックに捨てられ、彼の殺意に惹かれてゴアのもとに行き、クヌルを殺そうとした。
しかし、中世の地球にドラゴンのような生物が旅してきたとき、ソーはそれを倒し、クヌルと共生生物のつながりを破壊した。
その後、シンビオートのハイブマインドは、善意のホストと結合することで、名誉や高貴さの概念を探求し始めた。
その後、共生生物は自分たちの神に反抗し、神をアンドロメダ銀河の人工惑星の中心部に幽閉した。
シンビオートは自分たちの暗い過去を恥じ、様々な種族から価値のある宿主を探し出して高貴な戦士の組織を作ることで、宇宙全体に平和を広め、維持することを望んだ。
しかし、この利他的な目標は不完全なもので、クリンターのシンビオートは有害な化学物質の不均衡や問題のある人格属性を持つ宿主によって堕落させられ、他の人々がクリンター種全体を恐れ、憎むようにするために、同種の嘘や偽情報を広める破壊的な寄生生物に変えられてしまった。
ヴェノム
時系列的にはMarvel Super Heroes Secret Wars #8で登場し、スパイダーマンと合体し、特にエディ・ブロックと合体した。その後、マック・ガーガンがしばらくの間、共生生物の宿主となり、その後、政府に買収され、エージェント・ヴェノムの名でフラッシュ・トンプソンに利用されていましたが、フラッシュから分離し、リー・プライスに移り、最終的にはエディ・ブロックに戻ってきました。ヴェノム』で明らかになったこと。First Host』では、テルカーというクリーの兵士が、スパイダーマンよりも時系列的に最初にこのスーツを着用したことが明らかになっています。彼はS.H.I.E.L.D.によって、マグニートー、ドクター・ドゥーム、レッド・スカルと並ぶ最大の脅威の一つとして位置づけられている
カーネイジ
ヴェノムの子供が、連続殺人犯のクレタス・カサディの血流に乗って結合したもの。共生生物は時折クレタスから離れ、ベン・ライリーやカール・マルスなどの他のホストと結合し、再びカサディと再会する。しばらくしてクレタスはカーネイジから離れ、ノーマン・オズボーンはスパイダーマンを倒すためにカーネイジ共生体と結合した。
トキシン
警察官のパトリック・マリガンと絆を深め、ヒーローになった1000世代目のカーネイジの産みの親。スパイダーマンが初めて味方とした共生生物であり、スパイダーマンのメンツに関わるようになる。後にパトリックがブラックハートに殴り殺された後、クライムマスターによってエディ・ブロックと強制的に結合させられた。
アンチヴェノム
エディ・ブロックの体内にあるヴェノム共生体のコーデックスが、ミスター・ネガティブの神秘的なエネルギーによってエディ・ブロックの白血球と結合し、偶然に生まれたハイブリッド共生体である。他の共生生物とは異なり、アンチヴェノムは完全に無心であり、エディ・ブロックは自分の行動を完全にコントロールしています。驚異的な治癒力をはじめ、既知のあらゆる病気を治すことができる抗体を作り出したり、人体内のあらゆる不純物を取り除いたりするなど、ヴェノム共生体とは異なる力を持っており、その触覚は他の共生体を腐食させる。アンチヴェノムは2011年の “Spider-Island “ストーリーアークで破壊されたように見えたが[98]、2017年の “Venom Inc. “ではスティーブン博士が共生体を再現し、それがフラッシュ・トンプソンと結合して、エージェント・ヴェノムと同じ外見だが色が反転している状態になっている。
クヌル
原始的な暗黒の神であり、セレスティアルを殺すために自分の影から最初の共生体を出現させ、その頭部の宇宙的な特性を利用して共生体の鎧を形成し、死の十字軍に乗り出した。ゴルの荒涼とした世界に取り残されたクヌルは、”より小さな生き物 “にリビングアビスを感染させることができることを発見し、宇宙を征服するためのシンバイオートを作り出した。彼は共生生物の神と考えられており、『Thor: God of Thunder』第6号に登場する正体不明の存在でもある。
