wbcで敗者復活はなくなった?
2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では敗者復活は行われないようですがルールは?
wbcルールで敗者復活は?2023ワールド・ベースボール・クラシック
WBC侍ジャパン、一発勝負の「準々決勝」は実は初めて…日本はいかにして準決勝に進んだのか
野球の国・地域別対抗戦「カーネクスト2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール」は、準々決勝ラウンドを迎え、日本代表「侍ジャパン」は4強入りをかけて16日にイタリアと対戦する。日本はこれまでの4度のWBCでいずれも4強以上に入っている。今大会から2次ラウンドがなくなり、負けたら終わりの「準々決勝」が行われるのは実は初めてだ。(デジタル編集部)
準決勝以降の4強の戦いが、単純なトーナメント戦なのは第1回大会から共通している。しかし、4強を決めるまでの戦いの方式はたびたび変わっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c25565b11d2ac236f09551b4a4dd862a1a3da3e6
2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から敗者復活はなくなりました。
WBCのグループリーグは各グループ上位2チームだけがトーナメントに進めるようになりました。敗者復活戦はありません。
日本は東京プール(B組)で中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦しし1位通過。
■敗者復活のメリット・デメリット
<メリット>
①通常のトーナメント方式と違って、1回負けても敗者復活戦で次のラウンドに進むことが出来る。
②直接対決で1位2位の順位を決めることができるので、リーグ戦方式のような得失点差で順位を決めるあいまいさがない。
<デメリット>
①リーグ戦のように総当りではないので、本当の一番かどうか不信感が残る。
②最初の組み合わせによって有利不利が生じる。
デメリットの①については、リーグ戦だと同率1位や同率2位が発生し、得失点差で順位を決めるあいまいさが発生してしまうので、やむをえないと思います。総当りではなく完全なトーナメント方式で行われる高校野球の優勝校を、本当の一番かどうか疑う人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
デメリット②については、敗者復活戦によって緒戦の組み合わせの有利不利をある程度おぎなえるので、やむをえないと思います。これも高校野球のトーナメントに比べたら、敗者復活戦があるだけ良いと思います。
まとめ:wbcルールで敗者復活は?
WBCの敗者復活制度は消化試合を防ぐ工夫
2023年に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、敗者復活制度がなくなった。
この制度は、予選ラウンドと決勝トーナメントの両方で適用され、各チームにメダル獲得のチャンスを与えるとともに、消化試合をなくすことが最大の目的だった
敗者復活制度とは、予選ラウンドでは各組の上位2チームが準々決勝に進出し、下位2チームは敗退するが、準々決勝では1回戦で負けたチームが再び対戦して勝ち残りをかける方式だ。決勝トーナメントでは、準決勝で負けたチームが3位決定戦を行う方式だ。この方式だと、どの試合もメダルに関係するため、勝っても負けても意味のない試合は1つもない。
また、この制度は日程面でも工夫されている。予選ラウンドでは1位通過したチームは日程的に有利になるように設定されている。例えば、トーナメント初戦と準決勝を連勝すれば3試合すべてナイターで行えるが、初戦で負けた場合は4試合中1試合がデーゲームになり、準決勝で負けた場合は4試合すべてナイターだが休養日が1日少なくなる。一方、予選2位や3位から進出したチームは必ずデーゲームを経験しなければならず、最大5試合をこなさなければならない。
野球では投手力が重要であり消耗も激しいため、日程や時間帯の有利不利は大きく影響する。WBCでは順調に勝ち上がれば有利に働くようにルールが作られており それ自体が強豪国へのインセンティブとなっていた
ちなみに、2009年のWBC・敗者復活のキューバ戦は、3月18日にサンディエゴのペトコ・パークで行われました。
日本は初回にイチローのタイムリーで先制し、その後も松坂大輔が好投してキューバ打線を抑えました。
5回には井端弘和が2点タイムリーを放ち、6回には村田修一が2ランホームランを打ってリードを広げました。キューバは7回に1点を返しましたが、8回に日本は内川聖一と福留孝介の連続ホームランで突き放しました。最終的に日本は10対1で圧勝し、決勝ラウンド進出を決めました。