「ザリガニの鳴くところ（Where the Crawdads Sing）」ネタバレ！犯人は誰？
犯人は検察の推測通りに犯行を行ったのでしょうか？
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、?ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は６歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。
ザリガニの鳴くところネタバレ｜犯人は誰？
ディーリア・オーエンズ著「ザリガニの鳴くところ（Where the Crawdads Sing）」は2019年、2020年連続で、アメリカで最も売れた本
全世界で1500万部突破し日本でも2021年に本屋大賞翻訳小説部門1位
最後の最後まで誰が犯人か分からない展開となっています。
年を取ってから、主人公が亡くなって、伴侶の夫が、本を見返している時に、赤い小さい貝殻ペンダントが、本にはさまっていました。
つまり、裁判では無罪でしたが、何らかの方法で、あのつきまとっていた殴るあの男を殺していたという事でしょう
ペンダントのちょっと前のシーンで、捕食される者も時には捕食者を殺すこともあるってことを言っていました
もっと前のシーン、襲われて少し反撃したシーンの後、相手は『自分が最後に相手をやっつけるまで諦めない』ということを言っていたので、どうしてもけりをつけなければずっと怯えて過ごさなければなりません。
実際の反撃、殺しは検察が推論を出していた手法でしょう。
夜のバスで戻ってきて、あらかじめ呼び出しておいたアホ男を突き落として、最終バスで街に戻って何事もなかったように打ち合わせをした、といったところでしょう。
ザリガニの鳴くところとは、突き詰めると、ザリガニがたくさんいるような、湿地の奥、つまり暴力親父のいる家から離れたところ、でしょうね。
弁護側は風評被害や可能性の低さから弁護してましたが…彼女は湿地帯の生態系であるメスに関して触れてましたが、その通りに犯行に及んだのでしょう。
