ザリガニの鳴くところ(映画)ネタバレ考察|犯人は誰?どうやって殺した?

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映画『ザリガニの鳴くところ』について考察。

真犯人は結局、誰だったのでしょうか?

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ザリガニの鳴くところ(映画)ネタバレ考察|犯人は誰?どうやって殺した?

映画『ザリガニの鳴くところ』において、最後の真犯人は結論から言うと、カイアです。

映画の終わりにおけるナレーションでチェイスのネックレスが登場し、動物たちの観察日記にも彼の似顔絵があることが示唆されます。これらの要素から、チェイスを殺したのはカイアであることが明らかにされます。

カイアは湿地で育ち、自然界のルールに従って生きてきたため、人間社会の法律や倫理観には従っていませんでした。彼女の発言からも、自然界の法則と生存の知恵が生きる上での指針となっていることが窺えます。

また、カイアが言及した「ツガイよ」という言葉や、「そして時に、弱者が強者を葬ることも」というナレーションは、彼女の考え方や行動の根底を表しています。彼女は人間社会の価値観から外れ、自らの生き方を自然と共に認識し、父親やチェイスといった強者に対して抗議の意思を持っていたことがうかがえます。

この映画は、カイアの考え方や行動、そして犯罪の背景にある人間心理を探求する内容となっています。それぞれの視点から犯人の真相を探ることができ、物語の結末には視聴者に余韻を残す謎めいた要素が見られます。

ザリガニの鳴くところ(映画)ネタバレ考察|犯人の動機

映画『ザリガニの鳴くところ』における犯人の動機は、主人公のカイアの行動原理や価値観が人間社会の価値観と乖離していたことにあります。カイアは湿地で生きてきたため、自然界の法則や生存の知恵が彼女の行動に大きな影響を与えていました。彼女は人間社会のルールや倫理観には従わず、自然と調和した生き方を守り、その生き方によって生まれた行動が事件の背景に関連しています。

彼女の考え方によれば、自然界においては善悪や罪という概念は存在せず、全ては生存のための知恵として捉えられます。彼女は父親やチェイスといった、自身が「弱者」と捉えた人物たちに対して、自分自身や自然との共存を脅かす存在として見ていました。彼女はこれらの強者たちに対する抗議や、自然と共に生きる自分の価値観を貫き通すために、強者を排除することを選択したのです。

ザリガニの鳴くところ(映画)ネタバレ考察|事件の背景

映画『ザリガニの鳴くところ』の舞台は、アメリカ南部の小さな町です。主人公のカイアは、この町で生まれ育った女性です。彼女は、幼い頃に両親を亡くし、孤児として育ちました。また、彼女は、周囲から差別や偏見を受けながら生きていました。

そんなある日、カイアは、町の雑貨店主の息子であるテイトと出会います。テイトは、カイアに優しく接し、彼女はテイトに恋をします。しかし、テイトは、カイアの過去を知り、彼女を拒絶してしまいます。

その後、カイアは、町を出て、雑誌の編集者として働き始めます。彼女は、自分の過去を乗り越え、幸せな生活を送っていました。

しかし、ある日、カイアは、町で起こった殺人事件の容疑者として逮捕されます。殺されたのは、テイトの兄であるチェイスです。

カイアは、自分が殺人犯ではないと主張しますが、証拠は乏しく、裁判では有罪判決が下されます。カイアは、刑務所に入れられてしまいます。

しかし、カイアの弁護士は、再審を請求します。そして、再審で、カイアは無罪を勝ち取ります。

カイアは、無罪を勝ち取った後、テイトと結婚し、幸せな生活を送ります。しかし、カイアは、チェイスの死をずっと引きずっていました。

そして、カイアは、老年になり、亡くなります。

ザリガニの鳴くところ(映画)ネタバレ考察まとめ

映画の結末では、カイアが犯人であることが明かされます。

しかし、原作小説では、カイアが殺意を固めた心の動きが詳しく描かれています。その描写から、カイアが単独で犯行を実行した可能性は低いと考えられます。

そのため、映画では、テイトが共犯者である可能性も示唆されています。

なお、チェイス殺人事件の裁判では、村の弁護士がカイアの無実を証明するために奔走してくれます。

チェイスは、カイアを連れて行ったことのある展望台タワーから落下死。

指紋も足跡も残されておらず、赤い毛糸クズだけが物証です。

母親の証言で、朝にチェイスがつけてた小さな貝ペンダントが遺体にはなかったそう。

カイアの家でも発見されずに。

チェイス死亡日の朝、カイアは離れた街へバスで行く姿が目撃され、夜に出版社と会合後に宿泊したためアリバイが成立しました。

カイアは弁論を拒否し、弁護士は「色眼鏡で見ず、事実のみで判断してほしい」と陪審員にうったえます。

結果、カイアの無罪が確定しました。
カイアは兄の家族と会い、雑貨店主の葬式も出て、出版も重ね、結婚したテイトと幸せに暮らします。
年老いたカイアは、ザリガニの鳴くところ(湿地帯)で、母に会い静かに息をひきとります。
遺品整理中にテイトは、チェイスについて書かれた日記帳から「生きるために捕食者を狩ることもある」のメモと貝ペンダントを見つけます。
チェイス殺人事件の真犯人はやはりカイアでした。

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