「クリスマスにはシャケを食え」とは何が由来になっているんでしょうか?
特撮が元ネタと言われていますが、どの作品で脚本は?
クリスマスにはシャケを食え由来は?元ネタ脚本は?
謎の新習慣「クリスマスにはシャケを食え!」とは 影響は特撮界から「農水省」にも…?
3年前に放送された「スーパー戦隊」作品が発端に
数年前からクリスマスが近くなると、「クリスマスにはシャケを食え!」というコメントをネットなどで見かけることがあります。知らない人は「ポカン」とするコメントですが、それは今からちょうど3年前の2018年12月23日に放送された作品に理由がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/27550dc0e778bf6152b5a995ba7bde47b978935b
「クリスマスにはシャケを食え」というセリフが登場したのはスーパー戦隊シリーズ第42作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第45話「クリスマスを楽しみに」
脚本を担当したのは独特のギャグセンスに定評のある大和屋暁さんでした。
父の大和屋竺は、鈴木清順作品やアニメ『ルパン三世』等を手掛けた脚本家
2005年の『魔法戦隊マジレンジャー』から実写特撮ヒーロー作品から参加するようになりました。
第45話「クリスマスを楽しみに」では、主人公らが14,15話で出てきた保育園で颯太からクリスマスパーティーの招待状を受けます。
「みんなで一緒に、チキン食べよう!」と買出しに出かけたところ、怪人(ギャングラー)が出現。
「我が名はサモーン・シャケキスタンチン!今年のクリスマスは鮭一色に染めてやる!!」とフライドチキンや焼き鳥を食べている人々を襲います。
「ノーモアチキン!!チキンの代わりに鮭を食べろ!!切り身配り!ポポポイポイ!」
なんと一瞬で鮭切り刻んで焼いて…その焼き鮭を人々の口に放りこむと「クリスマスにチキンを食べるなんて許せない!日本人なら鮭を食え!」
■あらすじ
知り合いの幼稚園でクリスマスパーティーに招待された咲也。チキンが大好きとはしゃぐ園児たちのためにも、落ち込んでいる圭一郎とつかさを元気づけるためにも、美味しいチキン料理を手に入れようと、ジュレの透真に調理を頼み、魁利と二人で買出しに向かうが、そこにギャングラー、サモーン・シャケキスタンチンが現れて…
一方、国際警察はこれまでのギャングラーの化けの皮が、都内で失踪していた人間であったことを突き止める。「ナリズマの言っていたことは事実なのか…」と肩を落とすが、圭一郎があることに気付き…
ちなみに、大和屋暁さが担当した第27話では「武突参流古武術」なる古武術道場でなんと創始者・小紫庄右衛門も一緒になって全員レオタード姿で運動するなどコミカルな回として話題となりました。