エックスバー(平均値xバー)/文字の上にバー打ち方は?
統計で平均値を表すXバー(Xの上に棒/文字の上にバー)という記号がありますが、ワードやエクセルで入力するにはどうすればいいでしょうか?
エックスバー(平均値xバー/文字の上にバー)打ち方・入力方法|ワード・エクセルは?
ワードやエクセルでエックスバー(平均値xバー/文字の上にバー)打ち方についてWindows限定となってしまいますが3つあげます。
アクセント記号
MS Reference Sans Serif
バッククォートをフォントSymbolで入力
アクセント記号
- 「Alt」+「Shift」+「=」キーを入力
- アクセント記号で「横線」を選択しxを入力
これで横線以外にもオーバーラインにも対応できます。
ただし、アクセント記号は小文字にはつかないので、数式ツールでインライン数式(文中数式)として挿入しましょう。数式っぽいフォントも選べます。
MS Reference Sans Serif
[挿入]ー[記号と特殊文字]からフォントを”MS Reference Sans Serif”として、文字コードF7C2あるいはF7C3(Unicode16進)の文字を入力する方法です。
バッククォートをフォントSymbolで入力
「`」(シングルクォート「’」ではありません。バッククォートの方です。)をフォントSymbolで入力して、それに続けて普通のフォントで「x」を入力するという方法もあります。
まとめ:エックスバー(平均値xバー/文字の上にバー)打ち方・入力方法|ワード・エクセルは?
ワードやエクセルでエックスバー(平均値xバー/文字の上にバー)の入力方法について「MS Reference Sans Serif」を指定する場合、先にフォントボックスに「MS Reference Sans Serif」とコピペしておきましょう。
f7c2
と入力してAltキーを押下しながらxを押下すれば、
小文字xバーに。
f7c3
と入力してAltキーを押下しながらxを押下すれば、
大文字xバーに。
それぞれ、ExcelやWordで入力できます。
これらの方法で入力できなければ、ルビの機能を使う方法もあります。
小文字には、アンダーバーを
大文字には、ダッシュをルビに指定しています。
数式ツールは使いたくないのなら unicode 0305 , 033F の、COMBINING OVERLINE、COMBINING DOUBLE OVERLINEを使ってxに重ねて表現します。
Word なら x0305のように半角でタイプして0305を選択して alt+x で入力できます。
Excel とかだと、適当な入力方法がないので、あらかじめ単語登録しておくなどするといいかもしれません。
アクセントで入力する場合の手順は
1.挿入 → 記号と特殊文字 → 数式をクリック
2.数式ツール → デザイン → 構造 → アクセント
3.横線をクリック → 四角にxを入力
まず、文字を入力したいところにカーソルを置く→<挿入>
→<記号と特殊文字>グループの→<数式>のπの文字の部分をクリック(下の▼部分はダメ)
→<数式ツール>の<デザイン>タブ→<構造>グループの<アクセント>
→一覧から<横線>を選択→点線の四角部分をクリックして、四角だけが選択されることを確認(上の横線まで選択されるとダメ)
→Xを入力する。→右下の▼をクリック→2次元形式を選択→外部をクリックすると確定する。
文字の上にバーの打ち方・入力方法
文字の上にバーの打ち方・入力方法には次のようなやり方もあります。
xの上に「-」の横棒を付ける場合
1)xを指定して、リボンの「ホーム」タブ→「ア亜」▼をクリックして、
2)「ふりがなの表示」をクリックします、(何も表示はされません)
3)そのままで、今度は「ふりがなの編集」をクリックします
4)小さいxが表示されますので、アンダーバー_(Shift+ろ)を入力します
5)「ふりがなの設定」で配置を「中央揃え」にして、
6)同じく「ふりがなの設定」の「フォント」で文字の大きさを調整します
7)y×x/zのような式を作るときは、上の手順でエックスバーを作成してから、または作成したエックスバーをコピーしてから、他の文字を追加してください