薬剤師国家試験108回(国試)は下記のような日程・内容で行われました。
■日程
令和5年2月18日(土曜日)及び 同月19日(日曜日)
■試験内容
【第1日目】
9:30~11:00 必須問題試験(物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務)
12:30~15:00 一般問題試験(薬学理論問題)(物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理)
15:50~17:45 一般問題試験(薬学理論問題)(薬理、薬剤、病態・薬物治療)
【第2日目】
9:30~11:35 一般問題試験(薬学実践問題)(物理・化学・生物、衛生)【実務】※
13:00~14:40 一般問題試験(薬学実践問題)(薬理、薬剤)【実務】※
15:30~18:00 一般問題試験(薬学実践問題)(病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務)【実務】※
※ 【実務】は、実務以外の科目と関連させた複合問題として出題されるもの
■試験科目
○必須問題試験
物理・化学・生物
衛生
薬理
薬剤
病態・薬物治療
法規・制度・倫理
実務
○一般問題試験
薬学理論問題試験
物理・化学・生物
衛生
薬理
薬剤
病態・薬物治療
法規・制度・倫理
薬学実践問題試験
物理・化学・生物
衛生
薬理
薬剤
病態・薬物治療
法規・制度・倫理
実務
■薬剤師国家試験の出題基準
(1) 出題領域
出題領域については、薬剤師法施行規則(平成22年1月一部改正)の規定により、「物理・化学・生物」、「衛生」、「薬理」、「薬剤」、「病態・薬物治療」、「法規・制度・倫理」及び「実務」の7領域とした。
(2) 出題項目
今回の出題基準見直しの基本的考え方は、薬学教育モデル・コアカリキュラム等を基本とし、医療や制度の現状を考慮し策定したものである。なお、各領域の出題項目は、現行の出題基準の体系を参考に、必要に応じて項目間の入れ替え等を適切に行った上で、「大項目」、「中項目」、「小項目」及び「小項目の例示」として整理したものであり、必ずしも薬学教育モデル・コアカリキュラム等の記載順等に対応するものではない。
また、出題項目は、あくまでも出題に際し、準拠すべき基準であって、出題がすべてこの範囲に拘束されるものではない。
薬剤師国家試験108回解答速報(国試)
2023年の第108回薬剤師国家試験(国試)の解答速報は
twitterのハッシュタグ「#薬剤師国家試験解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
2022年の第107回薬剤師国家試験対策予備校の薬学ゼミナールでいち早く解答速報がまとめられました。
薬剤師国家試験の受験生には「メディセレ」の解答速報はおなじみじゃないかと思います。
他にもtwitterのハッシュタグ
「#薬剤師国家試験」
「#薬剤師国家試験解答速報」
「#薬剤師国試解答速報」
「#薬剤師国試」
で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
薬剤師国家試験108回(国試)の解答割れ,合格点は?
随時更新
薬剤師国家試験の試験科目は
■必須問題試験
[物理 化学 生物/衛生/薬理/薬剤/病態 薬物治療/法規 制度 倫理/実務]
■一般問題試験
・薬学理論問題試験[物理 化学 生物/衛生/薬理/薬剤/病態 薬物治療/法規 制度 倫理]
・薬学実践問題試験[物理 化学 生物/衛生/薬理/薬剤/病態 薬物治療/法規 制度 倫理/実務]
問題数は、「必須問題」が90問、「一般問題(薬学理論問題)」が105問、「一般問題(薬学実践問題)」が150問の合計345問です。
合格基準は第104回薬剤師国家試験以降、以下のすべてを満たすこととされています。
(1)問題の難易を補正して得た総得点について、平均点と標準偏差を用いた相対基準により設定した得点以上であること。
(2)必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること。
第106回までの薬剤師国家試験の合格率は次のようになっています。
開催回 合格率 受験者数(人) 合格者数(人)
第106回 68.66% 14,031 9,634
第105回 69.58% 14,311 9,958
第104回 70.91% 14,376 10,194
第103回 70.58% 13,579 9,584
第102回 71.58% 13,243 9,479
第101回 76.85% 14,949 11,488