早稲田大学の一般枠(一般選抜)での入試合格の割合が減ったというのは本当?
一般枠が70%から40%に減少というのはデマ?
早稲田の一般枠70%から40%に減少は本当?デマ?
早稲田大学の一般枠(一般選抜)での入試合格定員の割合は大学ランキング 2023という本によると
56%(慶應の一般枠は57%)
だそうです。
なので少なくとも40%というのはデマですが、政経だと、
350/800(9月入学除く)
=43.75%
と40%台となっています。
なお、一般枠が減少している点は本当で入学定員に占める一般入試の比率は早稲田大学の場合は2002年に比べてなんと16ポイントも低下しているとのこと。
大学入試で一般枠が減少の理由は少子化?
早稲田大学では、全体的な傾向としては「一般選抜」による入学者の割合は2016年から2022年にかけて減少しています
早稲田大学をはじめ私立大学で一般枠(一般選抜)での入試合格の割合が減っている理由は、以下の2つです。
指定校推薦入学者のGPAが高い
一般選抜で定員を充足できない大学が増えている
指定校推薦入学者のGPAが高い
指定校推薦入学者は、高校の成績が優秀な人が多いため、大学での成績も良い傾向にあります。そのため、指定校推薦入学者の割合が増えると、一般枠入学者の割合は減ってしまいます。
一般選抜で定員を充足できない大学が増えている
大学によっては、一般選抜で定員を充足できない場合があります。そのため、指定校推薦やAO入試などの入試区分の割合を増やすことで、定員を充足しようとしています。
まとめ:私立大学(早稲田大学など)では一般枠が減少
私立大学(早稲田大学など)では一般枠が減少している背景としては、一般入試で合格する人よりAOや指定校推薦で入る学生の方が大学での成績が優秀だからではないかと考えられます。
大学側としては優秀な学生に来てもらいたいのですから当たり前かもしれません。
早慶はこれら入試の多様化により、いまでも就職の良さはトップクラスを維持しています。
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